松井秀喜の膝の状態の悪化のニュースを聞いた時の私は最悪の事態を予測した。
松井秀喜の野球人生の終焉が近いかもしれない・・・(-_-;)
2006年の負傷以来何度も似たようなことを思ったことがあったが、
今回は妙な確信があった。
ファンとして未だ覚悟はできてないが、覚悟はしている・・・(-_-;)
或る常連の人の書き込みに対して私はそう書いた。
ところが私の確信はまったくの大外れになった。
80円を割れる円高が有り得るとしてドルショートにしたのに
逆に100円越えまで戻した円相場のようだ。
実際にディーリングをしていたなら、とんでもないヘボだが、松井に関しての大外しは大歓迎。
調子が戻るにつれて、周囲の評価も上昇し打順も7番から一気に4番に返り咲いた。
ヒットは打ちながらもそれが点に絡まない、勝負に関係ないという不満はあったが、
それも改善して存在感を増していく。
DETとの第3戦は2割バッターのテシェイラが歩かされて満塁で松井勝負になった。
YESの実況席もブログを愛読している番記者もその選択をやや疑問視していたが、
走者一掃のダブルという結果が出ると現地のファンを含め一斉に‘ほら、見たことか’
の大合唱が始まった。
前にも書いたが特に熱狂的なファンを持たない松井の場合、すべては結果次第という傾向が強い。
グランドスラムも悪くは無いがクリアリング・ダブルや3ランHRを‘粋’と感じる
私にとっても堪らない瞬間だった。
打点3という‘乱獲’も今季初めてだった。
今日の試合でも初回2死2塁という4番にありがちな状況で、
初球を叩ききっちりとタイムリーを放った。
序盤は1割バッターの汚名を着せられていたが10試合継続中のヒットもあって打率は
ジリジリ上がってきた。
瞬間的に3割を超える場面もあったが4月終了時点では0.292となった。
ゆとり教育時代の円周率風にいえば‘およそ3’だ・・・(^。^)
なんのことはない、この打率は絶好調だった去年の0.322に次いで
松井のキャリア上2番目に高いのだ。
打点9は少し淋しいがHRの2本もこんなもんだ。
な~んだ、例年の4月より上出来じゃん・・・(^。^)
但し、あれだけ悲観していたのに一転して楽観する気は無い。
安易な‘完全復活宣言’は世のマスコミの専管事項だ。
ただ必要以上に悲観することもなさそうだ。
走る方でも復調著しい。
今日は誰もがゲッツーと思った2ゴロを打ちながら疾走して阻止した。
しかしながら、そういうプレイは膝爆弾のリスクと裏腹なのも事実だ。
そういえばあれだけ休ませたがりのジラルディも、調子が良いと思わず‘酷使’したがる。
さてヤンキースの位置だが貯金2で、BOSとTORに2ゲーム差の3位だ。
昨年あたりからチームの勝敗に対する異様な執着とか強い感情が失せてきているのは事実だが、
この前のBOS戦の‘Swept Away’で少し蘇ってしまった。
松井が打ってチームが勝つ・・・そういう単純明快なゲームが一番・・・(^。^)
今季はまだ地元紙の一面を飾ったことは無いので、そろそろ見たい。
2009年5月1日金曜日
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