2006年1月22日日曜日

2006年、今年の漢字は‘偽’?~小泉=竹中は為政者ではなく‘偽政者’~

私はノンポリだ、サウンド的にも好きなのでノンポリ・ナリポンだとしきりに口にする。

これは実際選挙に数回しか行ったことがないことでも証明できる。
但し、こうしてブログなんぞを始めるとどうしても次第に政治ネタも取り上げたくなる。

ただ、語るほど詳しくないので、ノンポリと言ってやや言い訳をしている感じだ。

日曜日の午前中のテレビは番組リレーをすると、政治一色にできる。

以前は、TBSの大沢と張本(この前松井の人格批判をしやがった)のスポーツコーナー
くらいしか見なかったが、最近は、フジ→NHK→テレ朝のリレーを追っかけたりする。

去年の選挙後にも書いたが、やはりあの小泉圧勝はバランス上問題が多い。

そもそも去年は〒(ポスト)小泉で大騒ぎ、今年はポスト小泉で大はしゃぎ。
現実に行われていることは殆ど報道されない。

報道されるとしても、是非も論じられることなくプロセスも何もなく、
‘うんちゃら、かんちゃらになることが決定しました’でお仕舞いだ。

まあこれだけ勝手なマネができるようにしたのは、他ならぬ有権者だ。
私は何年か振りに選挙に行ったが、民主党にいれた。

というか、小泉の圧勝が予想されていたので、少しでもバランスを取りたかっただけで、
民主党に対する思いがある訳ではない。

やや下がったとはいえ、相変わらず高い支持率を維持している小泉政権だが
郵政民営化法案を通した後、小泉が何か直接的に指導的な役割を演じた場面はあっただろうか。

ここに来て、偽装マンション、ライブドア問題、米国牛肉の輸入再禁止の問題が起こっているが、
小泉政権の責任が問われてもいいのではないだろうか。

国会が始まり、野党はこの辺を突いていきそうだ。

マンション住民にとっては、そういう形で‘政争の具’にされるのは気の毒だが、
数の力でも負け、党首の指導力も疑問視されている民主党が、
何とか戦えるカードを手にしたような気がする。

ノンポリの人間は政治に期待もしないし失望もしない。

街頭でインタヴューをすると、異口同音に‘誰がやっても同じでしょ’と言う。

でも、最近の世の中の流れをみると、政治好きの人がよく口にする
‘竹中―小泉ライン’が推進する改革の胡散臭さが次第に顕在化しているような気がする。

‘弱肉強食’の市場原理を最大の‘真’とする。
表向きは弱者のためのセーフティ・ネットを口するが、実際は自業自得と思っている。

正当な手段で強くなるなら全く問題はないが、強くなることが‘自己目的化’してしまい、
様々なルール違反が実際に色々な問題を生んでいる。

企業はコストカットにいそしみ、何かを失う。

その顕著な例がコストカット優先による、安全無視だ。
JR西日本の事故もそうだし、JALのトラブル多発もそうだ。

耐震偽装マンションは、まさにコストを重視しすぎてここまでやるかの典型だ。

それを、株式市場でやったのがホリエモンということになる。

連中の言う‘真’を追求するためには‘偽’をやっても已むなしの風潮を醸成した。

選挙でホリエモンを担ぎ出し‘改革の旗手’と持ち上げた自民党も選挙で
勝つという‘真’の為には、何でも使ってやれという‘卑しさ’を恥じることがなかった。

一年を漢字一文字で表すのは年末の恒例行事だ。

去年は、やや無理矢理だったが‘愛’が選ばれた。

ナリポン的には、2006年の本命は‘偽’だ。
去年から引っ張っている‘偽装’‘偽造’ホリエモンの‘偽計’・・・

えっ~~、いくらなんでも1月で予想するのは無茶だろ。

心配ないよ。

まだ一杯あるじゃないか。

‘偽証’‘偽造’‘偽善’‘偽称’‘偽札’・・・etc.

‘為政者’ならぬ‘偽政者’なんてシャレにならないな・・・(―_―)!!

授賞式には、小泉=竹中=ホリエモンの3氏が出席?

アレッ!
漢字は授賞式なんてなかったな。
清水寺の貫主が大きな筆で、でっかい紙に書くんだ。
う~ん、じゃあ、3人で清水の舞台からバンジージャンプなんて粋な企画はどうよ(笑)

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