2007年7月22日日曜日

ヤンキース、‘Wの笑劇’~1日2勝、松井秀喜1日2発、井川一応延命、ビスカイーノ単独2勝~

ヤンキースは王で競り負け、ムース&ラミレスで大敗し2連敗中だ。
そして今日のダブルヘッダー、先発投手は井川とディサルヴォ。

下手するとひとつも取れないかも・・・(-_-)

弱気になりそうだが、TBの投手ふたりもこっちと変わらぬ‘減点素材’でERAは6点前後だ。

ゲーム1は井川がソロHR2発で2失点、同点にしてくれたのは松井秀喜の15号2ランHR。
2度の満塁のピンチを切り抜けるが球数が多く5回、ノー・デシジョンで降板。

ナリポン的には次のピッチャー、ちゃっかりビスカイーノが登場した時点でほほ勝ちが見えた。

案の定、6回裏に2アウト1,2塁から5得点。

昨日メジャーデビューしたダンカンも初HRを放ってカーテンコール。

ダンカン・ライナーではなかったけどね・・・(>_<)

ダンカンはマイナー生活の長い生え抜きだからファンもチームメイトもどこか優しい。

このあたりから、ベンチが笑顔に溢れ始めた。

特にHBPで悶えるように痛がったエー・ロッドの真似を‘好演’したジーターが最高だった・・・(^_^.)

その後、相手チームのウィギントンとのトレード話が浮上しているプロクターが
動揺したのか1発を浴びてしまうが7-3で楽勝。

ゲーム2はいきなりオフェンスが活躍するが5回5点差から3点差にされると、
先発のディサルヴォをあとアウトひとつのところで降板させる所謂非情の采配。

但しその用心深さも結果的には必要がなかった。
6回、7回にさらに5点ずつ追加点を挙げるお祭り状態。

それまでパーティーにひとり加われなかった‘遅刻魔・松井’も3ランHRでド派手に参加した。

ゲーム1に続くこの日2本目のHRだったが、
この試合に関して言えば松井だけが先発でマルチヒットでない‘恥辱’だった。

今シーズン、松井のHRとチームの勝ちが連動しなかったが、
15号で8勝7敗の勝ち越しに転じ、見事‘千秋楽’を乗り切った・・・(^_^.)

もうひとりゲーム2で目立ったのはレフトで先発したデーモンだ。
‘俺は健康だ宣言’をしてDL入りを阻止しているが、極度のスランプ状態にある。
先発起用に疑問を投げかける人々も増えてきた。

昨日ダンカンが初ヒットを打つと記念ボールを回収していたが、20タコ中のデーモンがやっと
ヒットを打つと、あのボールも回収した方がいいのではという冗談が放送席で交わされていた。

そのデーモンが今日は攻守に大活躍。
特に守備では岩村のヒットを2度スーパーキャッチした。

一度目は松井でも捕れそうだったが、2度目は松井では多分無理、
GKの川口なら大丈夫かな・・・(^_^.)

井川、ディサルヴォで連勝したら‘Wの奇跡’に、連敗したら‘Wの悲劇’にしようと考えていたが、
ふたりとも勝ち投手にならなかったし、2試合を観た感想では‘Wの笑劇’が
一番合っているような気がした。

笑いが止まらないのはちゃっかりビスカイーノだろう。
ゲーム2も記録員が下した勝ち投手は彼になりなんと1日で2勝の荒稼ぎだ。

まあ、リリーフピッチャーの勝ち星なんて時の運次第で実力とは無関係と言う考え方もあるが、
ここまで運があるなら逆に利用しない手はない。

試合後、ディサルヴォのマイナー落ちが発表された。

昨日は‘Igawa on thin ice’と言う記事もあったが取り敢えずは‘延命’した。
但し、ヒューズやカーステンズも順調にリハビリをこなしているから安心はできない。
試合後のトーリのコメントは珍しくポジティヴだったが、当座他のオプションが無い時には
しばしばあの手の発言をするので鵜呑みには出来ない。

それにしても久々に観たダブルヘッダーは連勝したのにかなり消耗してへとへとだった。

えっ、また4時間後に試合がある?

P.S.
グッバイ、ナイス・ガイ、ニエベス

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