2008年9月8日月曜日

Hope for the best, plan for the worst~来季一塁手挑戦にまで言及した松井秀喜~

昨日の試合前にヤンキースの公式に‘Matsui looks ahead to his future’という記事を見つけた。
来季の松井の役割を本人のコメントを交えて紹介していた。

こういう記事が出ること自体がヤンキースの実質的なシーズン終了を物語っている。

記事の中身を読んで少し驚いたのは、松井が一塁手への挑戦を口にしていたことだ。
球団からの要請がある訳でもなく、ジラルディもDH松井のイメージしかないと
言っている中での松井の発言だった。

折角松井の記事があったからブログで取り上げようかとも思ったが、
何しろこちらも完全終戦モードで気分が乗らないからスルーすることにした。

一方、昨日はwowowで‘ジェイソン・ボーン’シリーズ3部作の一挙放送があった。
過去に全作観ているが、巨人戦が雨で中止になったせいもあって少し覗いてみた。

シリーズの最終作‘ボーン・アルティメイタム(The Bourne Ultimatum)’の冒頭だった。

CIA長官の台詞が気になった。
正確を期するために字幕サイトで調べてみた。

My number one rule is "hope for the best, plan for the worst. "

‘Hope for the best, plan for the worst’
(最上を望み、最悪に備えた計画を立てる)

特に痺れるほどの名言でも何でもないが、何しろ松井のあの記事を読んだ直後だけに
妙に心に響いた。

これって松井の人生観、野球に対する哲学そのものだな・・・(^。^)

順境の時も逆境の時も基本的には不変だが、現実的には‘the worst’の程度が違うから
‘plan’も変わってきて当然だ。

一塁手以外の内野手もやる用意があるという非現実的な発言も一つの布石だろう。
シーズン・オフには行われるであろう左膝の手術を含めて、
松井がこの‘Hope for the best, plan for the worst’を実践してくれるだろう。

少し気になるのは、この台詞を口にしたCIA長官の結末が彼にとっては‘the worst’だったことと、
タイトルにある‘ultimatum’の意味が‘最後通牒’‘最終提案’だということかな・・・(>_<)

そうそう主演の‘Matt Damon’の名前を見ても‘Matty’と‘Damon’と重ねてしまうのがナリポン。
二人とも来年が4年契約(金額も同じ$52M)の最終シーズンとなる。

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