ヤンキースが敗れて2007年の短い秋が終わった。
ある意味では‘劇的’なレギュラー・シーズンだったが、
ポストシーズンは単純に‘悲劇的’だった。
贔屓のチーム、ヤンキースが敗退し、松井秀喜の夢は今年も叶わなかった。
今日までの166試合、今年も1試合も欠かさず応援してきた私にとっても、
今日のゲームセットはまさに終戦。
今年の私の人生で最も不幸な日と言ってもいい。
しかし、よく考えてみると‘そんなこと’が最大の不幸だなんて
私の人生はなんて恵まれているのだろうか。
実は本当はこう書きたかった。
ヤンキースがワールドチャンピオンになり、松井秀喜の夢が終に叶った。
‘そんなこと’が私にとって今年最大の幸福だなんて、なんて不幸な人生なのだろう。
今年の敗北は2008年のヤンキースの姿を‘大変身’させる可能性がある。
トーリは間違いなくいなくなる。
もしかしたら今日でピンストライプ姿が最後になった選手もいるかもしれない。
トーリのラスト・ゲーム、最後投げたのはリヴェラで最後の打者はポサーダだった。
そろってFAのトーリ・シンパのふたりの去就問題にも影響を与えるだろう。
オーナーはラブコールを送っているがエー・ロッドもどこへ行くのか。
或いは所謂タンパ派の台頭で松井秀喜の身にも何か起こるかもしれない。
色々な変化の中で私も恐らく動揺するに違いない。
でも、私の松井秀喜への思いは何ひとつ揺るがないだろう。
愛するものがあるからこそ味わう悲しみ・・・そんな機会もめっきり減ってしまった。
いや、減ったというのは見栄で、実は松井を除けば皆無かも・・・(>_<)
2007年10月9日火曜日
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