私のワードでは‘A-Rod’と‘clutch’と言う単語を並べると‘要検討’という警告が出る。
ポストシーズン中は警告がもっと強烈で確定しようとすると‘Are you sure?’とメッセージが出る。
勿論全部ウソだがGoogleが情報連動型のワードを開発したらそうなってもおかしくない。
但し、2009年のポストシーズンのA-Rodは‘一味’いや‘七味’ぐらい違う。
レギュラーシーズンの後半からそういう傾向があったが、ポストシーズンになると
‘人が変わる’から当てには出来なかった。
それがゲーム1で2度のタイムリーヒットを打った。
今日のゲーム2でもチームの最初の得点を叩きだした。
ここまでの3回はすべてシングルヒットによる1打点だった。
そして2点ビハインドの9回打った瞬間HRを確信した同点弾を放ったのだ。
試合は延長に突入し、最後はテシェイラのサヨナラ弾でヤンキースが4-3で勝利した。
テシェイラがパイを浴び、チャンピオン・ベルトはロバートソンがゲットした。
しかし、個人的には今日のヒーローは文句無しにA-Rodだ。
一体何が変わったのだろう。
よく冗談で‘何か悪いものでも食ったのか’と言うが・・・。
昨日は笑顔でスタンドにいた‘彼女’は今日はその姿が映し出されなかったが、
俗に言う‘あげまん’なのだろうか。
現地の書き込みにも‘Kate Hudson must be a performance enhancer.’と言うのがあった。
理由は何にせよ、ポストシーズンに関してはチームのライアビリティだった男が
アセットに変貌することは、まさにダブル・イフェクトになる。
彼本来の実力にclutchという要素が加われば目標達成に欠かせない大きな戦力だ。
チームの勝利は色々な問題も洗い流してくれる。
相性を尊重して正捕手なのにベンチスタートを強いられたポサーダ然り、
今日のゲームの中で貢献できなかった選手達(松井も含む)然りだ。
全員がホームでテシェイラを迎え歓喜のジャンプをする。
今のヤンキースにはチームとしての一体感が感じられる。
ところでしばしばNYYにとってLAAは天敵だと言われるが、
MINにとってのNYYはその比ではない。
子供の頃から‘相手の立場にたって考える’ことを教育されてきた私だが、
ツインズのファンの心中を察してみよう。
2点リードで守護神ネーサンが打たれ、大ピンチを凌いだ後の大チャンスもいかせなかった。
何のためにいるのかわからない外野審判の明らかな誤審もあった。
これで今年のヤンスタでの試合は通算で0勝6敗、そのうち4試合がサヨナラ負けという異常さだ。
明後日、0勝3敗の地元で一矢報いることができるか。
ヤンキースとしては勿論‘2009年完全スウィープ’を目指す。
2009年10月10日土曜日
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