2008年5月7日水曜日

これぞ‘まさか’の正しい用法~チェンバレンの逆転3ランHR被弾、松井秀喜のOBPリーグ1位~

日本のスポーツ報道の‘まさか’の使い方は明らかに間違っている場合が多い。

彼らは‘起きないようなことが起こった’時ではなく‘起きて欲しくないことが起こった’時に
‘まさか’を使うのである。

うまく行くことを前提にしてそうならない時に‘まさか’を使いたがるのだ・・・(-_-;)

本来は蓋然性の問題だろう。

彼らの‘用法’に従えば、10回ラウンドして100を切ることが五分五分の素人ゴルファーが
105で回ると‘まさかの大叩き’と騒いでも許される感じだ。

そういう意味では今日のチェンバレンの失敗はまさに正しい用法での‘まさか’だった。
実際の見出しも‘Rare failure for Joba in Yankees' loss to Indians’

3-2で1点リード、7回途中で降板したペティットの後をファーンズワースが無難に抑えた。

実はこの時点で私の今日の記事の構想は決まった。

チェンバレンとリヴェラがいればメジャー野球も‘少年野球’になる・・・(^。^)

7回終了時点で1点でもリードしていれば実質ゲームセットになる可能性が高いからだ。

チェンバレンは先月のCWS戦でキャリア初の負け投手になっている。
同点の場面で登場しサヨナラタイムリーを打たれたのだ。

それだけで一面は‘He is human.’になった。

そして今日、2人の四球のランナーをおいて代打デルーチに逆転3ランHRを浴びてしまう。
打った瞬間はライトフライでイニング終了と思ったが打球はフェンスを越えてしまった。

ベンチに戻る彼に一部のファンからBooingが起こった。
安心していた分余計に‘裏切られた’気分になったのだろうが、今までの貢献度を考えてやれば、
寛容さに欠ける短絡的な群衆に見えた。

ベンチに戻った彼はタオルを頭からかぶって放心状態、目も潤んでいたかもしれない。
でも今日の被弾はまさに‘まさか’なのだ。

去年からの通算36.1/3イニングで自責点は3、被弾は1、それと同じダメージが
今日の1イニングで起こった。

試合後、勝ちを消されたペティットも数々の経験を重ねてきたリヴェラも
このKidを慮っていたのには救われた。

このチェンバレンの‘まさか’は‘世界規模’だが、
ナリポン的‘まさか’は松井のOBPリーグ1位(0.430)だ。

今日は4打席3打数3安打、四球1で全出塁、これは立派だが驚くほどではない。

これで打率も0.342に上昇し0.05差の2位になり、世間が松井の首位打者争いに目が向くのは当然だが、
‘一日天下’かもしれないとはいえリーグトップになる項目が出塁率になるとは努々思わなかった。

この出塁率ランキングをしみじみ見ると、2位の選手の打率が0.250に過ぎない。
逆に打率首位の選手は17位に過ぎず、デーモンと同じだ。

ところで、井川がメジャーに昇格しDET戦で先発することが99%決まった。

7回1失点で現地のマスコミが‘まさかの好投’と騒ぐのは確実だが、
4回途中、6失点で日本のマスコミが‘まさかの降板’と報じるか・・・。

まあ、井川に関しては日本勢も‘まさかの基準’がアジャストされているかな・・・(>_<)

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