2009年3月6日金曜日

日本がWBC初陣の日に松井秀喜が初見参の因果~それにしてもイチロー礼賛包囲網は異常ではないか~

これも何かの因果なのだろうか。
日本代表チームがWBCの初戦を戦った日に、松井秀喜がこのスプリング・トレーニングで
初めてラインアップに名を連ねた。
選手が歯抜けのせいもあって4番DHでの出場となった。

松井秀喜にとってWBCは‘鬼門’であり‘無縁’だ。
松井ファンのわたしにとってもどこかWBCは距離感を感じる。
それでも前回はそれなりに熱狂した部分もあったが、今回は今のところ相当冷めている。
高校野球でさえまだ春の大会をしない時季にプロが世界一決定を争うと言われても無理がある。

日本代表の初戦はコールドゲーム必至とも言われていた中国戦だったが、
文字通りの‘お寒い試合’で今後におおいに不安を抱かせる内容だった。

チームリーダーを務めるイチローが不振だ。
もともとイチローを好まないわたしだが、それ以上に激しく嫌悪感を覚えるのが
気味の悪い程のイチロー礼賛をするマスコミだ。

実況も常にイチローが中心、普段からその‘温さ’で飯を喰っている感のある栗山は勿論だが、
古田も緩いし、中居も話にならない。
義田貴士というイチローとの仲の良さだけで売っている鼻持ちならないパラサイト男がいる。
どうみても整形したとしか思えない鼻を持っている。
そんな仲良し組の‘大丈夫、まったく心配無い’宣言を聞いても歯が浮くだけだ。

何かにつけて現実を直視しない‘大本営発表的な臭い’がプンプンするのだ。

以前‘新聞はイチローに甘すぎる!’という文春のコラムを取り上げたことがあるが、
それが日の丸を背負うことによってさらに増幅されている。
‘スポーツニュースは恐い’という本に書かれている‘忘れさせないナショナリズム’が、
サブリミナルなんてもんじゃなくあからさまに刷り込まれていく。

そして当然のことながらこんなこと書いているわたしは‘非国民’扱いだ。

‘多事争論’でも‘是々非々’でもない報道の危うさを感じ取れる人間が送り手にも受け手にも少なすぎる。

この異常とも言えるイチロー礼賛包囲網が呪縛となってイチローの不振を招いている可能性もあるわけで、
そうなると自爆行為とも言えなくない。

ここまで書いた分を読み直すとかなり偉そうだし、正直自分でも語気が強すぎると感じているが、
まあ今日はこのままでいきます。

わざわざ‘語気’って・・・他意はありませんよ。

さて松井だが、実戦参加が遅れることは知っていたが一応毎日番記者のブログで
スタメンはチェックしていた。
当初の予定よりさらに遅れていたのでやっとMatsui DHを発見して少しホッとした。
相手はWBCのカナダ代表だ。
U.S.A.戦はYESの実況放送があって、チラッと観たがカナダ戦は中継無し。
昔懐かしいGAMEDAY観戦になったが、STの場合アップデートもリアルタイムではない。
断言できないが松井の顔写真が更新されているような気がする。
渡米の時の映像でも感じたが少し痩せて頬がこけて見える。

松井は2打席だったがセンターフライとサードへのポップフライでヒット無し。
DHのポジション争いをしそうなポサーダと途中交代させられた。

松井の実戦初戦、リヴェラのブルペンでの初投球等の話題を完全に吹っ飛ばしたのは
やはりこのお騒がせ男、A-Rodだった。
臀部に違和感があって手術が必要になる可能性も否定できないそうだ。

かつてのメラメラと燃えるようなヤンキース愛がかなり冷めているので情報弱者になっているが、
1ヶ月後シーズンが始まればそれなりに燃えてきそうだ。
そのためにも松井には故障せずに無事に開幕を迎えて欲しい。

因みに番記者の開幕スタメン予想では一応5番DHになっている。

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