2009年6月3日水曜日

松井秀喜よ、身の振り方も気になるだろうが先ずはバットの振り方だ~止めを刺した8号3ランにテシェイラ大興奮~

NYポストに松井がヤンキースと再契約するのは‘ZERO CHANCE’と報じられた。
ソースは‘several Yankee executives’とされている。
個人的には何を今更という感じで、相場的には‘織り込み済み’だろう。
このニュースに反応しているのは一部の情報弱者達だが、
世の中はこういう弱者の方が圧倒的に多いのも事実だ。

‘織り込み済み’は余り有能とは思えないエコノミスト達が多用する陳腐な言い回しのひとつだが、
同様に奴等が好む表現に‘影響は限定的’というのがある。
実は何も分析できない、予想できない連中が専門家の振りをするには極めて便利なフレーズだ。

松井の場合も‘影響は限定的’かと言えば、そうではないだろう。
松井を相応の条件で欲しがる球団が無ければ、失業の危機だ、
それは即ち選手生命の終焉を意味する。

私が現役ディーラーだった頃も、実績を残せずにfireされた人々を数多く目にしてきた。
自分がその候補になりかけたこともあったし、最後の方はfireする立場になって
彼(女)等の人生に影響を与えてしまったこともある。

松井も当然のことながら来季以降、或いは今季中に起こり得ることを考えないことはないだろう。
しかしである、自分の身の振り方も気になるだろうが、先ずはバットの振り方だ。

それほど単純でも容易でもないだろうが、今こそ松井流の目の前の試合でチームのために全力を尽くす、
いつもの姿勢を崩さずに頑張って欲しい。

そういう姿を誰かが必ず見ているし、それが何らかの形で報われることもあるだろう。

今日の松井のバットは良く振れていた。
第1打席は実質ダブルの当たりだったが1塁ランナーのポサーダの判断が悪くシングル。
ポサーダはアウトになったがガードナーのタイムリーで先制点に繋がった。

圧巻は4回の第3打席だ。
チームは2-3と1点ビハインドだったが、4点入れて既に逆転していた。
そこで止めを刺したのが松井の3ランHRだ。
いつものことだが何度見ても完璧な当り。
この打球が飛んでいった時に観客の歓声とともに最も興奮していたのは、
いまや打って守れる頼りの人、テシェイラだ。

このイニング2度目の死球を受けてfired upしていたが、彼がショボの2ゴロで2塁へ決死のスライディング。
ゲッツーを免れて、勝ち越し点になったのだ。

ベンチに戻る時のオベーションはジーターのキャリア1500得点よりも
テシェイラのガッツに対するものだった。

普段はディズニーのアニメに出てくる犬のような顔をしているが、それがHRの瞬間吠える、吠える。
松井が打ったピッチャーは既に代わっていたが、
それでも‘ゴジラ、よくぞ叩きのめしてくれた’といった感じだったのだろうか。

テシェイラの熱気はベンチ内に伝わっていたから、松井がベンチに戻るとハイ・ファイブで大盛り上がりだ。

今季でお別れになるチームメイト達だが、チームメイトは野球をやっている限り必ずいる。
どこでプレイしようが死ぬまでついていくファンもいっぱいいる。

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