2005年4月13日水曜日

基本はツーショットでカウンター

ナリポンがまだ元気で、飲みに行っていた頃の基本。
相手が異性なら勿論、同性であってもツーショットが基本。

つまり二人で話して堪えられる人間であることが大事。
所謂‘さしで話ができる’相手を選ぶ。
まあ、私は話題に困るタイプではないがそれでも間が持たない相手もいる。
逆に、気の合う人間とは深夜、明け方まで話しこんでも楽しいし、時間の長さを感じない。

複数での会話は、時に流れで変な方向に進む事がある。
誰かが、ああ言ったからと言って、本当はそうは思ってないのに‘そうだよねぇ’とか言ってしまったり、
参加したくない話題にはほうかむりしたり・・・。

その点、‘さしの会話’はある意味容赦ない。
その容赦の無さが、逆に真実に近づくような気がする。
長く付き合える奴かどうかが判り易い。

そのツーショットに相応しい場所は、カウンター席というのがナリポンの持論だ。
お互いが向かい合うテーブル席だと、文字通り対峙し合って‘さしの会話’が敵対的になる可能性がある。
それがカウンター席だと‘on the same side’と言うか、いつでも肩を組めるような、
何か仲間意識が生じる。

あと、フレンチやイタ飯の場合だと、テーブルが結構大きくて、かつ店の喧騒のせいで、
お互いに話している内容が聞きづらく、更に大声で話さなくてはならない時がある。

「な~に?聞こえない」
「だから・・・」
「えっ?」
「だ・か・ら・・・」
「えっ??」
「もう、いいよ」

なんて、話の本質とは違うところで変な雰囲気になってしまうこともある。
お互い、よく知っている間柄ならまだしも、つきあいが浅い段階でこの陥穽に落ちると
修復に結構な努力が要る。
その点、カウンター席だと相手の耳元で話せるので、この心配はない。

さらにカウンター席のメリットはある。
テーブル席で店の人間を用事もなく留めておく事はできない。
不必要に留めておく事は、即ち彼(女)等の仕事の邪魔をしていることになる。
が、カウンター席は別だ。
カウンターの中で仕事をしている人間は、そここそがまさに仕事場であり定位置。
出された料理に関して話をするのも極自然だ。

「この活烏賊はどこですか?下北?」
「えぇ、そうです」
「やっぱり、これって輸送技術の進歩の賜物ですよね」
「お客さん、よくご存知ですね」

なんてね。

バーカウンターだと、中のバーテンダーと酒以外の話に及んだりする。

こういう風に、カウンターの中の人間を巻き込む事によって、
面白い‘三角関係’を形成することができる。
しかも、その関係のオン・オフは自在にできる。

最後にもうひとつ、これはナリポン固有の問題だが・・・(>_<)
プロフに使わせてもらっている、ばんばひろふみ氏には申し訳ないが、
ナリポンの顔は彼の顔に酷似しているというか、あれをさらに少し悪くした感じだ。

女性のみなさん、
そんな顔が、対面するテーブル席で、貴女の真正面にあったらどうします?

見ない方がいいし、見せない方が良いに決まってますよね・・・(-_-;)

だから、カウンター席。

でも、だからと言って横顔に問題が無いかと言えば勿論あるんですけどね・・・(>_<)

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