チームが低迷するといろいろなことが起こる。
先ずはリトル・スタインことハンクがチーム批判をした。
‘もっと頭をつかって熱心にプレイしろ。高額年俸に見合ったプレイをしろ。’
チーム内でも弱すぎるオフェンスに対してピッチャー陣から不満に似た声が聞こえてきた。
王は‘あんなに良いバッターがいるのにランサポートが無いのはしんどい’
ジョバも‘今は1失点が重すぎる’
そして昨日初めて失点し負け投手になったリヴェラは
‘投手陣はやることをやってる、攻撃陣はもっと得点しないと駄目だ’
昨日の試合で唯一の得点を叩きだした松井もコメントを求められている。
‘A-Rodやポサーダがいなくても得点できるようにしなければいけない、
今のチームの勢いはレイズの方が上だ’
この流れを受けてジラルディは今日の試合前に緊急のミーティングを招集した。
‘ハンクがチームに覇気が無いと言っているがそうは思わない、
ただエロやポサがいない中でチームがうまく機能してないのは事実だ’
‘オーナーのチーム批判’‘チーム内の不協和音’‘緊急ミーティング’
チームが低迷している時にありがちな‘3点セット’だ。
これに‘早出、特打ち’が加わると讀賣巨人軍・・・(>_<)
こういう流れの中で迎える試合は極めて大事だ。
100人の実況アナがいれば99人は‘今日は絶対に負けられない試合です’
という決まり文句を口にするだろう。
陳腐な言い回しが嫌いなナリポンでも今日は心からそう思った。
これで負けると泥沼化が加速する・・・(-_-;)
過去に見た多くの場合がそうだった。
負けられないという重苦しい空気が支配し、最大でも2点差という緊張感が試合終了まで持続した。
結果、ヤンキースは無事勝利し連敗を止めた。
スコアは2-1と昨日と同じだ。
今日負けると‘泥沼化’が進むと思ったがなんとか踏ん張った。
得点は前の試合から‘倍増’したが相変わらずオフェンスは弱い。
それでも別の意味で‘ミスターダブル’になってしまったモリーナに
2度犠牲バントをさせるような采配はあった。
今日も投手陣は好調だった。
最後、昨日の発言が‘マーフィー’を呼ぶ懸念もあったリヴェラだがあっさりと‘1-2-3’
8回1イニングを抑えたチェンバレンはガッツポーズを封印した。
先発のムースは何気に5連勝。
シーズン当初1勝3敗と負けが先行した時は、限界説まで囁かれたが、
今やペテイットを追い抜き2番手のイメージだ。
5番DHで出場の松井秀喜は第2打席の2アウトランナー無しでセンター左にスタンディング・ダブル。
2アウトだし、どうせ得点にはつながらないだろうと思いきや、
今日4安打と大当たりのカノーのタイムリーで先制のホームを踏んだ。
これで密かに22試合連続出塁になった。
まあ連続記録なんて本人も意識してないだろうが、結果として続くことは歓迎だ。
2008年5月15日木曜日
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