2009年4月9日木曜日

ここは大人になって‘上原君、メジャー白星デビューおめでとう’と言っておこう~勝てないヤンキース、打てなかった松井秀喜~

ヤンキースの負け試合は基本的には書かないのだが、今日はBALの上原のデビュー戦。
おまけに松井秀喜は5タコLOB4、一発出れば同点の場面で凡退し最後の打者になるという
戦犯イメージだったので一応書いておく。

NYYとBALの第2戦は王建民と上原のマッチアップで、
かつてアテネ五輪で投げ合ったことがある。
ヤンキースの松井と上原がかつてのチームメイトだということもあって、
現地のメディアもこのアジア人対決に注目し細かく紹介していた。

かつては‘き’が付くほどの巨人ファン、いや長嶋巨人ファンだった私は
当然上原には一定の愛着を持っていた。
多くの人がそうであったようにプロデビューイヤーの上原にはその成績だけでなく
‘雑草魂’を唱える人間性にも惹かれたものだ。
その後は必然的に‘華のある存在’になってしまい、2005年以降は成績もパッとしなくなった。
それでも国際試合には強く、2006年のWBCの準決勝の好投は、決勝の松坂より印象に残っている。
メジャーへの憧れは強く持っていて、FA取得後晴れてBALへの入団が決まった。

上原との対戦に関して松井秀喜は‘やっつけたい’と彼らしからぬ‘不規則発言’があった。
仲の良さからくるものだったと思うが、あの時点で嫌な予感がした。
実際直接対決で3タコだっただけでなく、RISPで打てず5タコLOB4。
9回には5点差を2点差にしてベンチの上原が貧乏ゆすりを始めた。
松井に一発が出れば同点となり上原の勝ちが消える場面でも凡退してしまい、
上原の勝ちを‘確定’させる最後の打者となった。

あのまま5点差で大敗していたら目立たなかったのに、完全に戦犯イメージになってしまった・・・(-_-;)

まあしかしここは精一杯大人になって
‘上原君、メジャー白星デビューおめでとう’と言っておこう。

ヤンキースは連敗、ジーターは‘It’s two games, just two games.’と言っているが、
一部のファンは既にパニック状態で‘The end of the world’の空気が漂う。
松井も打率0.100でテシェイラ(0.111)に抜かれた。

明日は個人的には先発ローテ5人の中で最も勝てそうな気がするバーネットに期待する。

ところで今日の現地実況はきちんと‘ウエハラ’と発音していたが、
スペイン語圏の人達はどうなのだろう。
昔、スペイン人の部下が‘ジョジョギウエアラ’と言うので何だと思ったら
‘代々木上原(YOYOGI-UEHARA)’のことだった。
連中は‘h’を発音しないから‘ウエアラ’になるみたいだ。

明日の‘イデキ’の出来はどうだろうか・・・(?_?)

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