大沢啓二と張本勲が1週間のスポーツシーンを振り返りながら‘喝!’と‘あっぱれ!’を出す。
妻は欠かさず見ているようだが、私は今朝久々に見た。
そもそもNPB出身のジジイ二人がスポーツ全般を語ることに無理がある。
大沢は勉強不足だし、張本はどこかでコネタを仕入れてきてはいるが、
それ以前に独断と偏見に満ちている。
広角打法が売りの男だったのに、今は視野の狭い男に堕した・・・(-_-;)
張本のMLB蔑視は昔から有名だ。
但し蔑視する根拠は希薄で具体的な論理は聞いたことが無い。
恣意的とも思える凡プレイ映像を流しては‘所詮メジャーなんてこの程度です’が口癖だ。
NPBの優秀な選手がMLB移籍を希望した時点で‘悪人’扱い。
甚だ語弊はあるが、敢えて刺激的な表現を借りれば‘脱北者’を批判する彼の国の人と同じだ。
メジャーで安打を確実に積み上げるイチローに関しても、
‘試合数も違うし飽くまでも参考記録’
‘いわゆる逃げ打ちだから’
‘内野安打が多く単打ばかり’
‘数は多いがいいところで打ってない’
等々、認めていなかった。
松井秀喜は2006年のWBC不参加で完全に嫌われた。
人格批判ともとれる極端な発言をして、逆に江川紹子が噛みつく‘事件’があった。
そんな張本がイチローに関しては態度が豹変する。
彼はいわゆる‘張本越え’の瞬間をセーフコで観戦していた。
記録達成の直後電光掲示板で張本が紹介されたが、その時の顔がなんとも気持ち悪い。
普通の人なら単に微笑ましい光景だが、あの‘喝!’を連発していた張本がやるから問題だ。
なにこのツンデレ・オヤジ・・・(・o・)
その後はイチローを礼賛するだけは飽き足らず、相対的にイチローの価値を高めようとしてか、
他の日本人メジャーリーガーを貶めにかかる。
代表格の松井秀喜は格好の餌食だ。
今日の放送でもはっきりこうほざいたのだ。
みんな‘ダメジャー’でしょ
イチローぐらいのもんですよ
偶には良いところもありますけどね
大体全体的にダメで・・・
それは偶にはありますよ
何十回も、何百回もやるんだから
イチローだけですよ
そしてメジャーの放映長いよ
日本国内ちょっとこれからやりましょうよ
(関口:いやいやこっちで十分やりましたよ)
全然少ないよ
イチローが松井の‘直撃弾’を落球したエラーには‘喝!’どころか一切言及しなかった。
番組の大半をNPBに充てている現実があるのに、最後の一言にはさすがに関口をはじめ
スタジオ内が呆れた様子だった。
もしイチローがサイクル安打を達成でもしようものなら、それを繰り返し流しても
何も言わないような気がする。
ツンデレを通り越して‘張本、必死だなw’状態に突入、滑稽でさえある・・・(^<^)
昔はもっと是々非々のバランスがあった筈だが、今の張本は単なる暴走オヤジだ。
その暴走をどことなく‘歓迎’している感のある他の出演者にも問題はあるし、
番組製作担当者にも責任はある。
という訳で、久々に電凸を試みた。
大体上に書いたような趣旨のことを言ったが、丁寧に話を聞いてくれた。
折角、スタッフがその週の‘ダメジャー’‘エエジャー’を振り分けても、
張本がいつも‘あの総括’をしていたら意味が無いのでは・・・。
ある程度の辛口はいいが、今の張本はハバネロを一瓶打ち込んで料理そのものを
破壊している感じに思えるが・・・。
この辺の指摘には頷いていたような気がする。
‘張本氏の渡米費用、いわゆるアゴ、アシ、マクラはどこが払ったんですか?’
という不躾な質問には、当然の如く‘お答えできません’
さらに‘それが答えと考えていいですか’という下品な切り返しにも同じ答えだった。
およそ20分経ったところで、他にもじゃんじゃん電話がかかってきているということで話を終えた。
私が名乗ると先方も名乗ってくれたが、相手をしてくれたのはKというディレクターだった。
昔もそうだったが、TBSの場合は或る意味‘無防備’で、直接担当者と話ができる。
さて、来週の放送で松井が名投手ハラディから放った3本目のHRをどう伝えることか。
な~んてね、勿論、何も変わらないだろう。
放送局なんて、特に民放には数々の‘おとなの事情’があるに違いない。
TBSはWBCの中継に関係しているし、この番組のスポンサーにはユンケルもいる。
そうでなくてもTBSと言えば何かに局を挙げて集中投下することで悪名高い。
そう言えば、ググっていて目にしたが、あの亀田家騒動の時も張本は‘喝!’を入れなかったそうだ。
所詮、張本なんてその程度ですよ・・・(>_<)
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