2009年6月20日土曜日

5時間半も待たせてMLB最弱球団に連敗したヤンキース~Newsdayの裏1面は絶好のチャンスに三振した松井秀喜~

ワシントン・ナショナルズの弱さはMLB全球団の中でも際立っている。
各地区最下位と言っても勝率4割ある中、唯一勝率2割台だ。
インターリーグのスケジュールの中では明らかにボーナス・ステージでSWEEP必至、
最悪でも勝ち越しはするだろうと思っていたら、何と負け越してしまった。

雨の中なんとしても試合を敢行する決意は固く、当初の予定より5時間26分も遅れてfirst pitch。
球場に我慢強く残っていた1万人ぐらい?の観客は空いている席に移動できる特権を与えられたが、
負け試合をみせられたんじゃ堪らない。

前日同様、相手の初物ピッチャーに手を焼いた。
3点差で迎えた7回の反撃、1アウト、2,3塁のチャンスで松井が登場する。
アウトになっても最低限1点は当然入るものと思ったが、何と空振りの三振に倒れてしまう。
結局この回も0点で3-0のまま敗戦。
前の試合では9回1点差に迫って1アウト1,3塁。
同点にはなるだろうと思いきやカノーがショートゴロを打ってゲッツーでゲームセット。

ヤンキースの面々の‘最低限シチュエーション’での体たらくは年々際立っているような印象があるが、
一時はMLBの中で最も強いと言われた松井までも同病に襲われつつある。

負け試合で松井の活躍も無く、当然ブログの更新は無し。
ところがさっきニューヨーク紙の1面チェックをしていたら、何とNewsdayの裏一面が松井だった。
数少ない絶好のチャンスだったから戦犯イメージで使ったのだろう。

今までは松井がヒーローになるような活躍をした時に懸命にチェックしていたが、
逆のケースもあるということだ。
アーカイヴを調べたらBOSに7連敗目を喫した後の6月11日の裏1面にも松井が登場していた。

いたずらに松井を晒す気はさらさらないが、ニューヨーカーの世論形成上は影響があるので
敢えて取り上げてみた。

因みにマイケル・ケイが放送中にまるでヤンキースの広報のように何度も説明していたが、
5時間半遅れで試合を敢行するかどうかを決めるのはMLBと審判団であって、
ヤンキースは関与しないそうだ。

まあその雨のお陰でBOSがコールド負けしたのがせめてもの救いか。

明日からは、松井ファンには手持無沙汰なナ・リーグ主催の試合が9試合続く。


《追記》
昨日の試合実施に関してヤンキースの関与が無いとしきりに主張していたマイケル・ケイが、
今日の放送中にあれは自分の間違った思い込みだと謝罪していた。
リスケジュールを含めてヤンキースが関与している。
だよね~。
私も意外感があったのでわざわざ紹介したが・・・。
因みに昨日のチケットは使った人も使わなかった人も今季か来季、代替観戦できるみたいだ。

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