2008年3月3日月曜日

藍ちゃんシンガポールで今季初賞金~宮里を心から応援していたら‘里心’がついた~

米女子ゴルフのHSBC選手権の初日、宮里藍が1打差の2位につけたと聞き心が躍った。
いつの間にかインプルーヴした英語でインタヴューに答えている笑顔を見て目を細めた。

久々に気合を入れて応援するか・・・(^。^)

JスポーツESPNで2日目は録画、3日目と最終日は急遽ライブになった放送を観た。

2日目以降は藍ちゃんもスコアを崩し、3日目からは実況の国際映像には
1度か2度しか映らない。

最後は雨で2度の中断があってさすがに止めたが、
それまで何となくダラダラと見続けたのは何故か。

シンガポールはナリポンにとって‘第2の母国‘なのだ。

1982年から1987年までの5年間住んでいた。
初めての海外生活、ディーラーとしてゼロからのスタート、色々と苦労も多かったが
後から振り返る時は、そういう時代が最も懐かしいものだ。

自分の人生で一番働いた時期だが、週末はゴルフもよくやった。
同僚、ディーラー仲間、大学の同窓生等で、月3以上はやっていた。
おまけに常夏だから1年中プレイできる。

圧倒的に多かったのはセントーサGCで、次は格調高いサロンの風情のあるSICCだった。
このトーナメントが開催されたタナメラCCは当時は‘新顔’で周りにメンバーがいなかった。

それでも何回かプレイしたことはある。
たった数回でもゴルフIQの高い人なら20年以上たった今でも少しは覚えているだろうが、
私のような2桁で喜ぶ程度のレヴェルでは無理だ。
今回テレビで見たりコースガイドを見たりしたが、ひとつとして思い出せるところはなかった。

それでも妙に懐かしいのだ。
コースの芝、グリーン、木々、クラブハウスの様式、屋根と壁の色、激しいスコール・・・。

あとは海パン姿で池ポチャボールを回収するマレイ人がいれば完璧だった・・・(>_<)

宮里を心から応援していたら、シンガポールに‘里心’がついてしまった・・・(^。^)

そうそう、慣れ親しんだ‘シングリッシュ’(シンガポール訛りの英語)を聞けるかもしれないと思い
副音声にしてみたが、残念ながら微塵も感じさせない完璧なクイーンズ・イングリッシュだった。

このゴルフ場はチャンギ・エアポートのすぐそばにあり、
ジェット機が轟音を立てながら低空で離着陸を繰り返す。
一部のプレイヤーはプレイを中断する程大きい金属音だ。

お気に入りのSQ(シンガポール航空)の尾翼が目に付く。

実は私は8年前の心筋梗塞以来、一度も飛行機に乗ったことが無い。

再び‘第2の母国’に足を踏み入れることはあるのだろうか。

~ふるさとの訛なつかし飛行場
         ノーラ、オケーラ、キャン・キャン・キャン~

ところで松井秀喜と宮里藍の調子はシンクロするというのがナリポンの持論だ。
昨年以来のベクトルの向きも似ていてふたりとも明らかに下向きだ。

松井は膝の手術後の回復が思うように進まずキャンプイン後も不安を抱えている。
膝が回復してもレギュラーポジションは確保されていない。

今シーズンの藍ちゃんはいきなり2試合連続で予選落ち。
マスコミの注目も上田桃子に集中した。

去年の藍ちゃんは予選落ちも多く大不調と言われながらも、賞金は前年比増やし
ランキングでも22位から17位へとなった。

松井も何だかんだ言われながらも25ホーマー、100打点をクリアーした。

ふたりともそれはそれで‘立派‘だが、世間の風は完全にアゲンストだ。

宮里は2日目一時単独2位になったのをピークに順位を落とし、終わってみれば18位タイ。

それでも一旦は30位近くまで後退した後に16番のイーグルで盛り返した18位で、
今季の初賞金2万数千米ドルを手にした。

なーに、まだ始まったばかりという安易な言い方は好きではないが、
松井にせよ藍ちゃんにせよ焦ることなく調子を上げていって欲しいものだ。

応援を惜しむ気はないが、やはり思わず熱くなる状況の方が楽しいに決まっている。

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