tag:blogger.com,1999:blog-47704295938429089732024-03-14T02:16:07.505+09:00なりぽん@厭離穢土別庵Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.comBlogger493125tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-24668336477619562962012-04-22T20:55:00.000+09:002012-04-22T21:26:10.482+09:00‘you know’を連発する宮里藍は‘有能’~祝・今季初優勝~<div style="text-align: left;">
宮里藍が今季初優勝を成し遂げた。<br />
彼女は私のスポーツ観戦3大ポートフォリオのひとつであるが、<br />
松井秀喜がユニフォームを着ることもできず、浅田真央も不本意な結果でシーズンを終えた現状では、唯一のアクティヴな銘柄と言える。</div>
<div style="text-align: left;">
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
今日も幸いゴルフネットワークでややディレイの中継があったので見入っていた。<br />
途中でリードを守れ切れず三つ巴の展開になりかけたが突き放し、<br />
最後は楽な表情で最終ホールに臨んだ。</div>
<div style="text-align: left;">
優勝の瞬間を喜ぶと同時に私は彼女の優勝インタヴューに期待して、<br />
音声は英語オンリーに切り替えていた。<br />
ところが残念ながら何故か放送されたのは日本語のインタヴューだけだった。</div>
<div style="text-align: left;">
今シーズン何度か聞いた彼女の英語でのインタヴューで気付いたが、<br />
‘you know’を連発する。</div>
<div style="text-align: left;">
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
野球選手のインタヴューでも乱発する人は多い。<br />
‘you know’‘great’‘special’‘happy’だけでしゃべっている奴もいる。<br />
有り体に言えば無内容なことが殆どだ。</div>
<div style="text-align: left;">
一般的に‘you know’を使い過ぎると色々な意味でレヴェルの低い人間と看做される<br />
恐れがある。<br />
そういう観点からすれば藍ちゃんも自重すべきかもしれない。</div>
<div style="text-align: left;">
ところが藍ちゃんシンパの私としては彼女の‘you know’連発こそ、<br />
彼女が‘有能’であることの証左のような気がするのだ。</div>
<div style="text-align: left;">
常に向上心を持って物怖じせずに挑戦する姿勢。<br />
頭で覚えようとするだけでなく実際の経験を通じて学ぶ‘習うより慣れろ’の精神。<br />
失敗も成功の肥やしと考えるポジティヴ思考。</div>
<div style="text-align: left;">
彼女のゴルフが成長してきたのも英語が上達したのも、<br />
まさにこうした哲学の結果なのではないか。</div>
<div style="text-align: left;">
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
この大会はハワイで行われていたのでセレモニーではフラダンスを踊らされていたが、<br />
ここでも臆することなく溶け込んで最後は立派なフラ・ガールになっていた。</div>
<div style="text-align: left;">
因みにベッカムも‘you know’を連発することで有名で<a href="http://www.youtube.com/watch?v=Fe8_x4HwV7w" target="_blank">youtubeに動画</a>があがっている。</div>
<div style="text-align: left;">
<br /></div>Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-6471266229556132882012-02-10T09:09:00.000+09:002012-02-13T09:13:33.461+09:00lightとrightを‘ライト’で一緒くたにするフレッツ光の無分別CM~応諾したイチローを訝る~今日のネタにするのはNTT東日本フレッツ光のCMなので西の人はテレビでは見られない。<br />先ずはここにいって<a href="http://www.ntt-east.co.jp/gallery/tvcm/cm017_30s.html">「光デビュー応援」篇</a>をご覧あれ。<br /><blockquote><br />「イチローさん、すご~い」<br /><br />「プロでライトやってるんで」<br /><br />「ダジャレだ、すご~い」<br /></blockquote><br />lightとrightを‘ライト’で一緒くたにしている。<br />サイトの説明では<br />‘イチローさんとフレッツ光ライトに隠された共通項?’としているが、<br />この無分別さに呆然とする。<br /><br />まるで昭和中期に漫才師がやっていたお寒いノリだ。<br />ネットで世界の情報が容易く入手できる時代になり、<br />その担い手になる筈の企業のCMがこれとは・・・。<br />賛否両論があるとはいえ英語を社内公用語にする日本企業が現れたり、<br />大学の秋入学が検討されたりする時代に逆行し過ぎだろう。<br /><br />それにしてもイチローがよく応諾したと訝る。<br />彼は良く言えば何事にも一家言ある男。<br />普通に言えばエキセントリックなコメントで注目を集めたがる目立ちたがり屋。<br />悪く言えば簡単なことを難しく表現しようとして墓穴を掘るナルシスト。<br /><br />台本を見せられて<br />‘メジャーに10年以上いるボクにこのダジャレは無理があるでしょう。<br />みなさん、日本人の主食はriceとlice(シラミ)って言って笑えますか?’<br />ぐらいのことを言ってやれば良かったと思うのだが・・・。<br /><br />それともCM中に意味も無く‘イチローさん、すご~い’を連呼させて、<br />視聴者の脳への刷り込み作業を行うことで両者の利害が一致したとかあるのだろうか。<br />だとしたらこれぞまさに‘電通支配’だ。<br />因みに製作責任者は電通100%出資会社の社長。Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-67228114398319684182012-02-04T06:53:00.001+09:002012-02-19T21:20:20.489+09:00MLB.TVの年間契約はキャンセルしないと自動更新されるぞ~特に松井秀喜ファンは要注意~MLB.TVに関してはこのブログでも再三取り上げてきた。<br />2009年シーズンの途中でいわゆるblackout規制の対象外になってからは、<br />じわじわと日本からの加入者も増えている感じだ。<br />このブログの何人かの読者の中からも‘加入しました’報告があった。<br /><br />さてそのMLB.TVだが2011年シーズンに年間契約をした人は、<br />注意すべきことがひとつある。<br /><br />年間契約が2012年シーズンも‘自動更新’されるシステムになっていることだ。<br />私の記憶に間違いがなければ、それ以前は加入時点で自動更新を拒否することが<br />選択可能だったが、昨シーズンから‘改悪’された。<br /><br />MLBファンならどうせ契約するんだから自動更新されても無問題とも言えるが、<br />松井秀喜ファンにとっての今季はそう単純ではない。<br />松井秀喜がどこでどうプレイできるか全く見えないからだ。<br /><br />MLBファンを気取りながら、その実そのエネルギーの源を松井秀喜に激しく依存している私の場合、<br />MLB.TVが‘無用の長物’になる可能性は否定できない。<br /><br />そこで自動更新をキャンセルしてみた。<br />やり方は簡単だ。<br />MLB.com にログインしaccount profileの中にある"Audio/Video Subscriptions"を選ぶ。<br />現在契約中であることが表示されるが、下の方にあるキャンセルボタンをクリックすると<br />次のページに進む。<br />‘Cancel Reason’を選ぶ。<br />まあ実質的には以下の2択だが、別に何にしようが構わない。<br />・Only wanted to watch last season<br />・Will buy later in the season<br /><br />同意するにチェックを入れて青いボタンのCancelをクリックすれば完了。<br />その場の画面上で<br />2012 MLB.TV Premium Yearly Automatic Renewal Cancellation Confirmation<br />確認できるほか、<br />Subscription Notificationという件名のメールが自動配信で届く。<br /><br />キャンセル後も2月28日まではアーカイヴを観る事は可能だし、<br />自動更新するのとキャンセル&再加入で料金的な違いはない筈だ。<br /><br />私はキャンセルの理由を1番目にしたが、これによってマーフィーの法則が発動し、<br />土壇場での松井秀喜の電撃的な契約が実現することを願っている。<br />但し敵もさるもので‘洗車をして雨を降らすことはできない’と警告しているから、<br />効果は限定的だろうが、まあ気は心ってことで・・・(^_^.)<br /><br />≪追加情報≫<br />記事の中では料金的に違いはない筈だと書いたが実際は違った。<br />プレミアムは今年$5値上げされて$124.99になったが、<br />自動更新だと去年と同じ$119.99だそうだ。<br />(2月19日)Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-64289963157456498582011-12-26T09:18:00.000+09:002011-12-26T09:19:10.657+09:00やっぱりつくづく真央はいい~涙腺崩壊なき全日本選手権優勝~浅田真央が全日本選手権で優勝した。<br />個人的には世界選手権代表の権利取りという位置付けで従来はそれほど燃えなかったが、<br />何かと‘不作’だった今年のスポーツ観戦の締めくくりとしてはなかなかだった。<br /><br />それにしてもやっぱりつくづく真央はいい。<br /><br />フィギュアスケートというスポーツにどこまで興味があるか自分でも量りかねるが、<br />浅田真央については観れば観るほど応援したくなる衝動に駆られるのだ。<br />彼女が引退したら、今のように真剣に観戦することはないだろう。<br />要するに単なるミーハーと言われればそれまでだが、彼女に魅了されている人間は私の周りにも多い。<br />かみさんもその1人だ。<br />食事の時以外は家庭内別居状態でお互い勝手に好きなアスリートを応援しているが、<br />浅田真央に関しては完全一致だ。<br />クリスマスだし居間で一緒に応援する手もあったが、<br />メインディッシュの鱈白子鍋をやっつけた時点では出番まで相当間があった。<br />結局自分の部屋へ退散したがテレビのスペックが良いというのは表向きの理由で、<br />本音は涙腺が崩壊することを危惧したからだ。<br /><br />ところが実際には涙腺崩壊どころか涙は一滴も出なかった。<br />じっくりと彼女の演技を観て、つぶさに彼女の表情を観察した。<br />優勝が決定した瞬間も笑顔を見せた表彰台も粛々と応える優勝インタヴューでも<br />‘大丈夫’だった。<br /><br />真央ちゃんが人間が味わう最上級の悲しみに襲われたことは事実だ。<br />ただそれを殊更強調し、安易に或いは故意に関連づけたがるメディアに対する反発が<br />私の涙腺を一時的に強くしたのかもしれない。<br /><br />あとは終わってみればやはり国内大会という印象が強い。<br />優勝の感激が余り湧いてこない。<br />3月の真の大舞台で果敢に攻めて表彰台の真ん中に立つ姿を拝めたら<br />涙腺崩壊間違い無しだろう。Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-69534336153478954322011-11-17T21:43:00.000+09:002011-11-17T21:44:36.846+09:00サントリーのオールフリーでダイエット~肝機能も大幅改善~私は無類のビール好き、それも特定の銘柄に(異様に)拘る人生を送ってきた。<br /> 発泡酒が発売された時も一応試したが話しにならないと一蹴、<br /> 所謂第三のビールについては歯牙にもかけなかった。<br /> そんな男が実は今年の初めから大好きなアサヒのスーパードライを封印し、<br /> サントリーのオールフリーを飲んでいる。<br /> <br />きっかけは大腸ポリープ手術後の禁アルコール期間だった。<br /> 大手3社のノン・アルコールを試したが、オールフリーが一番マシだった。<br /> 解禁後も休肝日用に採用していたがその後基本毎日飲むようになったのだ。<br /> 理由は体重が減ったからだ。<br /> 結局最大で6kg減、今はマイナス5kgの圏内で安定している。<br /> ‘オールフリーでダイエット’と断言できるほどの因果関係があるかどうかはわからない。<br /> 私の成功事例を聞いて真似てみたがそれほど効果が無い知り合いもいるからだ。<br /> <br />その点、肝機能の改善は完全にオールフリーのお陰だろう。<br /> 心臓の担当医の勧めで2007年から年2回腹部エコーの検査を始めたが、<br /> 脂肪肝(severe)と判定され、その後も特に変化が無かった。<br /> <br />まあ普段何もせず試験が近づくと2週間ぐらいにわか勉強しても<br /> 受かりっこないわな・・・(>_<)<br /> <br />その点今年は毎日きちんとコツコツ勉強している。<br /> 5月のエコー検査では脂肪肝の程度がsevere→moderateになった。<br /> 肝機能の代表的な検査項目であるAST(GOT)、 ALT(GPT)、γ-GTPでは、<br /> 最初のふたつが一挙に基準値内に収まったのだ。<br /> γ-GTPも140台から80台へ急落。<br /> <br />そして今回の検査では脂肪肝がmoderate→mildに・・・(^O^)/<br /> AST(GOT)は64→29→24、ALT(GPT)は82→36→31とさらに良化。<br /> γ-GTPはまだ基準値に達していないがそれでも143→84→73と自己ベストを更新中だ。<br /> <br />これには担当医もかなり満足な様子。<br /> 今まで何度言っても勉強しなかったダメ生徒が突然覚醒したことに驚いている感じだ。<br /> <br />驚くと言えば、5キロ痩せたと言われて‘えっ、痩せてこれ?’という反応を見せる人も多い。<br /> 客観的には所詮誤差の範囲でデブはデブなのだ。<br /> 唯一鋭かったのはいつも通っている床屋のオバちゃんで直ぐに気付いてくれた。<br /> <br />まあ、一番‘実感’しているのはお蔵入りしていたのに出番がやってきた<br /> チノパンのボタンかもしれない。<br /> <br />因みにアルコールに関しては、ビールをやめてオールフリーにした以外は全く変えていない。<br /> 日本酒、ワイン、ブランデー、ジン、ウォッカ、シェリー等は‘適量’嗜んでいる。Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-41915236432496674712011-10-26T21:40:00.000+09:002011-11-17T21:43:28.198+09:00北杜夫の訃報に接して~40年前の思い出の品を探したが・・・~作家の北杜夫が亡くなった。<br /> 今朝その訃報を知って、午後はずっとある探し物をしていた。<br /> 中学の時、彼の大ファンだった私は年賀状を出したことがある。<br /> 今の時代からすれば実に無防備だが当時は本屋から貰った出版社の手帳の附録として<br /> 著名作家の住所録が掲載されていたのだ。<br /> 恐らく年末に手に入れた手帳で偶然住所を知って衝動的に出したのだろう。<br /> どんな拙い文面だったか全く覚えていないが、ひとりの少年が懸命に何かを伝えようと考えた筈だ。<br /> 何とか本人が読んでくれればいいと願っていたに違いない。<br /> すると、どうだろう。<br /> なんと本人直筆の年賀状が返ってきたのだ。<br /> 作家特有の極太の万年筆と思われる字で‘北 杜夫’と署名してあった。<br /> 宛名は別の筆跡だったから多分別の人が機械的に処理したのだろう。<br /> <br />それでも少年は特に地方に住む少年は大いに感動したものだ。<br /> <br />綾小路きみまろじゃないが‘あれから40年’<br /> 北杜夫は84歳で生涯を終え、こちらは心臓に障害を負う病人だ。<br /> 幸いにも実家に戻ってきているから‘現物’を見つけられるかもしれない。<br /> 私の性格から言って絶対捨てる筈はないし、かといって上京する時の限られた荷物に<br /> 属する程の物でもない。<br /> 両親とも他界しているからヒントは貰えない。<br /> <br />懸命に探したが思い出の品は見つけられなかった。<br /> 地層に例えるなら明らかにその時代の物が入っている色々な‘化石’は発見できたが、<br /> その周辺には見当たらなかった。<br /> あの年賀状をスキャンしてブログに貼り付けようという目論見は外れたが、<br /> 証拠がないから思い出もなくなった訳ではない。<br /> <br />それにしても何故今年だったのだろう。<br /> <br />~杜の都揺れし年に<br /> 北杜夫枯れる~Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-55509812528787136322010-08-15T23:50:00.000+09:002010-08-16T00:52:18.063+09:00めでたさが中くらいにもならずおらが夏~松井秀喜が打ってLAA快勝も終戦モードは変わらない~松井秀喜が先制の2ランHRを含む4の4と大爆発、LAAは快勝、TEXは負け。<br />世が世なら嬉々としてブログの更新をする条件がそろっているが実際はそうでもない。<br /><br />‘めでたさも中くらい’どころか‘中くらいにもなれない’のが実感だ。<br />酷暑が続く日本だが‘おらが夏’は実に寒々としている。<br />理由は簡単だ。<br />松井秀喜の所属するLAAのプレイオフ進出は常識的にはほぼ絶望、<br />8月の頭には終戦モードに突入したからだ。<br />松井自身も全く冴えず至る所から戦犯扱いの声が聞こえてくるだけでなく、<br />メジャーリーガーとしての来季以降の存在そのものが脅かされている感じだ。<br /><br />過去7年NYYで恵まれていたと言えばそれまでだが、<br />プレイオフのステージに臨めない野球はモチベーションを保てない。<br />勝っても負けても大勢に影響が無いと思えば観戦していても燃えない。<br /><br />実は昨日の試合は松井がスタメンを外れたことを知った時点で観ないことを決めた。<br />2005年MLB.TVを導入して以来松井が出場しなくても全試合視聴を続けてきた私にとっては<br />大きな決断でそのことをブログで取り上げようと思ったほどだ。<br />矢張り、せめて9月の半ばぐらいまでそれなりの可能性を残して<br />ドキドキ、ハラハラ、ワクワクを味わいたかった。<br /><br />自慢じゃないが(と言う時はほぼ自慢だが)ディーラーを20年近くやった人間だから<br />逆境時のセルフ・マネージメントには慣れているつもりだ。<br />ただそれらは相場と言う得体のしれないものを相手にはしているものの、<br />自分で判断し決断し責任を果たすことが可能だ。<br /><br />誰かを或いは何かを応援する行為は自分ではその結果に関して直接的には何も関われない。<br />ただひたすら願い、祈るしかないのだ。<br />逆にその限界性が人を更に惹きつけるのかもしれない。<br /><br />まあ私も服喪期間に入って2週間以上経つからそろそろ‘戦後処理’が出来そうな気もするが、<br />‘まだ戦後は終わっていない’=(奇跡の大逆転優勝)のシナリオは流石に描けない。<br /><br />どうせ非現実的なシナリオならウエーバー公示で8月末まで(プレイオフ・ロースターの期限)に<br />NYYへ電撃トレード。<br />ちゃっかり2個目のリング獲得、2年連続のWSMVPを目指す方がいいかな・・・(^。^)Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-75811546620123370462010-07-21T16:14:00.003+09:002010-07-21T16:23:58.237+09:00超久々の松井秀喜のHRに‘セイヤッ!’~ヤンスタとYES(my9)の実況で味わう‘我が家’感覚~チーム(LAA)が勝利し松井秀喜が活躍した時だけこのブログを書くことにしているが、<br />その2条件を最後に満たしたのは6月27日。<br />下手をすると1ヶ月経ちそうだがそれだけチームの勢いが無く松井も精彩を欠いていた。<br /><br />そしてやっと今日久々に野球ネタを取り上げることが出来た。<br />SEAとの4連戦はSWEEP可能だったのに最後に実にアグリーな敗戦を喫し、<br />強豪NYY相手では苦戦必至だと思われたが大勝した。<br />松井も超久々のHRをかっとばした。<br />1死1,3塁、1死満塁の絶好のチャンスでは最低限の仕事も出来ずに<br />RBI Guyを名乗るには物足りなさもある。<br />ただHRを打てそうな感じが全く感じられない日々が続いていたから素直に感激したのも事実だ。<br /><br />それにしてもやはりヤンキースタジアムはどこか‘我が家’の感覚を与えてくれる。<br />4月のリング・セレモニーでの感動的なオベーションに続き<br />今日の試合でも松井が打席に入る時のファンの大きな声援には愛を感じる。<br />LAAの先発メンバーには3人の元ヤンキーがいたが全然扱いが違う。<br /><br />個人的にはYES(my9)の実況を聴くと‘我が家’に戻ってきた感じになる。<br />とにかく情報量の豊富さ取り上げる話題の多様さで群を抜いている。<br />今日のメンツはマイケル・ケイ、ケン・シングルトン、ポール・オニールといった3強が揃った。<br /><br />松井のHR実況でマイケルの‘セイヤッ!’を耳にできたが、<br />それが微妙にテンションの低い‘敵ヴァージョン’なのも一興だ。<br />彼等は松井に関してだけでもどれだけのことを話しただろうか。<br />LAAのFSWよりはるかに松井のことを把握している。<br />オニールが真っ先に話題にしたのは、試合前にヤンキースの元チームメイトに挨拶に来た<br />松井の英語力の完璧さだった。<br /><br />そうなのだ、松井にとってもヤンキースはまさに‘我が家’感覚なのだろう。<br />極自然に友人に会いたい気持ちが素直な行動になる。<br />どっかの日本人選手とのぎこちなさとは真逆だ。<br /><br />さてNYYがLAAを苦手にしているのは今年の対照的なチーム状態でも有効。<br />明日今季の‘最終戦’をものにして5勝3敗にしたいものだ。<br /><br />最終戦?<br />松井にとって再び‘我が家’に戻るためにはポスト・シーズン進出が必要だが、<br />なかなか負けないTEXに苦労している。<br />このシリーズの後の直接対決で叩くしかないが、<br />ゲレーロとの対比においても松井がキーになることは間違いない。<br /><br />要するに私が毎日ブログ更新しなければならない羽目に陥って<br />悲鳴を上げる展開になればいいってことだね・・・(^。^)Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-44373227076588665832010-07-13T10:17:00.001+09:002010-07-14T10:24:25.131+09:00まだまだ・林美雄を忘れない~‘帰り来ぬ青春’の真っ只中で遭った男~林美雄の命日で1年の月日の長さを知るようになって何年目だろう。<br />彼との関わり合いについては既に過去に書き尽くしたので残念ながら新しいネタは無い。<br /><br />最初に訃報を聞いた時に比べれば故人に対する思いが薄れているのも認めざるを得ない。<br />それでもこうして年に1回は書きたくなるのは何故か。<br /><br />ネット上に存在するミドリブタ信者の多くが当時(中学生)、高校生、<br />大学生としてリスナーだった人達だ。<br />いわゆる青春真っ只中にこの男に遭ったのだ。<br />既成の価値観に囚われずに独自のテーストで新しいものを発掘してくる彼に魅了され<br />大いに感化された。<br />それがその後の個々の人生にどう影響を与えたかは様々だろうが、<br />林美雄に心酔していたあの時代が懐かしくて堪らないことは共通しているのではないか。<br /><br />私は映画やドラマは節操無く新しいものを観るが、<br />音楽に関しては自分が愛するお気に入りを繰り返し聴く。<br /><br />その中にシャルル・アズナヴールの‘Yesterday When I Was Young’というのがある。<br />フランス語では‘Hier Encore’ 邦題は‘帰り来ぬ青春’だ。<br />長い時間が経過しているのに‘yesterday’と言うのがなかなか素敵だ。<br />日本語でも遠い昔のことなのに‘昨日のことのように’と言うのと同じ感覚なのだろうか。<br /><br />アズナヴールが40歳の時にリリースしたらしいが、<br />奇しくも私が林美雄氏と一緒に飲む機会に恵まれた年齢とほぼ同じだ。<br />他にも色々な歌手が歌っていて<a href="http://www.youtube.com/results?search_query=YESTERDAY+WHEN+I+WAS+YOUNG+&aq=f">YouTube</a>だけでも相当ヒットするが、<br />個人的には素直にアズナヴールの英語ヴァージョンが劇的で最も好きだ。<br /><br />もう何十年も何度となく聴いているが、飽きるどころか寧ろ自分の人生の中で熟成している感じだ。<br /><br />帰り来ぬ青春への憧憬は歳を重ねるとともに深まる。<br />私の場合は特に病気によって貧弱な現在しかないからなおさらなのかもしれない。<br />どこかであの頃の自分のアイデンティティを求めている。<br />林美雄の価値が維持されているのもこうした要因があると思われる。<br />しかも青春と同様に彼自身が‘帰らぬ存在’になったことで更に強烈になった。<br /><br />青春に関しては誰もが後になって気付くことが多い。<br />ここは素直に<a href="http://www.meigensyu.com/tags/view/1115/page1.html">先人の英知</a>に学ぼう。<br /><br />まあ、これは今の素直な感情。<br /><br /><center>ああ!青春・・・ 人は一生に一時しかそれを所有しない。 <br />残りの年月はただそれを思い出すだけだ。(A・ジイド)</center><br />少し斜めから分析するとこれか。<br /><br /><center>「青春が楽しい」というのは迷想である。 青春を失った人達の迷想である。(サマセット・モーム)<br /><br />青春の特権といえば、一言も以ってすれば無知の特権であろう。(三島由紀夫)</center><br />同い年の連中と飲みながら話すと懐かしさとは別にこういう感覚もある。<br /><br /><center>私も青春のことを懐かしみ、若い人を羨むことがあるが、<br />しかし、もう一度若くなって世の中を渡ってこなければならぬと思うと、 <br />何よりも先に煩わしい思いがする。(正宗白鳥)<br /><br />青春の時期は、いつの時代でも恥多く悩ましいものだ。 <br />もう一度やれと言われてもお断りしたい。(吉行淳之介)</center><br />今年から東京で学生生活を始めた息子に言うとしたらこれ。<br /><br /><center>青春は短い。宝石の如くにしてそれを惜しめ。(倉田百三)</center><br />そしてその昔卒業したら何になりたいと訊かれると‘詩人’と嘯いて<br />周りを煙に巻いていた自分を嘲笑うような至言はこれだ。<br /><br /><center>二十歳のときに詩人であるものは、詩人ではなく、ただの人間にすぎない。<br />二十歳を過ぎて詩人であれば、そのときかれは詩人である。(ペギー)</center><br /><br /><br /><a href="http://nariponism.blogspot.com/2005/07/blog-post.html">林美雄を忘れない~あの夏の光と影は何処へ逝ってしまったの♪~<br /></a><br /><a href="http://nariponism.blogspot.com/2005/07/blog-post_12.html">続・林美雄を忘れない~愛はいつも束の間、今夜遠く旅立つ♪~<br /></a><br /><a href="http://nariponism.blogspot.com/2005/07/blog-post_13.html">続々・林美雄を忘れない~それは小林千絵ちゃんのお陰だった~ </a><br /><br /><a href="http://nariponism.blogspot.com/2007/07/blog-post_13.html">又・林美雄を忘れない~あれから5年、命日には線香一本、花一輪~</a><br /><br /><a href="http://nariponism.blogspot.com/2008/07/blog-post_13.html">又々・林美雄を忘れない~年に一度はミドリブタの美声と懐かしさに浸る~</a><br /><br /><a href="http://nariponism.blogspot.com/2009/07/blog-post_13.html">まだ・林美雄を忘れない~元気なミドリブタに会える映画2本「太陽を盗んだ男」「ザ・レイプ」~</a>Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-55750009899862854152010-06-18T22:30:00.001+09:002010-06-18T23:08:00.457+09:00サンデーモーニングで正論を吐いた江川紹子に逆切れし降板を要求した張本勲~それを受け入れたTBS体質~TBSのサンデーモーニングの張本勲の言動については何度も疑問を抱き、<br />際立った時は直接電凸し担当のKディレクターと話をした。<br />この1年足らずでブログで取り上げたのは4度だが、<br />メールで苦言を呈したことは何度もある。<br />それらは何れも個人的には大問題だったが、まあ所詮その程度だったことも否めない。<br />しかし今回の張本とTBSの失態はより多くの人間の注目を浴びそうだ。<br /><br />以下は<a href="http://twilog.org/amneris84">江川さんのtwitter</a>からの抜粋だ。<br /><blockquote><br />出演予定だった6月20日のサンデーモーニングにできなくなりました。5月23日の放送での私の言動について、張本勲氏が立腹し、江川を番組に出さないようTBS側に求めたためです。TBSは、張本氏の主張を受け入れ、私を出さない、と決めました。7月も同様の理由で出演できません。詳細は後で<br /><br />ちなみに、張本氏は楽天の岩隈投手について「カツ」を叫び、「無責任」と断じました。それに対して、私が驚いて「え~っ」と声を発したことが許せないのだそうです。<br /><br />ちなみに、サンデーモーニングはTBS報道局の番組です。話し合いの中で、私は「TBS報道局にとって、何が大事な価値観か、よく考えて欲しい」と述べてきました。その結果が、これです。非常に落胆しています。<br /><br />そうなんですよ~。それも許されないらしい(>_<) そんな怒らなくても。岩隈ファンとしてのリアクションでしょ<br /><br />張本氏の要求は、「江川と同席したくない」ではなく、「江川を番組に出すな」というもの。20日に私を出演させれば、それ以外の日も、張本氏は出ないと主張されたそうです。<br /><br />TBS側は当初、私に無期限の「休養」を提案してきました。無期限というのは、張本氏の怒りが収まるまで、ということ。「おそらく秋頃にはまた出ていただけるでしょう」と。私が「休養はしません」と述べ、その後やりとりの中で、休養期間は2ヶ月間に短縮されましたが、他はまったく変化なしでした<br /><br />念のため申し添えると、私は張本氏と喧嘩をしているわけではないです。TBSには、私の言い方がよくないということであれば、張本氏に謝りに行きますよ、とも言いました。<br /><br />実は、張本氏が「江川を出すな」と要求されたのは、これが2度目で、最初の時は関口さんが助け船を出して下さいました。今回は、関口さんが何を言っても譲れないと、張本氏が主張されたそうです 関口さんが助け船を出すという事もないんですね<br /><br />前回のことがあったので、私はなるべくあのコーナーにはリアクションしないように努めていたのですが、あの時は岩隈さんについて、あまりの言いようだったので、ついファンとしてリアクションしてしまいました<br /><br />私がいきさつを明らかにしたのは、1つは私のコメントを待っていてくださる方に出られなくなったことをご報告しなければ、と思ったから。もう1つは、これで私が黙っていれば、次にまた同じようなことが起きかねない、と思ったからです。<br /><br />たくさんの激励コメント&フォローをありがとうございます。それを励みに、これから東京地検の記者会見に行ってきます。<br /></blockquote><br /><br />問題となった5月23日の放送は私も録画してざっと流し見をした。<br />確かではないがこんな感じだったと記憶している。<br />巨人戦で8回同点の場面で途中降板した岩隈に張本が「喝!」を入れた。<br />理由は「エースだから・・・」<br />江川が反論した後「体調が悪かったかもしれないし、わからないじゃないですか」<br />と‘正論’を吐いたところで張本が逆切れした。<br />そして「素人にはわからない」と顔を真っ赤にするしかなかった。<br />私は単純にいつも通りの頑迷固陋な張本の滑稽な姿としてしかとらえていなかったが、<br />本人には我慢できなかったのだろう。<br /><br />張本はNPB以外のスポーツにはド素人なのを自覚してるのか・・・<`~´><br /><br />そして今回の江川降板要求だ。<br />別に私は江川に対しては何の思いも無くニュートラルだが、<br />スポーツコーナーで他の連中が単にニヤニヤして馴れ合いムードが充満している中では<br />貴重な存在だと思っている。<br /><br />その貴重な存在をあっさりと切るTBSの体質も逆の意味で‘流石’と言わざるを得ない。<br />そしてこういう言い方は好ましくないのは承知の上であえて書くが、<br />張本に漂う某半島の将軍様風情には激しく嫌悪感を覚える。<br /><br />これから<a href="http://cgi.tbs.co.jp/ppshw/contact/1810/enquete.do">TBSにはメール</a>を送るつもりだ。<br /><br />《関連記事》<br /><br />2009年7月5日<br /><a href="http://nariponism.blogspot.com/2009/07/blog-post.html">MLB蔑視の張本がイチローにツンデレの滑稽~「サンデーモーニング」で‘みんなダメジャー’発言~</a><br /><br />2009年7月26日<br /><a href="http://nariponism.blogspot.com/2009/07/blog-post_26.html">頑迷固陋な張本に喝!~松井秀喜のサヨナラ弾を評価しないことで自らMLBを語る資格が無いことを証明~</a><br /><br />2009年12月13日<br /><a href="http://nariponism.blogspot.com/2009/12/blog-post_30.html">MLBの試合数を2週に渡って間違えた張本勲が御意見番の笑止千万~番組スタッフも訂正できないのがTBSクオリティ~</a><br /><br />2010年3月28日<br /><a href="http://nariponism.blogspot.com/2010/04/blog-post_08.html">日本プロ野球に、日本国に何してくれました?~サンデーモーニングで松井秀喜を全否定した張本勲の品格~</a>Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-19513964600410978582010-06-12T15:33:00.002+09:002010-06-12T15:46:24.221+09:00松井秀喜がLADのトーリに‘恩返し’の決勝3打点ダブル~打席でのマツイは恐い~MLBは今日から本格的にインターリーグに突入した。<br />LAAの相手はLADでいわゆるフリーウェイ・シリーズだ。<br />そしてLADの監督はあのジョー・トーリ。<br />試合前に松井が挨拶に行っているシーンが映し出されていたが、<br />何と10分も話したそうだ。<br />通常この手の遣り取りは握手をして極短時間の会話で終わることが多いと思われるが、<br />この長さは極めて異例だろう。<br /><br />これは偶然ではなく、松井が本当にトーリと話したかったのでないか。<br />最初から通訳のカーロンを連れていったことからしても松井の本気度が窺える。<br />単に笑顔を見せるだけでなく表情が実に活き活きとしていた。<br /><br />松井秀喜とトーリは相互信頼の厚い師弟関係にあるとされている。<br />日本のメディアはそれを誇張して伝えていることは否めないが、<br />今日のような場面を目にすると松井がトーリを心底尊敬し感謝の気持ちを<br />持って慕っているのが伝わってくる。<br /><br />幻のNYY次期監督マッティングリーの姿もあったが、まさにトーリ・ファミリーだ。<br />今後もこのシリーズは5試合あるが、次はワールドシリーズで会おうとでも<br />言って別れたのだろうか。<br /><br />試合前の取材で‘打席でのマツイは恐い’とコメントしたトーリ。<br />それが今日のゲームでも現実になった。<br />LADが同点に追いついた直後の5回の表、2死満塁で走者一掃のダブルを放ったのだ。<br />1塁走者がもっと際どいのがベストだが、実は私がグランドスラムより好きな得点シーンだ。<br /><br />しかしこれぞクラッチ松井の本領発揮、安打の数より質の世界だ。<br /><br />これでトーリに‘恩返し’が出来たな・・・(^。^)<br /><br />恩返し?<br />そう、相撲の世界では世話になった人相手に土俵で勝つことを‘恩返し’と言う。<br />ほら、松井って世が世なら横綱になっていた逸材だから・・・。<br /><br />実際のところ打たれた後のトーリは、愛弟子の活躍に目を細め(る訳は無く)、<br />かと言って眉をひそめることもなく軽く俯いただけだった。<br /><br />結局LAAは松井の決勝打を希釈させるような10-1の大勝。<br />ア・リーグ西(実質3チーム)で‘1人勝ち’になったこともあって、<br />大満足の1勝となった。Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-29921290299990694872010-06-07T09:56:00.001+09:002010-06-07T10:06:51.619+09:00松井秀喜が今季3本目のイチロー頭上越え弾~LAAは不敗指揮官Ron Roenicke の下SEAをSWEEP~前回の記事で多用した禁句の反動を少しは意識したが、<br />松井が昨日の試合で4タコに終わった以外は大満足のSEA3連戦となった。<br /><br />2試合目も大勝した後の今日の試合は前半リードを許しやや苦戦したが、<br />松井秀喜の第9号同点HRで流れをこっちに持ってきた。<br /><br />今季3本目のイチローの頭上越え弾だ。<br />9本のうち3本というのは或る意味異常な確率だし、それもこの短期間に実現した。<br />松井本人は特に意識はしていないと言い張るだろうが、<br />私のように単なる松井ファンだけでなくイチローの野球観に否定的な人間には、<br />打球が空中を舞い着弾するまでの時間が堪らない。<br />もっと正直に言えばほくそ笑んでしまう。<br />特に今シーズンから同地区対決になったからそのライヴァル意識が深まったのも事実だ。<br /><br />絶好調にして孤軍奮闘のイチローもすかさず同点ダブルで意地を見せるが、<br />ナポリの勝ち越し2ランHRがまたもやイチローの頭上を襲い決着がついた。<br /><br />LAAの指揮官は前日に引き続き名将ソーシアに代わりRon Roenicke(ロン・ローニッキー)が務めた。<br />SEAもワカマツが退場処分になり代行対決となったが勝負は目に見えていた。<br /><br />ローニッキーは2006年に3試合(ソーシア出場停止)、2007年に2試合(ソーシア子息卒業式)で<br />監督を代行しているが全勝。<br />昨日の試合(ソーシア娘卒業式)でも勝って不敗神話を守っていたのだ。<br />今日の勝利で7戦全勝、トータルのスコアでも44得点、18失点と圧倒的だ。<br /><br />LAAの隠れた最終兵器だね・・・(>_<)<br /><br />無事SEAをSWEEPして明日からOAKとの4連戦。<br />超どんぐり状態のア・リーグ西の3チームだが問題は現在首位のTEXがSEA相手の4連戦だということだ。Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-71200261732538869182010-06-05T15:18:00.002+09:002010-06-05T15:27:07.742+09:00松井秀喜は‘完全復活’LAAは‘貯金生活突入’~今日は禁句のオンパレードだ~こうやってMLBを中心にブログを書いていると経験則で学ぶ幾つかの‘禁句’がある。<br /><br />‘完全復活’‘借金完済’‘貯金生活突入’‘先ずは1勝’などだ。<br /><br />これらのワードをタイトルに入れると妙にマーフィー君を刺激して、<br />裏目に出ることが多い。<br /><br />LAAが昨日の勝利で5割に復帰し、松井も6月に入って突然絶好調になっているのに<br />更新を控えたのはそういう私なりの配慮があった。<br /><br />そしてSEAとの3連戦が始まったが、<br />今日は禁句のオンパレードになるしかないだろう。<br /><br />事実としてLAAはSEAとの3ゲームシリーズで‘先ずは1勝’を挙げ、<br />待望の‘貯金生活突入’を果たした。<br /><br />松井秀喜はイチローの頭上を越える先制8号HRを含む3安打で3打点。<br />6月になってからの4試合すべてでマルチヒットを記録し、現在10打席連続出塁中。<br />5月末時点で0.229と低迷していた打率も0.265に跳ね上がった。<br />松井秀喜は‘完全復活’した。<br /><br />今日の試合後の戦評の見出しはやはりMatsuiが主役。<br />安打数も出塁も現状の水準では大事だがやはりHRや打点のように<br />直接チームの勝敗にインパクトが強い活躍は気持ちがいい。<br /><br />これだけの禁句を並べてチャレンジしたが、もしこれでSEA戦残り2試合で負けて、借金生活に逆戻りし、<br />松井も2試合連続タコなんてことになったら本気で永久禁句にしようと思う。<br /><br />ところでこういう時に日本では‘勝って兜の緒を締めよ’という言い方をするが、<br />英語ではどういうか調べてみた。<br /><br />幾つかの表現があったが、一番ピンときたのは、<br /><br />‘Do not halloo until you are out of the wood.’<br /><br />‘森からぬけ出るまでは喜ぶな’みたいな感じだ。<br /><br />ここにはLAAの愛称である‘halo’とDL入り以来チームが好調になった<br />Woodが含まれているのが何となく気に入った。Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-60902857108151132382010-06-02T14:31:00.000+09:002010-06-02T14:32:07.090+09:002009年の開幕戦でHRを打った直後に‘今季最初で最後’と実況された選手がいた~結局何本だったか?~今日のネタは渋すぎて受けそうにないが個人的にはどうしても書きたかった。<br /><br />2009年のヤンキースの開幕戦はビジターでBALが相手だったがその時の話だ。<br />A-Rodを欠くヤンキースの4番は松井秀喜。<br />3点のリードを許していたが7回裏に松井の2ランHRで1点差に迫った直後のBALの攻撃。<br /><br />ランナーを一人置いてイズトゥリスがレフト最前列にHRを放ったのだ。<br />その時(確か)ESPNの実況が叫んだ<br />‘なんということでしょう、これは今季最初で最後のHRに違いない’<br />確かに打球はレフト最前列、観客が手を伸ばさなければ<br />デーモンがキャッチ出来た可能性があった程のギリギリの当たりだった。<br /><br />おいおい、それにしても開幕戦でまだ161試合あるのに‘最後’って・・・(>_<)<br /><br />実はこのBALのシーザー・イズトゥリス(César David Izturis)には母親の違う兄弟(half brother)がいて、<br />それがLAAのマイサー・イズトゥリス(Maicer Izturis)だ。<br /><br />彼がこのKCとの初戦で今季第1号を放った。<br />レフトポール直撃でボールがフィールドに戻ってきたために、<br />本人は2塁で止まりHRだとは気付かなかった。<br />距離的にもゾーン的にもギリギリの一発だったことは確かだ。<br /><br />勿論FSWの実況は今季初HRだとは言及したが‘最後’とは言わなかった。<br />そして今日彼は2試合連続となる第2号をライトポール際に打ち込んだ。<br /><br />さて開幕戦第1号をシーズン‘最後のHR’とされたBALのイズトゥリスだが、<br />実際2009年のHR数はどうだったのか。<br /><br />6月から約1ヶ月試合に出ていない期間があるがそれでも114試合に出場し、412打席の機会あった。<br /><br />肝心のHR数は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2本<br />8月にもう1本打っている。<br /><br />惜しい、惜しい、開幕1号を‘最後’と大胆予想した実況アナは外したと言うよりは<br />一応GJと言って良いだろう。<br /><br />彼の過去の成績を見るとシーズン最低ゼロ最多で4本で今年はまだ0本だ。<br /><br />まあこう考えるとあの大胆実況も難易度は高くないかも・・・(^。^)<br /><br />松井秀喜が今年最初で最後になりそうなものと言えば何か。<br />守備での補殺は既に1個あるから素直にトリプル(2008年以降1)か盗塁(2008年以降ゼロ)かな。<br /><br />‘最初’が絶対ないのはinside-the-park home runで鉄板だろう。<br /><br />今日惜しかったのは初のビデオ判定HRだった。Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-32894293895540002742010-05-31T10:20:00.001+09:002010-05-31T10:36:28.081+09:004番松井秀喜の先制弾も霞む乱戦を連日のサヨナラ劇で制したLAA~現地観戦組は狂喜乱舞必至~今日のラインアップは恐らく今季のLAAとしては最弱と言われても仕方がないものだった。<br />モラレスだけでなくハンターも欠いたので或る意味ノー・チョイスで松井秀喜が4番。<br /><br />そしてその松井がいきなり第1打席で初球を迷いなく叩くと先制の2ランHR。<br />私が最も苦手とする試合開始時間だったがこの一発で目が覚めた。<br /><br />しかしその後チームはSEAにあっさり逆転されかつ5点のリードを許す展開。<br />勝敗に異常に拘る私としては消化不良というか次第に苛立つしかなかった。<br /><br />2塁塁審Brian Knightが戦犯・・・<`ヘ´><br /><br />だがそこは今季終盤で数々の悲劇的な負け方をしているSEAに一縷の望むを託していた。<br />ジワジワと点差を詰め1点差にして迎えた9回、先頭の松井の四球をきっかけにチャンスを作った。<br /><br />そして、そして、なんと、なんとケンドリックがサヨナラ逆転3ランHRをぶち込んだのだ。<br /><br />連日のサヨナラ劇。<br />新しいおふれに従ってホームでの歓迎儀式はおとなしかったが、<br />それでも土壇場での逆転の分喜びは大きい。<br />松井も今日はピョンピョン跳ねていた。<br /><br />松井の先制弾なんて遥か昔の出来事で霞んでしまったが、<br />そんなことはどうでもいい。<br />結果的に空砲にならなかったのが素晴らしい。<br /><br />ところで昨日も書いたがこのブログの常連さんが昨日に続き今日も現地で観戦していた。<br />彼は3年連続で出掛けているが過去のスタッツに従えば今日は負ける日だった。<br />それがこのまさに劇的なエンディング。<br />狂喜乱舞したに違いない。<br />彼は‘恒例のイチ越えのホームラン期待し渡米’とコメントを残していったが、<br />それも実現した。<br />奥さん情報だと今日は3塁側だったそうだからレフト松井の守備を見守ることも出来た筈だ。<br /><br />恐らく一生の運を使い果たしたね・・・(^。^)<br /><br />それにしても松井がフライを処理した時の歓声・どよめき・拍手はやり過ぎだろう。<br />昔、巨人のレフトにマルちゃんが就いた時を思い出したぞ・・・(>_<)<br /><br />苦戦はしたが結果的に勝ち越したSEA戦。<br />この後はKC4連戦、SEA3連戦となる。<br />目下のLAAにとって数少ない格下相手が続く。<br />我が軍のチーム力もそれほどではないし主力が抜けると選手層の薄さは否めないが、<br />こういう時こそ何故かチーム一丸力が生まれる場合もある。Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-19570851443527385882010-05-30T12:29:00.004+09:002010-05-30T13:28:36.187+09:00LAAを襲ったサヨナラ満塁弾直後の大悲劇~チーム3冠王のモラレス骨折、長期離脱で戦力低下深刻~今日のSEA-LAA戦はFox Saturday baseballの中継だったが、<br />途中までは余り見どころが無い凡戦だった。<br />アイバーの雑技団プレイで失った1点であのままLAAが負けたいたら<br />相当腹立たしい思いに駆られていただろう。<br />実際は8回にアブレイユが値千金の同点弾を放ち、<br />延長10回裏にモラレスのサヨナラ満塁弾で試合が決着した。<br /><br />勝利の瞬間、興奮したというよりはSEA相手に連敗せずに済んだことに安堵した。<br />ところがその直後だ。<br />満塁弾を放ってまさにヒーローとしてホームベースでチームメイトに迎えられたモラレスが<br />足を痛めて動けなくなってしまったのだ。<br />歓喜の輪は一瞬にして凍てついた。<br />まるで墓石の周りに集まった群衆のように沈痛な表情だ。<br /><br />このシリーズは日本人観客の姿が多く見られるが実はこのブログの常連さんも<br />現地で観戦していた。<br />それを知っていたので今日は特に松井の打席では彼の心中、胸中を想像しながら観ていた。<br /><blockquote><br />よし・・・あぁ~ダメか<br />ちぇ、惜しいな<br />う~む、さっきこれを打っていれば<br />激しくサヨナラHRの予感がしたんだが取り敢えず先頭出塁はナイス<br /></blockquote><br />で、松井は主役になれなかったが先ずはチームのサヨナラ劇で興奮したに違いない、<br />その後のホームでの出来事は観ている場所にもよるが状況の把握は容易では無かったと思われる。<br />松井の姿を探すが見つけられずチョットがっかり。<br /><br />まあ彼の胸中とかいいながら実は私のつぶやきなんだけどね・・・(^。^)<br /><br />さて肝心のモラレスだが左脚下部を骨折し早速明日手術を受けるそうだ。<br />その後のリハビリや復帰時期については未定。<br /><br />モラレスは現在チーム3冠王0.290、11HR、39RBIで、文字通りの主砲。<br />ただひとり全試合スタメン出場していた。<br />今日の勝利で首位に3.5ゲーム差になったが、今後の戦力低下は深刻だ。<br />レベルの低いア・リーグ西だが益々混沌とするのは間違いない。<br />手首死球で途中交代したハンターはX-rayではネガティヴだったが、<br />影響がゼロとは言えない。<br /><br />松井にはモラレスの分までと言いたいところだが、<br />本来の自分の調子に戻すことが先決だしその兆しはある。<br /><br />そういえば今日知ったけどこの前のHRを打ったのは<br />‘実父ヒット’だったのね・・・(^。^)<br /><br />因みにLAAは今後サヨナラ勝ちのホームでの大騒ぎ禁止令を出したが、<br />他の球団にもおふれがでるかも・・・。Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-91975402875419066022010-05-28T17:06:00.000+09:002010-05-28T17:10:12.659+09:00Los Angeles、ロサンゼルス、ロスアンジェルス~そろそろ日本人も‘ロス’なんてやめて‘L.A.’(エル・エー)と正しく略そう~去年の12月松井秀喜のLAA入団が決まった時から今日のネタはいつか書こうと思っていた。<br />そもそもナリポンは本わさびを醤油に溶く人とLos Angelesを‘ロス’と略す人を許せない。<br />な~んて言うと前者だけで凡そ半分以上、後者では99%の人を敵に回しそうだ。<br />許せないというのはわざと過激に言っているだけのお遊びだが、<br />逆にきちんとしている人を大いに認めたくなるのは事実。<br />本わさびの方はまあ浸透しているが‘ロス’の方は相当ハードルが高い。<br />今回こうして書くきっかけを作ってくれたのは、超常連さんのひとりが<br />書き込みの中で‘LA’と表現していたのを発見したからだ。<br /><br />むむ、おぬしできるな・・・(^。^)<br /><br />‘ロス’はなぜいけないのか。<br />先ずは<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%82%B9">wiki</a>からの引用を読んでもらいたい。<br /><blockquote><br />「Los Angeles」という都市名は、スペイン語の los ángeles、すなわち、「天使」を意味する ángel(アンヘル。男性名詞)の複数形 ángeles に男性複数定冠詞 los を前置したものに由来する。英語に直訳すると the angels である。<br /><br />「Los Angeles」 の発音は、スペイン語では「ロサンヘレス」(太字はアクセント)、英語では「ローサンジャラス」または「ロサンジャリーズ」に近い発音である。日本語表記では、外務省など政府機関においては「ロサンゼルス」としているが、「ロサンジェルス」「ロスアンゼルス」「ロスアンジェルス」なども見られる。<br /><br />当市の略称は、英語とスペイン語ではLA(英語: エル・エイ、スペイン語: エレ・ア)、日本語では「ロス」(Los) が用いられる。ただし、「los」はスペイン語の男性複数定冠詞であるためそれ自体は意味を持ち得ず、スペイン語・英語いずれでも「ロス」をロサンゼルスの略称として用いない。<br /></blockquote><br /><br />‘the angels’をしきりに‘the’ ‘the’ ‘the’と言っていると思うとやはり滑稽だろう。<br />そもそも相場師にとっては‘ロス’というのは損失のlossを思わせるから、<br />‘ロス疑惑’とか聞くと必要以上に反応して嫌っていた面もある。<br /><br />でも、日本で‘ロス’と言えば通じるし、寧ろ‘LA’なんて気取っても逆に通じないぞ。<br />と反論されたら認めざるを得ないが、そこは世界標準を重んじるというか、<br />現地で通じないことは避けるべきという正論に逃げるしかない。<br /><br />実は3月に当地で大学教授をしている夫婦2組と会食する機会があった。<br />その中に南カリフォルニア大学で学んだことのある日本人と英国出身の女性がいたが、<br />この話題を振ったところ‘ロス’は日本人にしか通じないという結論で一致した。<br /><br />と言う訳で、今日のこのエントリーを読んだ人達が今後‘LA’派に転向するか、<br />‘ロス’派に留まるか。<br />別にどっちでも大勢に影響ないようだが、そういう細かいことの集積が人生だったりする。<br /><br />因みに‘L.A.’でもピリオド無しの‘LA’でも大丈夫だが後者はルイジアナ州の略称にも使われる。<br /><br />その後もググっていたらこんな記事を発見。<br /><blockquote><br />★LA観光局が日本人観光客誘致へ「ロス」追放運動 <br /><br /> ロサンゼルスを「ロス」とは呼ばないで――。日本人観光客の誘致を強化している <br />米ロサンゼルス観光局が、日本向けにこんなイメージアップ作戦を展開している。 <br />ロサンゼルスは、米本土の都市の中で日本人観光客数トップ。お金を多く落とす <br />日本人は地元経済への影響も大きい。だがここ数年は同時テロやイラク戦争などの <br />影響で日本人の数が激減。昨年ようやく回復したが、全盛期にはほど遠い。 <br /><br /> そこで観光局は今年、「初めて消費者向け広告の予算を計上」(広報)し、 <br />日本人の誘致に本腰を入れ始めた。手始めに3月、東京と大阪の地下鉄駅構内に <br />ポスターを張り出し、主要な女性誌にPR記事を掲載する。「ロス」追放運動も <br />その一環。 <br /> 日本では「ロス」という呼び方が定着しているが、観光局によると「ロス」は <br />「ロス疑惑」や「ロス暴動」を連想させ、イメージが悪い。代わりに広めようと <br />しているのが「LA(エル・エー)」という呼び方。もともと米国ではLAが一般的。<br /></blockquote><br /><br />2005年2月の日経新聞だが、既にこんな動きがあったのに<br />一向に改善されていないのね。<br />こりゃあ、今更ブロガーが取り上げたところで変わんないね・・・(-_-;)<br /><br />じゃあ今日の結論は何れにせよ本わさびは醤油に溶かない、粉わさびはどうでもいい。<br />ってことで・・・(^。^)Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-60444693539611843952010-05-27T14:50:00.001+09:002010-05-27T15:00:14.423+09:00久々に存在感を示した松井秀喜の‘実質決勝’6号2ランHR~ヒーローは自作自演のアブレイユに奪われたが~あちらの記事でHideki Matsuiといえばclutchやsluggerがデフォだったのが、<br />今やslumpやstruggleが常について回るようになってしまった。<br />そして遂にL.A.Timesには<a href="http://articles.latimes.com/2010/may/24/sports/la-sp-angels-fyi-20100525">Hideki Matsui keeps dropping in lineup; will he fall all the way out?</a>と書かれてしまった。<br /><br />開幕4番だった男が7番まで落ち、まもなくマシスが復帰したら<br />DHは好調ナポリに奪われて居場所が無くなるかもしれないという読みだ。<br /><br />松井ファンとしては心が痛むが、チームが低迷する中ではそういう議論が出てくるのも甘受するしかない。<br />打席での振る舞いが結果以上に見ている人間にそう感じさせる。<br /><br />最近一応ヒットは出てきたが、ここは何かド派手な活躍が必要だ。<br /><br />そして今日のTOR戦、まさにそれが実現した。<br />同点で迎えた6回裏に松井が打った瞬間それとわかる勝ち越し2ランHRを放ったのだ。<br /><br />ベンチで松井を迎えるチームメイトの表情は最高だった。<br />チームが勝ち越したことも勿論だがもがいている松井に結果が出たのを祝福しているようでもあった。<br />ハンターはいつも通りだがアブレイユが特に興奮していた。<br />一呼吸置いて再び近寄って来たソーシアも松井と言葉を交わし満悦の表情でグータッチをした。<br /><br />これで勝ったら見出しを飾れるな・・・(^。^)<br /><br />な~んて安易な考えは持たない。<br />今のLAAのブルペンでは残り3イニング3点リードで同点イメージだからだ。<br /><br />今日はそれでも頑張ったが9回1点リードの場面でアブレイユが痛恨のエラーを<br />犯してしまい同点にされてしまった。<br />こうなると松井のヒーローどころか折角の2ランHRが空砲になる恐怖が忍び寄る。<br /><br />そして9回裏サヨナラを決めたのは散々戦犯ズームアップ攻撃を受けていたアブレイユだった。<br />FOXのヒーロー・インタヴューも奴に取られた。<br /><br />Matsuiが見出しを飾り、お立ち台に呼ばれる可能性があったのを消した<br />‘戦犯’は自作自演のアブレイユだ。<br />まあ、そこは‘勝ちゲームに戦犯無し’だし、試合展開を知っている人なら<br />あれが‘実質決勝’HRだったことを理解できる筈だ。<br />そもそもあぶさんは私の好みの選手だから許す。<br /><br />しかし観客も現金なものだ。<br />HRを打った後の打席では大きな歓声と拍手で松井を温かく迎えた。<br />あわやマルチHRという当たりであれが入っていれば相当インパクトがあっただろう。<br /><br />明後日から始まるSEA戦はア・リーグ西地区最下位争いだが一部の日本人には天王山とも言える。<br />先ずはそこで今日のような活躍をして欲しいものだ。Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-71884023569320685932010-05-15T15:08:00.001+09:002010-05-15T15:17:36.407+09:00松井秀喜の‘降格’打法~完全男ブレーデンから完璧5号3ランHR~皆様いかがお過ごしでしょうか。<br />松井秀喜の不振が‘本格化’しLAAも借金生活が当たり前の低迷を続ける中、<br />ブログの更新をする気も起らず随分とご無沙汰してしまった。<br />唯一のチャンスだったのは勝利打点となった日米通算1500打点の日だが<br />珍しく来客があり当日のアップは出来ずに結局書かなかった。<br /><br />松井の不振は現地メディアでも当然問題視されるようになったが、<br />その流れはソーシアの松井起用法にも現れ遂には休養目的ではなくスタメンを外された。<br />そして今日はスタメンに戻ってきたが打順は今季初の6番に降格となった。<br /><br />今の松井に関してはベアリッシュになるしかないがこの降格は<br />ひょっとしたら買い材料になるかもしれないと思った。<br />具体的な数字は持ち合わせていないが松井をずっと追い続けて私の脳には<br />降格させられた松井は打つという印象が残っている。<br /><br />今日の対戦相手はOAKで先発投手は前回パーフェクトを達成したブレーデン。<br />こちらはソーンダースだったが6回の表を終わってゼロ・ゼロの展開。<br />素直に投手戦とも言えるが貧打戦とも言えなくない。<br />何しろ両チームのスタメンに3割打者が皆無なのだ。<br /><br />6回の裏LAAは2アウトからモラレスのタイムリーで先制し、<br />ランナー1,2塁で松井が登場。<br />ここで松井が右中間に完璧な3ランHRを放ったのだ。<br />現地の実況が最近チャンスになると画面に大写しする<br />‘HIDEKI MATSUI is GODZILLA’がやっと結実した。<br /><br />歓声の湧く中ベースを1周する松井の姿を見ながらいささか感傷的になったが、<br />やはり結果を出してなんぼの世界を再認識したことも事実だ。<br /><br />松井はその前にもヒットを1本打っていた。<br /><br />これぞ松井の‘降格’打法だな・・・(^。^)<br /><br />試合はどっちの先発投手も投げ切る展開となり4-0でLAAが勝利した。<br />チーム防御率でリーグ最下位争いをしているとは思えないシャット・アウト試合だった。<br />こんなことが明日以降も起こるとは容易に思えないし、<br />松井も今日の1発で日本のメディアが濫用する‘完全復活’にはならないだろう。<br />それでも何かのきっかけになる可能性はある。<br /><br />ここから更なる‘降格’打法はさすがに勘弁だよね・・・(-_-;)<br /><br />因みに松井が先発で打ったことのある打順は2番から8番までだが、<br />キャリアの打率を見るときれいに2番のワースト(0.228)からベストの8番(0.419)まで<br />末広がりとなっている。Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-4479406946952891412010-05-03T17:02:00.001+09:002010-05-03T17:09:51.655+09:00宮里藍がトレス・マリアス選手権で今季3(tres)勝目~オチョアわたしに任せて・・・(^。^)~宮里藍がLPGAでまたまたやってくれた。<br />今回勝ったのはトレス・マリアス選手権(Tres Marias Championship)だが、<br />‘tres’とはスペイン語で数字の3、まさに文字通りの今季3勝目になった。<br />開幕からいきなり2連勝した後は予選落ちも含め優勝に絡むことは無かったが、<br />堂々の復活と言える。<br /><br />この大会は世界ランク1位の座を持ちながら若くして引退するオチョアの最後の試合になったが、<br />彼女と藍ちゃんの関係がなかなかいい話だ。<br /><br />予選ラウンドの組み合わせはオチョアが決めたがプレイング・パートナーに藍ちゃんを選んだのだ。<br />所詮個人競技であるゴルフでは選手間の関係も色々複雑な気もするが、<br />どういう風にベスト・フレンドになったのか興味深い。<br />ゴルフのプレイだけでなく藍ちゃんの人間的な魅力がオチョアに通じたと思うと<br />ファンとしてもかなり嬉しい。<br /><br />超理想的なシナリオとしては藍ちゃんとオチョアが同スコアで二人のプレイオフになり、<br />5ホールぐらい目ぐらいで藍ちゃんが遂に制して抱き合うというのがあったが・・・。<br />優勝インタヴューのグリーン上での涙の応酬だけでも十分に感動的だ。<br /><br />いつも彼女の英語力に関して触れるが‘through interpreter’という表現が無い現地の記事を読んでいると、<br />ゴルフだけでなく色んな意味で地歩を固めている姿が実に頼もしい。<br /><br />オチョアは結局6位だった。<br />8位だと文字通りの‘ocho’(スペイン語で8)になったのだが・・・。<br />でもこれで完全に引退するのだろうか。<br />そのうち出産でもして家庭に落ち着きが出たら復帰しそう。<br /><br />何れにせよ贔屓目無しに宮里藍がオチョアの後継者候補の一人であることは間違いないだろう。<br /><br />オチョアわたしに任せて⇒あちょはわたしに任せて⇒後はわたしに任せて・・・(^。^)<br /><br />この3段活用で大丈夫だが、先ずは目標の賞金王&Player of the Yearの実現だ。Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-85467597279546417952010-05-01T13:44:00.001+09:002010-05-01T13:53:44.163+09:00辛そうで辛くない少し辛いLAAと松井秀喜の4月~勝率5割、打率は安値引けもHR、打点はまあまあ~今日はタイトルがすべて・・・(^。^)<br />巷のラー油狂騒曲にあやかった。<br />ブームの発端となった桃屋だが商品開発力もさることながらネーミングも悪くない。<br /><br />‘辛い’を‘からい’と読まずに‘つらい’と読むと色々と応用が利く。<br /><br />LAAは開幕戦を飾ったもののその後4連敗、試合内容も酷いもので望み薄のまま<br />借金3~4個を抱えて辛い日々が続いた。<br />しかしTORでのスウィープから5連勝し一挙に借金完済、貯金までこぎつけ辛くなくなった。<br />但しそこからは一進一退。<br />4月最終戦で勝っていれば今季‘最多’の貯金2にして良い引け味になれたのだが、<br />残念ながら敗退し勝率5割。<br />キャッチャー2人がDL入りし、他でも選手層の厚みの無さが感じられるのは辛いところだが、<br />そんな状態でも5割キープは評価できなくもない。<br /><br />松井秀喜は辛いどころか開幕戦でまさに新クリーンアップとしての責任を果たし、<br />その後もサヨナラ勝利の立役者になり好調なスタートをした。<br />ヤンスタでのリング・セレモニーでも主役になったのはいいが、ややイモーショナルになったのか、<br />その頃から調子が下降気味。<br />何とか3割以上にステイすることが多かった打率は0.273と月末に向かって安値引け、<br />OPSもしかりでこれはやや辛い。<br />それでもHRは4本放ち、効率は悪かったが打点は13とこちらはまあまあだ。<br />何よりチーム内に2人しかいない全試合スタメン出場を果たしているのは<br />過去数年とは様変わりだ。<br /><br />チームも松井自身もすべては5月以降にかかっている。<br />まあ、ラー油騒動も月が変わって少しは落ち着きを見せるかもしれない。<br /><br />なお、ラー油に関して一家言持っているがそれはまた別の機会があったら・・・。Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-38623926420855810552010-04-27T16:03:00.001+09:002010-04-27T16:11:42.129+09:00松井秀喜がMLBで1000安打を達成、だから何?~彼の野球観を知っているファンは騒がない~松井秀喜がMLBでのキャリア1000安打を達成した。<br />しかし、だから何?<br /><br />所謂マイルストーンに違いは無いが私は結構冷めている。<br />打者としてより多くの安打を打つのは勿論評価されて然るべきだが、<br />安打数や打率が万能であるかのような風潮にはうんざりしているからだ。<br /><br />そんな風潮を作り上げたのは連続200本安打を9年続けているイチローのカウンタダウン商法と<br />それに安易に飛びつく不見識なメディアだ。<br />あれだけの露出があれば途轍もない偉業のような錯覚に陥る一般人が量産されても仕方が無い。<br />特に野球と言うスポーツを理解していない層への影響は甚大だ。<br />実際、日本を代表するメジャー・リーガーとしてのイチローを知っていながら、<br />その所属チームさえ言えない連中は私の身の回りも少なからず存在する。<br />滑稽なのはそのチーム名をヤンキースと間違えたオバサンがいたことだ。<br /><br />ピッチャーが三振を奪い、打者がヒットを打つ。<br />その数の多寡は基本的にはチームの勝敗への貢献度と正の相関があると思われるが、<br />完全ではない。<br />特にチームの勝敗より個人の記録に執着するタイプの場合はやっかいだ。<br />本人は好成績でありながらチームの不協和音を招き弱体化させかねない。<br /><br />松井秀喜の場合は明解だ。<br />自分が全打席で安打としての完成形であるHRを打ち試合に勝つのが理想だがそうはいかない。<br />3安打打ってもチームが負ければ表情は厳しい。<br />逆に1安打直接勝敗に絡むクラッチ場面で打てれば満足気だ。<br />極端な話自分がタコってもチームが勝てればよしとする。<br /><br />安打の数だけではなく安打の持つヴァリューを重要視するのだ。<br /><br />松井の今までの野球人生の中で最も価値のある安打として多くの人の記憶にあるのは<br />2009年のワールドシリーズ第6戦の先制2ランHRだろう。<br />彼の野球観で常に最優先されるのはチームとして頂点を極めること、<br />そしてそれに自分がどれだけ貢献できるかが大問題なのだ。<br />それをまさに理想的な形として実現させたのだ。<br />6試合あったワールドシリーズで松井が放った安打はあの先制弾を含む8本に過ぎない。<br />これは守備に就かなかったことによるものだが、そのたった8本という<br />本数ではなく文字通りvaluableな打撃の内容だったからこそMVPの座を勝ち取ったのだ。<br /><br />野球ファンなら当然承知しているだろうが、<br />あの偉大なる1本は今日達成された1000本の記録には属さないものだ。<br />まさに記録より記憶なのだ。<br /><br />だから松井の野球観を理解しているファンなら1000本安打では騒がない。<br /><br />昨日の報道にはこうあった。<br /><br />「自分が積み重ねた数字には関心がない。引退したら、ゆっくりと振り返ればいい」と素っ気ない。<br /><br />いつも通りのコメントだが、読んでその一点の曇りも無い素っ気なさに<br />益々惚れてしまった。<br /><br />メディアも節目だから報道しないわけにはいかないだろうが、<br />十中八九‘単なる通過点に過ぎません’と言うことはわかっている。<br /><br />どうせなら‘所詮通過点である1000本安打にあと1本と迫っていた松井秀喜は今日の試合で無事通過しました。’ぐらいのことを言えばいいのに・・・(>_<)<br /><br />因みに現地では昨日の敵方のYESではあと1本と紹介していたが、<br />今日の地元FSWでは達成した直後に事実を伝えただけだった。<br />観客はLAAではまだ23本しか打ってない男をスタンディング・オベーションで称え、<br />松井もヘルメットを脱いでそれに応えた。<br />記念のボールは回収された。<br />実に淡々とすっきりとした流れだった。<br />その後映し出されたのはほぼスペースを占有する日本人記者と日本人カメラマン達の姿だった。Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-82338003223754592032010-04-24T17:03:00.003+09:002010-04-24T17:47:08.424+09:00松井秀喜に代走が出るとホーム生還率100%チーム勝率10割~だんだんNYYが憎き敵に思えてきた~今日からNYYを迎えての3連戦。<br />5連勝の後1点差で2連敗中のLAAとしては手強すぎる相手でやや恐怖していた。<br /><br />前回ヤンスタで行われた時は例の感動的なリング・セレモニーもあったせいか、<br />文字通りお客さん感覚で1勝2敗でも仕方が無いかといった感じだった。<br />だが今日の試合では心からNYYが憎き敵に思えてきて、絶対勝ちて~という気持ちで一杯だった。<br /><br />試合展開だけでなく他の要素もあったのも事実だ。<br />去年までは敵地にいるヤンキースファンの姿を何気無く目にしていたが、<br />ジーターの同点ダブルで大歓声が沸いたときは‘裏切り者’の多さにやや腹が立った。<br />そして決定的だったのはてテシェイラのホームでの激突騒ぎだ。<br />今日がキャリア初のスタメンだったキャッチャーのウィルソンに不必要なアタックをして負傷させた。<br />この球場に来ると相変わらず打席に入るたびに激しいブーイングを浴び、<br />死球騒ぎもあったから何となくやっちまったのかもしれないが、<br />私が持っているテシェイラの印象とはかなり違うので驚いた。<br /><br />A-Rodなら当然視するけどね・・・(>_<)<br /><br />このシリーズの残りで‘遺恨’となるかどうかは別として、<br />あの一件で絶対負けたくない雰囲気になった<br /><br />4回を終わって4-4の同点だったが8回にモラレスの勝ち越し2ランHR、<br />2日前に不甲斐ない復帰劇となったフェンテスがクローズしてLAAが勝利した。<br /><br />松井はと言えば、かつて‘Man on 3rd, < 2 outs’のキングだったのに<br />去年から成功率が異様に低い印象がある。<br />外野へのフライや内野への緩いゴロで確実にランナーを還していたのに、<br />それができないのだ。<br />今日の1、2打席目もこのシチュエーションだったのに打点は稼げなかった。<br />松井に達成して欲しい目標を打点100に掲げている私としては何んとも勿体ないことだ。<br /><br />それでも8回の裏の先頭として出塁し、その後の決勝2ランHRを呼び込む仕事はしたが・・・。<br /><br />松井はHRも自己最速のペースらしいしダブルも多いが打点はコツコツなので意外に伸びてこない。<br />もっとひどいのが得点だ。<br />HRを4本打って6得点しか挙げていない。<br /><br />ただこれにはカラクリがある。<br />松井がゲーム終盤で出塁すると状況に応じて代走が送られる。<br />再チェックしていないが私の記憶では今日を含めて代走と交代したのは今季3回。<br />その3回ともピンチランナーがホームに生還しているのだ、100%だよ、100%。<br /><br />おまけにその3試合はチームが全部勝利しているのだ。<br />勝率5割のチームがこのケースでは10割だよ、10割。<br /><br />サンプル数は少ないがこういうジンクスは大事にしたい。<br />こう書いたことでマーフィー君出動になりそうだが・・・(-_-;)<br /><br />しかし選手にとってもファンにとってもチームの勝利は最大の御馳走だ。<br />モラレスの打球を見ながら‘いけ~’と叫び、入った瞬間ナポリと喜ぶ松井の笑顔。<br />それをみて喜び和む自分、おかげで心地良い土曜の午後になった。<br /><br />因みに現地のNYYファンでもテシェイラのプレイは問題になっていて<br />こんなコメントがあった。<br /><br />Bobby Wilson was the only thing Teixeria hit all night.<br /><br />スロースターターとはいえ打率が1割ちょっとだとこんな風に揶揄されるのも仕方が無いか。Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-16310155043808896882010-04-21T16:00:00.001+09:002010-04-21T16:12:06.794+09:00LAAにはお天道様も味方してくれる~1966年以来アナハイムで雨天中止になったのは何試合?最後はいつ?~折角LAAが5連勝しあの絶望的なスタートで抱えた借金を完済し、めでたく貯金生活に突入したのに<br />しょうもない写真を貼って何を考えているのかと言われそうだ。<br /><br />この写真は今日の現地夕方5時時点のものだ。<br />シーツで覆われているのは勿論雨のためだが試合は予定通りに開始され<br />途中で雨が降っている様子も無かった。<br /><br />実はLAAの開幕日、前日の天気予報では降水確率が90%だった。<br />実際は何もなかったように試合が開催されたがその時或る記事を読んで驚愕した。<br /><br />それが今日のタイトルにある質問に繋がる訳だが・・・。<br /><br />1966年にアナハイムに移ってきてから雨天中止になった試合は<br />なんとたったの9試合に過ぎない。<br />そして最後に中止になったのは1995年6月16日だそうだ。<br /><br />松井秀喜が21歳になりたての頃だな(←イミナイ)・・・(>_<)<br /><br />7年間NYYのファンとして雨や時には雪に踊らされてきた身としては<br />信じられない事実だった。<br />ヤンスタでは雨で開始が遅れその後に中断が複数回入るなんてことも平気であった。<br />シーツを器用に処理するクルー達も見慣れた存在だった。<br />もちろん早々に雨天中止が宣告されることも何度も経験した。<br /><br />確かに<a href="http://www.ryokojoho.jp/usa_lax_weather/">LAの天候・気候</a>を調べてみると<br /><br />‘乾燥した半乾燥気候帯に含まれ、年間を通して温暖な、乾燥した気候になる。特に春から夏にかえた5-9月は、ほとんど雨が降る日がない。’<br /><br />とあった。<br /><br />個人的には出張で2度行ったことがあるが10月、11月だったせいか、<br />マリブのビーチもどんよりとしていた記憶しかない。<br /><br />LAAはレギュラー・シーズンでの移動距離が全球団で最も長いというハンディキャップがあるが、<br />少なくともお天道様は味方してくれそうだ。<br /><br />‘天気晴朗なれども浪高し’<br /><br />まあいくら天気が良くても勝たなきゃ意味無いわけだがいきなり立ち込めた暗雲は<br />ひとまず去って少しだけ光が見えてきた。<br /><br />松井秀喜も最低限の仕事はしくじってもここぞと言うところでの<br />有効なヒット(特に最近はダブル)は頼もしい。<br /><br />ここ数年はNHKでNYYの中継がある週末に限って雨で中止になったり<br />松井がスタメンから外されることが多く、週末しか観戦できない堅気衆が<br />嘆いていたような気がする。<br /><br />それがLAAでは少なくともホームでは雨の心配は無いし、<br />松井も基本的にスタメン出場。<br />その内ローテーション的なオフの日はあるだろうが、開幕以来ずっと出場している選手が<br />2人しかいないチームでそのひとりが膝に不安を抱える松井というのも去年のNYYでの<br />起用方法と比べるとエライ違いだ。<br /><br />勝利を呼び込むマツイサマの存在が必要不可欠なのは当然だけどね・・・(^。^)Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4770429593842908973.post-30274923006859385482010-04-16T19:57:00.002+09:002010-04-17T18:11:55.572+09:00敵方の松井秀喜に先制弾を打たれて前代未聞のオベーションをするヤンキースファン達~弱いゴジラも赤いゴジラも見たくない?~NYYとLAAの3連戦、今日はその最後の試合だったが、<br />2回の表に松井秀喜が打席に入る時の拍手と歓声はひと際大きかった。<br /><br />実況のマイケル・ケイは松井がヤンキース相手にはこのシリーズ9-0と<br />全く打っていないのもその一因と言いたげだった。<br /><br />実況や解説者が何か言ったのがきっかけになって、<br />その逆のことが起こるのは日米ともによくあることだ。<br /><br />松井の打球はセンター右へ飛び込む先制弾。<br /><br />‘See Yah!’マイケル・ケイお得意の表現のお出ましだが<br />彼の口調は飽くまでも敵に打たれた時のヴァージョンでノリの悪い方だ。<br /><br />しかしここでヤンスタのファンがとんでもないことをする。<br />或るNYY番記者によれば球場の約半数の観客がスタンディング・オベーションで<br />松井のHRを称えたのだ。<br />長いNYYの歴史で過去にそういうケースがあったかどうかはわからないが<br />少なくともESPNの記者は試合後の記事で前代未聞と書いていた。<br /><br />マイケル・ケイはそれをstrangeと言った。<br />確かにほぼ勝負が決した場合ならわからない訳でもないが、<br />チーム状態が最悪のLAAとはいえ一応先制点を奪われる場面では異様といえる。<br /><br />それほどマツイは愛されているのか・・・(@_@;)<br /><br />私の勝手な解釈だが愛されているというより去年のWSのヒーロー松井が<br />このままノー・ヒットに終わるのをファン達は望んでいなかったのではないか。<br /><br />このシリーズはゴジラがブロンクスに戻ってくると言って騒いでいた。<br />NYYを徹底的に破壊するゴジラを見たくはないが、<br />同時に弱いゴジラも見たくない。<br />多くのファンがそんな心理だったから自然に拍手喝采できた気がする。<br /><br />松井のNYY残留という議論ではそれぞれのファンが色々な意見や考えを持っているが<br />コメントの最後は必ずと言っていいほど、‘All the best!’か‘Good luck!’だ。<br /><br />中には<br />It’s always painful to watch Matsui in another uniform.<br /><br />といったように赤いゴジラを見たくないファンもいる。<br /><br />そういうファンの心境を見事に代弁していたふたりのキッズがスタジアムに居た。<br />ボードの表裏は日本語と英語で書いてある。<br /><br /><center>Now you’re red<br />and we’re so blue<br />Like all Japan<br />the Bronx missing you<br /><br />GOOD LUCK, HIDEKI MATSUI<br /><br />An Angel in Red<br />with a halo above your head<br />Good luck out West<br />cause you’re the best!<br /><br />GO! HIDEKI MATSUI</center>Enrian Nariponhttp://www.blogger.com/profile/01232726653310041453noreply@blogger.com0