今日のネタは渋すぎて受けそうにないが個人的にはどうしても書きたかった。
2009年のヤンキースの開幕戦はビジターでBALが相手だったがその時の話だ。
A-Rodを欠くヤンキースの4番は松井秀喜。
3点のリードを許していたが7回裏に松井の2ランHRで1点差に迫った直後のBALの攻撃。
ランナーを一人置いてイズトゥリスがレフト最前列にHRを放ったのだ。
その時(確か)ESPNの実況が叫んだ
‘なんということでしょう、これは今季最初で最後のHRに違いない’
確かに打球はレフト最前列、観客が手を伸ばさなければ
デーモンがキャッチ出来た可能性があった程のギリギリの当たりだった。
おいおい、それにしても開幕戦でまだ161試合あるのに‘最後’って・・・(>_<)
実はこのBALのシーザー・イズトゥリス(César David Izturis)には母親の違う兄弟(half brother)がいて、
それがLAAのマイサー・イズトゥリス(Maicer Izturis)だ。
彼がこのKCとの初戦で今季第1号を放った。
レフトポール直撃でボールがフィールドに戻ってきたために、
本人は2塁で止まりHRだとは気付かなかった。
距離的にもゾーン的にもギリギリの一発だったことは確かだ。
勿論FSWの実況は今季初HRだとは言及したが‘最後’とは言わなかった。
そして今日彼は2試合連続となる第2号をライトポール際に打ち込んだ。
さて開幕戦第1号をシーズン‘最後のHR’とされたBALのイズトゥリスだが、
実際2009年のHR数はどうだったのか。
6月から約1ヶ月試合に出ていない期間があるがそれでも114試合に出場し、412打席の機会あった。
肝心のHR数は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2本
8月にもう1本打っている。
惜しい、惜しい、開幕1号を‘最後’と大胆予想した実況アナは外したと言うよりは
一応GJと言って良いだろう。
彼の過去の成績を見るとシーズン最低ゼロ最多で4本で今年はまだ0本だ。
まあこう考えるとあの大胆実況も難易度は高くないかも・・・(^。^)
松井秀喜が今年最初で最後になりそうなものと言えば何か。
守備での補殺は既に1個あるから素直にトリプル(2008年以降1)か盗塁(2008年以降ゼロ)かな。
‘最初’が絶対ないのはinside-the-park home runで鉄板だろう。
今日惜しかったのは初のビデオ判定HRだった。
2010年6月2日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿