ヤンキースのトーリ監督の、前日ワイルドカードで首位に立った事を受けての発言だが・・・。
まあ、これは指揮官としては当然の話。
選手の心にスキができないようにし、勝つためのモチベーションを維持するためには当たり前だ。
1997年にワイルドカード狙いを公言して、スタインブレナー・オーナーに
こっぴどく批難された‘過去’も踏まえての発言だったのだろう。
そのヤンキーだが、2連勝を受けての先発は、ムース。
ところが、4回まで順調に‘零封’だったが、5回に一挙に乱れた。
‘ナリポンな人’で言えば、1アウト後、ランナーを一人出しての3球目を
HPアンパイヤーのクーパーにボールと判定されて、高学歴ムースがキレた。
そのキレた瞬間の目の動きははっきりとわかった。
結局、この1イニングでヤンキースは9点を失った。
このまえのR.ジョンソンの時といい、あの1イニングさえなければの展開となった。
攻撃面でも、松井だけが一人‘蚊帳の外’の大活躍。
4打数3安打、打点2だった。
今日は、打順が2番だったが、確か2番での打率は、今まで2割そこそこだったと思う。
そんなジンクスをも吹き飛ばすほど、フォームの修正後、バットが触れているのだろう。
9回、今日はお休み日の‘本来の2番打者’バーニーが代打で登場。
ライトへ3ランHRを放つが、あの魔の5回の9失点は余りにも重く5-9で敗戦。
ヒット数は13-12でヤンキースの方が多かったが・・・Orz
‘仕方が無い、敗戦は敗戦だ’
そうなると、当然のことながら、他のライヴァル・チームの動向が気になる。
最近不調だったOAKはDETに勝った。
最近絶好調のCLEはTBに3-13で大敗した。
これでワイルドカード争いは3チームがゲーム差無しで並んだ。
一方ボストンはあの19連敗したロイヤルズとの試合。
途中から、MLB.TVで観戦したが、雨の中断もあり延長11回、4時間の熱戦だった。
昼飯に出掛けるのも止めて観ていたが、これが、お互い満塁のチャンスの潰しあいで、面白い、面白い。
9回の裏の1アウト満塁のチャンスを生かせなかったKCが11回に再び、
1アウト満塁をつくり、レフトのラミレスへのあさ~~いフライで3塁ランナーがタッチ・アップ。
本塁でかなり際どいタイミングだったが、審判が大きく腕を横に広げセ=====フ
KCがサヨナラ勝ちをした。
また陽気なリマちゃんが踊っていた。
終ってみれば、最低勝率のKCが0-3から、去年のワールド・チャンピオンを倒した。
‘う~む、野球は面白い’・・・(^。^)
ただ、これだけ面白く感じるのはやはり観る側に‘気合’が入っているせいもある。
去年までのヤンキースなら、まあ地区優勝がほぼ確実視されていたり、
早々に、ワイルドカードの出場は確保していたりで、今年のような緊張感がなかった。
それが、今年は、プレイオフ進出そのものが実現するかどうかの‘真剣さ’があるし、
対象になるライヴァルチームが色々とあるから、追っかけるナリポンの‘真剣さ’も凄まじい。
加えて、他の試合も自由に観戦できるMLB.tvを得た事で、
ある意味、過去2年より‘数倍’楽しんでいる。
‘ワイルドでいこう’というタイトルだが、これは映画イージー・ライダーの音楽
Born to be wild (by Steppenwolf)の邦題だ。
イージー・ライダーはナリポン世代の映画だが、いわゆるアメリカン・ニュー・シネマの
代表的な作品でもあるから、若いひとでも映画好きなら観た事があるかもしれない。
ヤンキースファンで有名なジャック・ニコルソン(でも今年はを見てないような)の若い頃も拝める。
勿論、トーリだって表向きはああ言いながらも、ポスト・シーズンに進めるなら、
ワイルドカードでも良しとしているだろう。
因みに過去3年間のワールドチャンピオンは、
2004年ボストン、2003年マーリンズ、2002年エンジェルズと
すべてワイルドカード組みだ。
2002年はワイルドカード同士の戦いだった。
‘そうだよ、いまやワイルドカードがリングへの王道だな’
何れにせよ、できるだけ多く勝ち星をあげるしかない。
歌詞の中にあるが・・・
替え歌では
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