2010年4月24日土曜日

松井秀喜に代走が出るとホーム生還率100%チーム勝率10割~だんだんNYYが憎き敵に思えてきた~

今日からNYYを迎えての3連戦。
5連勝の後1点差で2連敗中のLAAとしては手強すぎる相手でやや恐怖していた。

前回ヤンスタで行われた時は例の感動的なリング・セレモニーもあったせいか、
文字通りお客さん感覚で1勝2敗でも仕方が無いかといった感じだった。
だが今日の試合では心からNYYが憎き敵に思えてきて、絶対勝ちて~という気持ちで一杯だった。

試合展開だけでなく他の要素もあったのも事実だ。
去年までは敵地にいるヤンキースファンの姿を何気無く目にしていたが、
ジーターの同点ダブルで大歓声が沸いたときは‘裏切り者’の多さにやや腹が立った。
そして決定的だったのはてテシェイラのホームでの激突騒ぎだ。
今日がキャリア初のスタメンだったキャッチャーのウィルソンに不必要なアタックをして負傷させた。
この球場に来ると相変わらず打席に入るたびに激しいブーイングを浴び、
死球騒ぎもあったから何となくやっちまったのかもしれないが、
私が持っているテシェイラの印象とはかなり違うので驚いた。

A-Rodなら当然視するけどね・・・(>_<)

このシリーズの残りで‘遺恨’となるかどうかは別として、
あの一件で絶対負けたくない雰囲気になった

4回を終わって4-4の同点だったが8回にモラレスの勝ち越し2ランHR、
2日前に不甲斐ない復帰劇となったフェンテスがクローズしてLAAが勝利した。

松井はと言えば、かつて‘Man on 3rd, < 2 outs’のキングだったのに
去年から成功率が異様に低い印象がある。
外野へのフライや内野への緩いゴロで確実にランナーを還していたのに、
それができないのだ。
今日の1、2打席目もこのシチュエーションだったのに打点は稼げなかった。
松井に達成して欲しい目標を打点100に掲げている私としては何んとも勿体ないことだ。

それでも8回の裏の先頭として出塁し、その後の決勝2ランHRを呼び込む仕事はしたが・・・。

松井はHRも自己最速のペースらしいしダブルも多いが打点はコツコツなので意外に伸びてこない。
もっとひどいのが得点だ。
HRを4本打って6得点しか挙げていない。

ただこれにはカラクリがある。
松井がゲーム終盤で出塁すると状況に応じて代走が送られる。
再チェックしていないが私の記憶では今日を含めて代走と交代したのは今季3回。
その3回ともピンチランナーがホームに生還しているのだ、100%だよ、100%。

おまけにその3試合はチームが全部勝利しているのだ。
勝率5割のチームがこのケースでは10割だよ、10割。

サンプル数は少ないがこういうジンクスは大事にしたい。
こう書いたことでマーフィー君出動になりそうだが・・・(-_-;)

しかし選手にとってもファンにとってもチームの勝利は最大の御馳走だ。
モラレスの打球を見ながら‘いけ~’と叫び、入った瞬間ナポリと喜ぶ松井の笑顔。
それをみて喜び和む自分、おかげで心地良い土曜の午後になった。

因みに現地のNYYファンでもテシェイラのプレイは問題になっていて
こんなコメントがあった。

Bobby Wilson was the only thing Teixeria hit all night.

スロースターターとはいえ打率が1割ちょっとだとこんな風に揶揄されるのも仕方が無いか。

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