2008年7月3日木曜日

NHKのMLB中継にエース竹林宏が帰って来た~北京五輪の野球実況も担当~

プロ野球交流戦の巨人-ソフトバンク戦@東京ドームでベンチレポートをしていたので、
もしやと思っていたが、NHKのスポーツアナウンサー竹林宏氏が3年の大阪勤務を終えて
東京に戻ってきた。

私は彼の実況が好きで2007年の2月にもこのブログでラブコールを送っている。

NHKは盛り上がり必至のMLB中継にエース竹林宏を投入すべきだろう~っていうか是非お願い~

NHKのスポーツアナ竹林宏が好きだ。

どれ位好きかと言えば、ほとんど興味の無い都道府県別女子駅伝を
彼が実況しているという理由だけで観てしまう程好きだ。

彼はずっとMLB中継を担当していたが、2005年の途中で大阪局に異動になった。

MLB中継は外れて地元甲子園で行なわれる阪神戦や高校野球、
駅伝や花園のラグビーを実況するようになる。

彼の声質が気に入っている。
基本は冷静な中、程よく興奮するのも良い。
金メダルアナとして有名な刈屋富士雄に較べるとミスも少なくない。
実際wikiにはトリノ五輪のノルディック複合で‘日本が4位から5位に上がった’と実況した
‘失態’が記されている。

ただ彼がミスをした時の訂正の仕方、謝罪の仕方も好きだ。
無反省でもなければ卑屈でもない。

要するに何をやっても好きってことだね・・・(^_^.)

但しこの記事を書いた時点と今とでは私の視聴事情はかなり違う。

MLB中継では基本的には日本語音声は聞かない。
先ず、実況アナも解説者も不勉強でプロと言うにはほど遠いレヴェルなのが気に入らない。
それ以上にヤンキース戦に限って言えば専門局のYESの実況が極めて優れていて
大のお気に入りだからだ。

2005年以降はヤンキース戦を全試合観戦、ネット観戦の割合も増大したお陰で
英語実況を聞き取る力も格段にアップした。
野球に無関係な馬鹿話で爆笑している時は理解不能のことも多いが、
それ以外は殆ど分かるようになった。

YESのエース、マイケル・ケイとNHKのエース、竹林宏を比べるのはさすがに酷だ。

ヤンキース戦とマイケル・ケイは不可分の存在だからだ。

しかしヤンキース戦以外なら日本語音声にすることも無くはない。
或いは主・副を併用することもある。

幸いにも竹林宏復帰第一弾はNHK総合でのBOS-TBの首位攻防戦。
2画面にして音声は適宜スイッチした。

明日からのBOSとの4ゲームシリーズでは第3戦・4戦の実況が竹林だ。

スポーツ観戦は現場に居てこそ味わえる生の醍醐味も捨てがたい。
一方、より状況把握が楽になり感動を増幅させる実況放送ならではの魅力もある。

名シーンの名実況で永遠に歴史に名を残す例も多い。

竹林宏は北京五輪の実況アナにも選ばれていて、担当は陸上と野球だそうだ。

星野ジャパンがオリオンピック史上最後の金メダルを決める瞬間を彼の実況で聞けたら最高だ。

但し、エース扱いしているのは私の勝手な価値判断に基づくもので、
年功を重んじるNHKだと同じく野球を担当する工藤三郎が決勝戦を実況する可能性が高いか。

工藤氏はNPBの実況では野球への造詣の深さを感じさせるヴェテランの味わいがある。
長野五輪ではあの‘立て、立て、立てぇ、立ってくれ~!・・・・立った!’をやった男だ。
実力的に異論を唱える気は毛頭無い。

それにしても金メダル実況アナの誉れ高き刈屋富士雄の名前を確認できないのは残念だ。
非合理な領域とは言えこの手のジンクスは武器になると思うのだが・・・。

《追記》
刈屋氏は北京五輪では実況は担当せず、東京のスタジオ担当になるそうだ。
彼の人気を考えれば納得の配置だがゴールドメダルパワーが広く浅くなってしまいそうだ。

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