2008年5月24日土曜日

‘国民的行事’東西最下位直接対決はヤンキースの圧勝~打って走って滑ってこぼして刺した松井秀喜~

今日からヤンキース対マリナーズの3連戦。
ア・リーグの東西の最下位チームの直接対決だ。

日本のマスコミ的には‘イチロー、松井の直接対決’でもあり‘国民的行事’とも言える。

‘国民的行事’かどうかの判断はNHKが地上波で放送をするかどうかで判る。

実況:森中直樹、解説:高橋直樹、ナリポンが‘暗黒のW直樹’と呼んでいる。
昔は主+副音声で聞いていたが今は副音声オンリーで聞いているから‘実害’は基本的に無い。
ただイニング間は自動的に主音声に切り替わる。

そしてこの‘W直樹’が1回の裏終了後にいきなりやらかした。

SEAのベンチにいるストットルマイヤーが大写しになると
森中「ストットルマイヤーは去年まで対戦相手のピッチングコーチでした」

はぁ?去年まで?2005年に辞めてますが・・・<`ヘ´>

高橋「そうなんですよね、いつもトーリさんとコンビ組んでましたからね」

おいおい、お前もあっさり同意かよ、マジでつかえねぇーな・・・<`ヘ´>

高橋直樹の無知、その場凌ぎの解説、聴き難い鼻声は‘耳’に余る。

この段階ではまだ試合は0-0だったが、ヤンキースが負けても
この‘W直樹の失態’だけは絶対記事にしようと思った。
本放送も日本語音声を聞けば、更なる‘失態の山’を掘り当てられそうだったが、
さすがにストレスが溜まりそうなので止めた。

さて試合の方だが5回終了時点で13-2とヤンキースが大量リード。

もう、コールドゲームでいいだろ・・・(^。^)

実際9回までやっても同じスコアだった。
こうして東西最下位対決は相撲同様、番付上位の東のヤンキースが圧勝した。
最近は頼りにならなかったペティットにも勝ち星がついた。

松井秀喜は今日も好調で、打って走って滑ってこぼして刺した。

第1打席、第2打席は‘きっかけの松井’が発動。
VTRを見るようなセンター前ヒットでどちらも生還した。

RもいいけどRBIが欲しいと思っていたら、ジーターの‘巧走塁’で作った1アウト2,3塁のチャンスで
センター前にタイムリー。
エロの‘好走塁’もあって2打点を稼いだ。
そしてカノーのヒットで昨日の再現となるような激走でホームへ突入、
YESの実況席も絶賛の絶妙スライディングでセーフ。

5打数3安打2打点3得点。
まあ打って走っては最近では見慣れているが、珍しいものも見せてくれた。

今日は4番レフトで出場していたから守備にも就いていたのだ。
DH稼業が身についているせいか、やはりどこか覚束ない。
8回に捕れそうな当たりをこぼしてしまい、打者にはラッキーなダブルにしてしまった。
ところがそのランナーが最終的にタッチアップでホームを狙うと、
松井がレーザービームならぬ‘perfect one bound throw (by David Cone)’で補殺に成功した。

試合後のインタビューで松井が‘自作自演’を認めた・・・(^。^)

松井と対照的だったのはイチローで4タコ2三振、守備も冴えなかった。

イチローの代理抗議をしたマクラーレン監督が退場する破目になったが、
監督退場でも‘ナインは燃えず’投手陣が‘炎上’するだけだった。

そう言えば今日のヤンキースもジラルディがサスペンションされて、
ロブ・トムソンが代行した。

ほらね、だからジラルディは日替わりラインアップを決めたら試合中は・・・(>_<)

残り2戦も勝ってSWEEPしたいが、そろそろ松井の名前が消えそうな感じもある。
好調松井を外すことが‘敗因’になるようなことがないと良いが・・・(-_-;)

因みにvsシルバ(右) 11-2 0.182、vs ウォッシュバーン(左) 14-3 0.143だ。

2008年5月23日金曜日

ヤンキース今季初のサヨナラ勝ちの‘準主役’は松井秀喜~勝利を呼んだいくつかのジンクス~

野球観戦をしていて最も興奮し喜びが大きいのは贔屓のチームのサヨナラ勝ちだろう。

勝利の瞬間、狂喜乱舞する選手たちの姿を目にしながら、こちらもそれを共有できるのがいい。

今日のヤンキースはそのサヨナラ勝ちをした。
今季初である。

そのサヨナラのシーンに松井秀喜がいた。
9回裏‘きっかけの松井’らしいレフト前のシングルで出塁して、
2アウト1,2塁の場面で2塁ランナーは松井だ。

ここでバッターのカノーがレフト前にヒットを放った。

Here comes Matsui.

躊躇なく3塁を回った松井は顔を歪めながら必死に走る、走る。
タイミングは微妙だ。
ただ送球が高くジャンプして捕球する55番、懸命に滑り込む55番。
サヨナラのホームインだ。

その瞬間松井に駆け寄る選手たち、打ったカノーに駆け寄る選手たち。

勿論RBIのカノーが主役で、Rの松井は‘準主役’だ。

ただカノーの打球が三遊間を抜けた瞬間から、全員の注目を浴びたのは松井だ。

スタンドのファンをVTRでじっくり見直すとはっきりわかる。
それにしても向こうのファンはどこか粋で集中している。
松井がホームに向かうと、次打者がやるように懸命に両手を下ろしながら‘滑れ、滑れ’のポーズを
している連中がかなりいた。
そしてセーフの瞬間、今度は両手を天に向けてバンザイだ。

昨日はエロ復帰後の松井は冴えないと書いたが、今日は冴えていた。
相手先発のバレスに対する‘得意意識’があるせいか第1打席から積極的だった。
強風が吹いていなければスタンドインしていた可能性があった大きなフライを
ライトのマーケキスの‘悶絶超美技’で結果的にはゲッツーにされてしまうがいい感じだった。

2打席目は難しい球をライト前へライナーで運び‘きっかけの松井’で同点のホームを踏んでいる。
そうなのだ、今日のヤンキースの全得点は松井だ。

このBALとのシリーズは大敗、完勝ときて今日の接戦をものにした。

この勝利の陰には幾つかのジンクスもからんでいる。

デーモンが1打席に続き2打席目もヒットを打つとYESのマイケル・ケイがすかさず
‘デーモンのマルチヒットゲームは今年9勝1敗’と紹介した。

8回、ジョバ先発転向後のセットアッパー役を務めるファーンズワースがピシャリと3者凡退に抑える。
すると、ヤンキースの番記者がブログに‘奴が1-2-3イニングにした時は勝率10割’と書いた。
(これは裏が取れてない)

そして、9回裏のジラルディの退場劇だ。

ジオンビのファウルチップを巡っての判定に怒っての退場だったが、実際は誤審とは言い難い内容で、
ちょっとKYな印象もなくはなかった。

現地の書き込みには‘今日は満月の夜だったので発狂したのでは・・・’というのもあった。
何れにせよ監督が退場するとチームは勝つことは多そうだ。
(これは経験則かな)

マスコミはそろって‘監督の退場にナインも燃えた’と使いたがるが、
実際試合後の選手たちも口々に‘あれで燃えた’と言っている。

じゃあ、もっと頻繁に退場すればいいのに・・・(>_<)

特にジラルディは先発のラインアップを決めるのが仕事の大半だから、
退場してもあんまり影響ないかもね。

明日からはSEAとの3連戦。
SWEEPできればちょうど5割復帰になるがどうだろう。

2008年5月22日木曜日

ダレル・ラズナーは無傷の3連勝で2005年のアーロン・スモールになれるか~世間はジョバ先発転向で大騒ぎ~

ダレル・ラズナーがヤンキースの連敗を止めてくれた。
これで今季無傷の3連勝だ。

DET相手に2勝目を挙げた時、ジーターはラズナーをジョン・リーバー(Jon Lieber)に例えた。
2004年にヤンキースで14勝したピッチャーだ。

一方、私はラズナーをアーロン・スモールに例えようとした。
勿論、願望を込めてのことだ。

アーロン・スモール、私が2003年から真剣にヤンキース観戦を始めてから、
最も好感を持った選手と言ってもいい。

2005年のシーズン後半突如メジャー昇格をして、レギュラーシーズン10勝0敗。
‘勝利の男神’‘スモール不敗神話’と私は嬉々としてこの男を‘神格化’していった。

2005年のヤンキースは相変わらず前半はもたつき、後半必死の追い上げて相星地区優勝を果たした。
後半戦の勝敗は49-26で貯金23個だがこの内10個をスモールが稼いでくれたのだ。

スモール同様立役者に挙げられるチャコーンは7勝3敗で貯金は4個だ。

ローテーション・ピッチャーは試合数をこなすことも要求されるが、最終的には勝ち負けの差が大事だ。

スモールの場合それが負け知らずのプラス10だったのだ。

実力だけではなく何か‘見えざる力’が働いているように勝ち続けた。

ラズナーも何か似たような勝ち運を持っているのではないか。
コントロールが極めて良くストライクが多いが、正直見ていて球威が凄いという感じではない。
それでも結果はグッドなのだ。
過去2試合もいわゆるクオリティ・スタートだったが、今日は7回をシャット・アウトだ。

あれだけスランプだったオフェンスも繋がる、繋がる。
タイムリーは出るはHRは出るはで、違うチームのようだった。
昨日足を引っ張りまくった守備陣も無難にこなす。

昨日いきなり復帰弾を放ったA-Rodは今日もあっさりとHRをぶっ放した。
実はもう1本黄色い階段直撃弾を打ったが、なんとこれを審判が誤審してダブルの判定。
これでメッツ戦の誤審とチャラになった。

ラズナーの後を受けて投げたのがジョバ・チャンバレンだったが、
8回の1イニングだけかと思いきや大差がある中、9回も続投し零封した。

YESのマイケル・ケイがスターター転向への準備ではないかと‘憶測’でモノを言った。
と思ったら、試合直後のキムのインタヴューになんとジラルディが登場し、ジョバのスターター転向の方針を明言した。

おかげで、好投したラズナーを抑えて世の中はジョバの先発転向で大騒ぎだ。

こうして大物の陰に隠れると益々‘スモール化’が進みそうでいいじゃないか・・・(^。^)

大物の陰に隠れるという意味では、エロ復帰後の松井がどうも冴えない。