定時の一般ニュースもWBCネタになる世の中で、ヤンキースのスプリング・トレーニングの試合に
興味のある人は殆どいないだろう。
ましてやその試合をライブ観戦している人は日本に100人もいないかもしれない。
私もその数少ないひとりだが、今日はおかげで松井秀喜のSTでの初ホームランを観ることができた。
映像はYESの中継画面だがネット放送をやっていたのはESPN(台湾)なので、
実況が興奮しているのはわかったが何を言っているかはわからない。
場外かと思ったがどうやら食事のできるparty deckに飛び込んだらしい。
第1打席には先制となる2ランダブルを放っており、この2ランHRと合わせて4打点。
膝の状態が良ければ松井の開幕4番をジラルディ自身が公言している。
実際このSTではずっと4番を打っているが実は打点はランナーを3塁においての
‘必殺2ゴロ’で稼いだ1打点のみ。
クリーンアップとは到底呼べない物足りない内容だった。
それが今日は相手のピッチャーがヘボいせいもあったが、ダブルとHRの2-2、4打点と
初めてそれらしい活躍を見せた。
HRを打ってベンチで歓迎される表情も明るく、松井にしては雄弁だった。
この内容ならもしかして記事の見出しになってるかと思い探してみたが、初登板になったリヴェラが主役。
NY PostでやっとMatsuiの名前を発見したがそのタイトルは
‘YANKS CAN'T AFFORD HAVING MATSUI AS DESIGNATED SITTER’
別に今日の試合の観戦記ではなく今の松井のヤンキースでおかれている立場に関して
Joel Shermanという記者が書いている。
ググるとどうやらこの男は基本的に松井について辛口らしい。
ところでこの見出し、最初に読んだ時は気付かなかったが‘DESIGNATED SITTER’とある。
‘HITTER’ではなく‘SITTER’なのがこいつなりのユーモアなのだろう。
ただ客観的に考えても、書いてあることはほぼ当たっている訳で、来年以降もピンストライプを
着るためには、2009年の松井が文句を言わせない打撃成績を残すしかない。
因みにこの記事を引用したCBS Sportsのコミュニティーでのタイトルは
‘No room for Mat-sushi in NY’だ。
色々な要因に触れているが、記事を読んだ現地の連中の解釈はそういうことなのだろう。
それにしても日本人以外が経営する怪しい寿司を有難そうに喰っている癖に、
日本人と言えば‘sushi’を付ければいいと思っている単純発想はどうにかならないかと思う。
まあ、我々も似たようなことをしているに違いないが・・・。
記事の中で松井も言っているが、将来どうなるか考えない訳ではないが、
先ずは今シーズンのプレイに集中する。
私もそれを応援するだけだ。
さて、今日の松井をブログで取り上げる人は一体何人いるのだろうか。
夜の7時のNHKニュースでは松井のダブルとHRの映像が流れた。
なんだかんだ言ってもやはりHNKの見識は高い・・・(^。^)
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