2007年7月17日火曜日

ニューヨークポストが井川叩きで‘UGH-AWA’~松井14号、エー・ロッド32号もヒーローは連日のクラッチ・アンディ~

昨日の記事の〆で別に井川に勝ちがつかなくても、チームが勝てば良いと書いたが、
まさに現実になってしまった。

今日は5回を投げきり1点差ながら‘勝ちの権利’を持ったままの降板だったから、
やや同情したくもなるが、それでも実際に観ていると‘相変わらずの井川’という印象だ。

1,2回で、TORが残塁5の攻めをしてしまい、逆に言えば井川が良く凌いだのだが、
2点の援護を貰った後に、あっという間に同点にされる。
2ストライクから歩かせ、2ストライクからHRを浴びる。
その直後に再び勝ち越してくれるが、結局は5回には1点差に追いつかれる。
ランナーを出してボークをおかしてしまうシーンも精神的な弱さを感じさせる。

‘ケイ繋がり’のマイケル・ケイが言っていたが、
‘イガワの最大の問題点は何かひとつ悪いことが起きるとどんどんドツボに嵌っていく’

そういう印象を持つ人は多いと思う。

だから何かイイコトをしてもまぐれと感じ、何かヤラカスとやっぱりと感じてしまうのだ。

ここ2試合の先発、王もムースも3失点しているが、井川の場合は‘潜在的失点力’が
‘抜群’というイメージが付きまとう。

日程上、次の先発はありそうだが、その後は未定だろう。

放送席ではディサルボの名前がしきりに挙がっていた。

一方、松井は絶好調だ。
先制のソロHRを放ったが、観ていても本当に打ちそうな予感がある。

HRボールをキャッチしたのはWBCの時のデーモンのユニフォームを着た‘超長髪’の男だった。

続くポサーダもポール際1メーターの差でファウルになってしまうが、
その後のカノーもソロHRを放ったから三者連続HRを逃したことになる。

松井は11試合連続ヒット、これは他にもっとすごい人がウジャウジャいるが、
11試合連続‘得点’は今季のア・リーグの‘最長記録’だそうだ。

まあ、HRを打ち続ければ記録は永遠に続く・・・(^_^.)

打撃が好調だと守備も冴える。
昨日の試合でも価値ある補殺があったが、今日も2点勝ちこした直後の7回の守備で魅せた。

1アウト1塁で、ヒルの当たりが松井の頭上を襲うが、これをバランスを崩しながらも見事にキャッチ。

マイケルは‘仕様’で大げさに‘What a play!’と絶叫していたが、
その後に、ジョー・ジラルディが‘今日のゲームを決めるプレイ’と評した。

今日のヒーローは誰か。
2-2の同点にされた直後に勝ち越しの2ランHRを打ったエー・ロッドも久々に仕事をした。
何しろ7月のエロの打率は2割に満たない。
あのままリードを守れば間違いなく彼がヒーローだったろうが、
4-4の同点にされたからその時点で消滅。

そこでヒーローとして登場するのは、アンディ・フィリップスだ。

2アウトランナー1塁、カノーがセンターオーバーのダブルを放つが、
何しろランナーはポサーダだったからホームイン出来ず。

あーぁ、無駄なダブルになりそう・・・(-_-)

ところが、そこで登場のフィリップスがセンター前に‘落とす’クラッチ・ヒット。
昨日に引き続きタイブレクになる2アウト2RBIシングルだ。

今年のヤンキースの1塁手は固定できず、一体何人の人が務めたか‘トリヴィア’にできそうだが、
ここにきて‘遅れてきた青年’が良い仕事をした。

ただ9回のリヴェラは‘劇場’だった。
先頭にいきなりトリプルを打たれ、後続をK、K,3ゴロで無失点。

NHKの中継も井川を‘無視’するくらいだから、このシリーズは1試合も放送が無い。

ライブでは観られないが、試合後しばらく経つと‘無料’で観られる方法がある。

MLBの公式のスコアボードのページに行って、観たい試合の観たいイニングの数字を
クリックすれば、その回のMLB.TVを観ることが出来る。

私のような有料会員には‘あれっ’というサーヴィスだが・・・(>_<)

期間限定なのか恒久的なサーヴィスなのかは不明。

因みに今日のスコアボードはここだ。

恒例のニューヨーク紙の一面チェックだが、アンディは1紙のみ。

強烈なのはNY POSTの井川叩きで‘UGH-AWA’だってさ・・・(―_―)!!

ugh
━ 【間】
[嫌悪(けんお)・軽蔑などを表わして] うふ!, うっ!, うえっ!

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