‘イギリスは料理がマズイ’は、やはり‘定評’だろう。
最高の人生は、アメリカ人の収入で、イギリス人の家に住み、日本人の妻をもらい、中国人の料理を食べる。
最悪の人生は、中国人の収入で、日本人の家に住み、アメリカ人の妻をもらい、イギリス人の料理を食べる。
様々なヴァージョンがあるが、料理に関して言えば、イギリスのイメージは日本の住宅と同様に、
不動の‘評価’を得ている。
(アメリカ人の妻が酷そうなのは、わかるけど、日本人の妻がイイってのは、いにしえの話の
ような気もするなぁ。)
ロンドンは6~7回行っているはずだが、いつも仕事がらみで、滞在期間も多くて3,4日だ。
初めて行ったときは、不味いという‘偏見’は充分に承知していたが、それでも先ずは経験、
ティピカルな英国料理にチャレンジした。
★フィッシュ&チップス・・・そもそもタラは嫌いじゃないのでまあまあ。
何度かリピートしたが、店によっては油の悪さがモロに感じられる。
あと、ひとりで注文すると、ヴォリュームがありすぎてやっつけるのに苦労。
★ロースト・ビーフ・・・日本でもお馴染みの料理、グレイビーソースは流石と思わせる
場合もあったが、そもそも日本の牛肉と較べると落ちる。
★各種パイ・・・羊の肉、キドニー(牛の腎臓)、ビーフ等があるが、乾ききっている感じで、馴染めなかった。
☆スコーン・・・アフタヌーン・ティの主役のお菓子。バターとジャムの他に、
独特なクロテッドクリームも塗るがこのクリームが絶妙で、ロンドン出張の時は必ず機会を作るようにした。
まあ、これだけで、結論付けるのは無理があるが、スコーン以外は確かに余り美味しいとは言えなかった。
外食は、インドやイタリアンはそれなりに良い店があった。
43歳の誕生日を迎えた、フレンチも悪くはなかった。
ただ、日本料理は、高い割りに不味い印象が強い。
もずく酢が(£5)、揚げだし豆腐(£8)も出して居酒屋並みの味じゃ、
1£≒200円が泣いてしまう。
シラクがイギリスより、不味いとしたフィンランドにも行ったことがある。
5月16日の日記にも書いたが、世界中のディーラーが集う、世界フォレックス大会が、
ヘルシンキで開催された時だ。
不味いとは思わなかったが、昼も夜も変化がないし、それが何日か続くと流石に飽きてしまう。
人口が100万の都市には日本レストランも、中国レストランも数軒しかない。
日本レストランは店の前まで行ったが、食欲の湧く店構えではなく、中華レストランを試したが、
これが大ハズレ。
一方で、その後に行った、インドは大当たり。
そう、メシの不味い地域、或いはヴァリエーションの少ない地域に行った時に、
意外に当たりの確率が高いのはインドだと思う。
イタリアのヴェニスでもそうだったし、あの謎のトライアングルで有名なバミューダでも
インドは当たりだった。
チキンさえ手に入れば、他は結構保存しやすい食材で、レシピも単純なせいかも知れない。
私は残念ながら、ドイツには行った事がない。
イギリスはいつも、メシが不味いと非難されているが、ドイツはどうなのだろう。
日本のドイツレストランに行った経験だけで言うならば、味的にもヴァリエーション的にも、
かなり乏しい印象なのだが・・・。
実際、ある知人(女性)がドイツを2週間弱旅行して、なんと5キロも痩せた例を知っている。
今回のシラクの発言は、当然ながら2012年のオリンピック開催地争いを意識したものでも
あったのだろう。
これまた、当然のようにマーフィー様の法則が思いっきりワークして、開催地は、
THE CITY OF LONDONに決定!
まあアスリートには美食、飽食は禁物だからちょうどいいかも・・・(笑)
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