キャビアの国際取引が全面的に禁止になるらしい。
キャビアの国際取引禁止-野性のチョウザメはワシントン条約対象種
絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約、CITES)は対象種としている野生のチョウザメのキャビアの貿易を世界的に禁止した。キャビアの世界的な貿易禁止はこれが初めて。
CITESは毎年、黒海やカスピ海などの周辺諸国に対しチョウザメの漁
獲割当量の承認を行ってきたが、3日、違法な捕獲も含めたチョウザメの漁獲
量の確認ができるまではこれ以上の承認はできないと発表した。
本部をジュネーブに置くCITES事務局によれば、キャビアの合法的な
貿易額は年間で約1億ドル(約117億円)相当。ただ、闇取引分はその5倍に
も達する可能性があり、チョウザメの資源量は2004年半ば以降、最大で30%減
少したという。 (ブルームバーグ)
詳細は不明だが、これで益々キャビアが手に入りにくくなるのは必至だから、
キャビア好きは必死だ。
中国よ、ったく、またおまえらのせいでキャビアが高騰するじゃないか~アムール川汚染問題~
で、品薄を予想し、今のうちに‘食いだめの奨め’をしたが、今回の決定で、もう致命的になった。
年末には、こんな記事があった。
新年にキャビア食べないで ロ環境団体が呼び掛け
新年のお祝いにキャビアを食べないで-。「黒いダイヤ」とも呼ばれるキャビア目当ての乱獲などで、絶滅が懸念されているチョウザメを保護しようと、世界自然保護基金(WWF)ロシア支部が「キャビアなしの新年」運動への参加を呼び掛けている。
キャビアの主要生産国ロシアでは、キャビアは新年のパーティーや結婚式などお祝いの席に欠かせない珍味。しかしキャビアが取れるチョウザメ類はソ連崩壊後の密漁の増加や、生息地のカスピ海、黒海の環境汚染のために激減。
カスピ海沿岸地域でのチョウザメ類の生息数は現在、1991年と比べて約40分の1にすぎないという。
我が家では正月には食べなかったが、12月に2回食べて、あと一瓶残っている。
値上がりも勿論キツイが、そもそも‘在庫なし’になる確率が高い。
‘黒いダイヤ’と言うが、ダイヤのように保存がきくなら‘買いだめ’もできる。
殺菌されて保存期間が長いパストライズ(pasteurized)というのもあるが、
個人的には余り好きじゃない。
粒の大きさでも、やはり、一番大粒のベルーガ以外はダメ。
日本の養殖モノも、ある和食屋で一度だけ食ったがダメ。
前にも書いたが、何かの上に‘鼻糞’のようにちょこんとのったキャビアなんて装飾品に過ぎない。
一粒、一粒味わったところで、味なんてわからない。
食べ方も、玉ネギやゆで卵と一緒に食うのが洒落ているのかも知れないが、
‘そのまんまスプーンでガブ、時々トーストしたパンと一緒’がナリポン流だ。
キャビアは好きだが、別になくちゃ死んでしまう訳ではない。
そもそも、今の価格が‘value for money’の限界という感じもしない訳でもない。
ただ、今の気分は残っている1瓶をはやくやっつけて、在庫のあるうちにもう1回注文したい感じだ。
‘そうだ、成人式もあるし・・・ダレノダヨ(-_-;)’
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