2008年8月24日日曜日

松井秀喜9号HRで保健室仲間パヴァーノの勝利を後押し~低打率でも長打で好印象をキープ~

松井秀喜は復帰後3試合目のTOR戦で8号3ランHRを打った。
松井がHRを打ってブログで取り上げなかったのは過去に例がなかったように思う。
あの日は既に‘上野ジャンパン’の金メダルの記事を書いていたのが第1の理由だが、
余りにも‘空砲’過ぎたのも大きな理由。

好投手ハラディから奪った松井秀喜の3ランHRでヤンキースは10点差に‘肉薄’し、
完封負けを‘見事’に回避しました。

これじゃーね・・・(-_-;)

しかし、その‘空砲’も復帰後の松井の印象作りには一定の効果があったようだ。
試合後の戦評には松井のコメントが数多く採用された。

昨日のBAL戦の初戦、YESのケン・シングルトンが松井に関してコメントした。
彼はTOR戦はオフだったがテレビで観戦していて、打点を稼げる松井が
55試合欠場したのが大きな痛手だったと再認識したらしい。
同時にBOSとの比較でも語っていた。
オルティーズがDL中にはそれをカバーするように、ユーキリス、ドリュー、ペドロイアが活躍したが、
ヤンキースにはそういう選手が現れなかった。
だから松井の穴が開いたままだったと言うのだ。

まあ、普段から松井シンパのイメージが強い彼らしいコメントだが、
ファンの間でも結構そういう感じなのだ。
昨日の松井は2個の四球はあったが、全出場野手の中でひとりノー・ヒットだった。

それなのに今日のラインアップが発表になると、ジオンビー・バッシングの一環とも思えるが、
松井5番待望の声が相変わらず多い。

今日の松井は2打席凡退。
3打席目に入る時、マイケル・ケイが復帰後16-2だと紹介した。

打率にすると0.125か・・・(-_-;)

実はこの打率0.125で思い出したシーンがあった。

北京五輪の野球準決勝の日韓戦。
イ・スンヨプが打席に入った。
すると実況の戸崎貴広が嬉々とした声で‘なんと打率は0.125まで落ちてしまいました’
私はかつてWBCの時にTBSの無能・絶叫アナ‘世界の松下’について批判記事を書いたことがある。
この戸崎は松下の弟分的存在、状況を把握できてないのに、絶叫するし、偏向するし、
悪いところを見事に継承している。

打率0.125の紹介のトーンは明らかに‘偏向’していた。

そして、そのスンヨプが星野ジャパンを地獄に落とす決勝2ランHRを放つのである。

復帰後の打率0.125松井もこの第3打席で右中間に第9号のソロHRを放った。
メジャー通算500打点になるマイルストーン弾だった。
試合展開の上でも1点リードを2点差にする価値あるインシュアランス・ランになった。

ヤンキース番記者もHRの直後、
Nice having a real hitter like Godzilla in the lineup, isn’t it?

ファンも
Godzilla attacks!

GODZILLA returns!!!

クラッチ・ヒットを打った時はMatsuiだがHRだとGodzillaになる・・・(^。^)

日本のテレビもHRを打つと必ずその映像を取り上げる。

松井の復帰後の打率は0.167と低いが5試合で2本のHRで好印象をキープしている。
というかもう1本のヒットもスタンディング・ダブルだ。

これって松井が膝のことも考えて意識的に長打狙いに徹してるとか・・・(^。^)

今日の勝ち投手はあのカール・パヴァーノだ。
今季初登板、2005年に‘転校’してきたが、途中から殆ど‘保健室’に引き篭もりだった。

その間松井も何度か‘保健室組’になったが、
今日は仲間パヴァーノの勝利を後押しすることができた。

ヤンキースの巨大不良債権と呼ばれるパヴァーノだが、
今の先発ローテを考えればシーズンの残りをしっかり働いて貰うしかない。

それにしても、向こうの書き込みにもあったが
ヒューズ+ケネディの勝ち星<パヴァーノの勝ち星
になるとは誰が予想したことだろう。

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