途中までは余り見どころが無い凡戦だった。
アイバーの雑技団プレイで失った1点であのままLAAが負けたいたら
相当腹立たしい思いに駆られていただろう。
実際は8回にアブレイユが値千金の同点弾を放ち、
延長10回裏にモラレスのサヨナラ満塁弾で試合が決着した。
勝利の瞬間、興奮したというよりはSEA相手に連敗せずに済んだことに安堵した。
ところがその直後だ。
満塁弾を放ってまさにヒーローとしてホームベースでチームメイトに迎えられたモラレスが
足を痛めて動けなくなってしまったのだ。
歓喜の輪は一瞬にして凍てついた。
まるで墓石の周りに集まった群衆のように沈痛な表情だ。
このシリーズは日本人観客の姿が多く見られるが実はこのブログの常連さんも
現地で観戦していた。
それを知っていたので今日は特に松井の打席では彼の心中、胸中を想像しながら観ていた。
よし・・・あぁ~ダメか
ちぇ、惜しいな
う~む、さっきこれを打っていれば
激しくサヨナラHRの予感がしたんだが取り敢えず先頭出塁はナイス
で、松井は主役になれなかったが先ずはチームのサヨナラ劇で興奮したに違いない、
その後のホームでの出来事は観ている場所にもよるが状況の把握は容易では無かったと思われる。
松井の姿を探すが見つけられずチョットがっかり。
まあ彼の胸中とかいいながら実は私のつぶやきなんだけどね・・・(^。^)
さて肝心のモラレスだが左脚下部を骨折し早速明日手術を受けるそうだ。
その後のリハビリや復帰時期については未定。
モラレスは現在チーム3冠王0.290、11HR、39RBIで、文字通りの主砲。
ただひとり全試合スタメン出場していた。
今日の勝利で首位に3.5ゲーム差になったが、今後の戦力低下は深刻だ。
レベルの低いア・リーグ西だが益々混沌とするのは間違いない。
手首死球で途中交代したハンターはX-rayではネガティヴだったが、
影響がゼロとは言えない。
松井にはモラレスの分までと言いたいところだが、
本来の自分の調子に戻すことが先決だしその兆しはある。
そういえば今日知ったけどこの前のHRを打ったのは
‘実父ヒット’だったのね・・・(^。^)
因みにLAAは今後サヨナラ勝ちのホームでの大騒ぎ禁止令を出したが、
他の球団にもおふれがでるかも・・・。
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