松井秀喜は去年の34歳の誕生日にグランドスラムを打って大ヒーローになった。
あれから1年、フラッシュバックでそのシーンが流される。
2打席凡退して迎えた第3打席、2点ビハインドだが1死1,2塁のチャンス。
YESのマイケル・ケイは‘Birthday boy Hideki Matsui’と紹介した。
35歳でboyかよ・・・(>_<) しかし、その紹介の直後にboyは見事に期待に応えた。 軽~く打った感じだったがその瞬間HRとわかる逆転の3ランをセカンド・デッキへ運んだ。 サブウェイ・シリーズならではの光景だが両チームファンが混在するスタンドで、 ヤンクスのファンが一斉に打球を目で追い入った瞬間狂喜乱舞する。 これはカーテンコール級の一発だろう・・・(・o・) 私は去年同様試合後のYESのインタヴューに松井が呼ばれ、 ニューヨーク紙の1面を独占する近未来を想像した。 いつもは両チームの話題性によってどっちかしか取り上げない地元紙も このシリーズはどう転がってもその試合のネタが1面になる。 しかし現実はそう甘くは無い。 1点のリードをホールドすることはできずにあっさり同点にされた。 まあ、仕方がない、また松井が勝ち越しを決めればいいだけだ。 ところが8回、昨日のBOS戦で懲りたのが2アウトランナー無しでリヴェラを起用するが、 これが裏目って1点の勝ち越しを許してしまう。 あ~ぁ、結局松井のバースディー・アーチは‘空砲’になるのか・・・(-_-;) 8回の裏は松井を含めて1-2-3イニング。 1点差のままでメッツは新戦力のK-Rodが登場する。 2アウト2塁で対戦成績19打数2安打のテシェイラを敬遠して、14打数1安打のA-Rodとの勝負になる。 セカンドへのポップフライで万事休すと思われたが、カスティーヨがこれを落球。 ジーターに続き、基本に忠実にしっかりと走っていたテシェイラがサヨナラのホームイン。 ‘retake合戦’の結末はヤンキースの喜劇的勝利で終わった。 YESのヒーロー・インタヴューに呼ばれたのはエロだった。 セカンド・デッキへの3ランHRよりセカンドへのポップかよ・・・(>_<)
まあ、エロは今回は‘Hah’と奇声を発した様子は無かったが、
打ち損じてバットを激しく地面に叩きつけた震動が影響したかもしれないし、
ポップの落球では定評があるエロ・インフルエンザ菌のお陰かもしれない。
松井秀喜のバースディ3ランが一面を飾るベスト・シナリオにはならなかったが、
空砲になるワースト・シナリオを回避できたはなによりだ。
サヨナラの瞬間の松井の喜び方や笑顔がそれを物語っている。
さて、チャート的には来年の誕生日に松井が2ランHRを打つことは‘明白’だが、
どこのユニフォームを着ていることやら・・・。
着てないとかはやめてくれよ。
2009年6月13日土曜日
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