ダレル・ラズナーがヤンキースの連敗を止めてくれた。
これで今季無傷の3連勝だ。
DET相手に2勝目を挙げた時、ジーターはラズナーをジョン・リーバー(Jon Lieber)に例えた。
2004年にヤンキースで14勝したピッチャーだ。
一方、私はラズナーをアーロン・スモールに例えようとした。
勿論、願望を込めてのことだ。
アーロン・スモール、私が2003年から真剣にヤンキース観戦を始めてから、
最も好感を持った選手と言ってもいい。
2005年のシーズン後半突如メジャー昇格をして、レギュラーシーズン10勝0敗。
‘勝利の男神’‘スモール不敗神話’と私は嬉々としてこの男を‘神格化’していった。
2005年のヤンキースは相変わらず前半はもたつき、後半必死の追い上げて相星地区優勝を果たした。
後半戦の勝敗は49-26で貯金23個だがこの内10個をスモールが稼いでくれたのだ。
スモール同様立役者に挙げられるチャコーンは7勝3敗で貯金は4個だ。
ローテーション・ピッチャーは試合数をこなすことも要求されるが、最終的には勝ち負けの差が大事だ。
スモールの場合それが負け知らずのプラス10だったのだ。
実力だけではなく何か‘見えざる力’が働いているように勝ち続けた。
ラズナーも何か似たような勝ち運を持っているのではないか。
コントロールが極めて良くストライクが多いが、正直見ていて球威が凄いという感じではない。
それでも結果はグッドなのだ。
過去2試合もいわゆるクオリティ・スタートだったが、今日は7回をシャット・アウトだ。
あれだけスランプだったオフェンスも繋がる、繋がる。
タイムリーは出るはHRは出るはで、違うチームのようだった。
昨日足を引っ張りまくった守備陣も無難にこなす。
昨日いきなり復帰弾を放ったA-Rodは今日もあっさりとHRをぶっ放した。
実はもう1本黄色い階段直撃弾を打ったが、なんとこれを審判が誤審してダブルの判定。
これでメッツ戦の誤審とチャラになった。
ラズナーの後を受けて投げたのがジョバ・チャンバレンだったが、
8回の1イニングだけかと思いきや大差がある中、9回も続投し零封した。
YESのマイケル・ケイがスターター転向への準備ではないかと‘憶測’でモノを言った。
と思ったら、試合直後のキムのインタヴューになんとジラルディが登場し、ジョバのスターター転向の方針を明言した。
おかげで、好投したラズナーを抑えて世の中はジョバの先発転向で大騒ぎだ。
こうして大物の陰に隠れると益々‘スモール化’が進みそうでいいじゃないか・・・(^。^)
大物の陰に隠れるという意味では、エロ復帰後の松井がどうも冴えない。
2008年5月22日木曜日
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