2008年5月25日日曜日

松井秀喜のトレードを主張していたヤンキース番記者が自分の非を認める~I was really, really, really wrong.~

それは松井秀喜が今日の第1打席で左中間にグラウンドルール・ダブルを放った直後だった。

‘The Journal News’でヤンキースの番記者をしているPeter Abrahamが自分のブログに
次のようなコメントを書いた。

A few weeks ago I wrote that Matsui was a spare part and could be a trade candidate.
It would seem that I was really, really, really wrong about that.
(数週間前にマツイは余剰人員でトレード候補だと書いたが、それはどうやらとんでもない間違いだったようだ。)


いつものことながらナンチャッテ訳なのでそこは勘弁ね・・・(^。^)

それにしても‘reallyの3連発’だ。
素直に見れば自分の非を認め、大いに反省している感じだがどうだろう。

前に書いたというのは4月4日のことでこれを指していると思われる。

I think the next trade the Yankees make could be Hideki Matsui for prospects after the season. Godzilla has become a spare part, especially if Shelley Duncan shows he can DH every day.
(ヤンキースの次のトレードは今オフにマツイでプロスペクトを獲得することになるだろう。ゴジラは余剰人員になっている、特にダンカンがレギュラーでDHができることがわかったらなおさらだ。)


2月9日にはこんなことも書いている。

If Hideki Matsui shows he’s healthy this spring, the Yankees should trade him. Matsui is a guy who played literally every day for years. He’s not going to be effective as a part-time DH and occasional left fielder. Let Jason Giambi DH. As a bench player, Matsui is fairly useless beyond having some pop. He can’t run, bunt or play much defense.
(もしマツイの体調がこの春大丈夫だったら、ヤンキースは彼をトレードすべきだ。マツイは何年間も文字通り、毎日プレイしてきた男だ。日替わりでDHをやったり時折レフトを守ったりでは効果的ではない。ベンチに置いておいてもポップフライを打つぐらいで役には立たない。走れないし、バントもできないし守備要員になれない。)


この記者が一貫して松井のトレードを主張しているのがはっきりわかる。

そもそも彼は松井に対して辛口だ。
連続安打を記録していた時も‘毎試合1本ずつ点にからまないヒットを打っても意味がない’
といったような趣旨のコメントを書いていた。

辛口だけならまだ許容できるが、松井が大活躍してもこの記者はそれを軽視、
或いは無視するのは頂けない。
イチロー好きは自分で公言しているから、逆に松井は嫌いなのかもしれない。

その男が‘really3連発’で自分が間違っていたと認めたが、この3連発は、
まさに松井秀喜の予想を遙かに超えるパフォーマンスが生み出したと言っていいだろう。

普段彼のブログには大変世話になっているので‘ザマーみろ’とは言わない。

He who makes no mistakes makes nothing.
(過ちのない人間は何も作り出さない)


開幕直後松井に8番や7番を打たせた監督もいたが、彼も悔い改めたではないか。

そう言えば昨日私に間違いを晒された森中直樹も今日の放送では‘2005年まで’と言っていたらしい。

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