そして、日本列島が1枚のピザだと考えてみよう(チョッと傾いてるけどね)。
トッピングをするのは、どっち?
そうだよね。
日本海側だよね。
でー、トッピングする方が‘表’だよね。
でも、その日本海側を‘裏日本’と呼んでいる(た)。
一時期は、平気で使っていたが、一種の‘差別用語’の類ということで、いまは余り使われていない。
‘低開発国’はダメで‘開発途上国’と言うようになったのと同じかどうかは、知らんが・・・。
‘裏日本’という表現についての解説は、色々とあるが、新潟市長が書いていた記事が簡潔。
裏日本は本来地理用語として、19世紀末に登場しました。それ以前は日本海側を「内日本」、太平洋側を「外日本」と呼んでいたそうです。東京に首都を置いた明治政府は「外」という言葉を嫌って「表日本」を自称したのでしょうか。
地理用語だった裏日本は、次第に社会的・経済的格差の概念を込めた言葉として20世紀に定着します。30年ほど前から公式の場ではほとんど使われなくなりますが、裏日本のイメージはいまも生きています。
へー、もう30年もオフィシャルには使われていないのか。
じゃあ‘裏日本’と言う表現自体も、知らない人が結構いそうだ。
ところで‘山陰’と言う表現は、OKなのね。
島根・鳥取は‘裏日本’で‘山陰’って、ダブルだね。
えっ、そういうオマエも、こんな記事を書いてるくらいだから、どうせ‘裏’があるんだろ、って?
それは、ノー・コメント。
ヒント:海に沈む、夕陽を見なければ詩人になろうとは夢見なかった
でもね‘裏’=ネガティヴって言う発想も、短絡的だよね。
魅力的な、響きもあるじゃない。
・裏技(視聴率もとれる)
・裏メニュー(表より、安くて美味そう)
・裏本(なつかしい)
・裏ビデオ(見たことな~い←????)
・裏金(もらったことな~い)
・裏街道(途中からそうかも)
・裏話(大好き)
・裏口入学(しなかったから浪人した)
相場の世界でも、まあどっちかと言うと株の世界だが、有名な格言として
『人の行く 裏に道あり 花の山 』
と言うのが有る。
一方で、英語の世界では、飽くまでもトレンドに逆らってはいけないとする
“The trend is your friend”
と言うのもあるが・・・。
そうか、コイントスでも英語では
“Heads or tails”
‘表’は頭で‘裏’はしっぽだからなあ。
魚だって、しっぽより頭だもんな。
野球でいうイニングの‘表’と‘裏’も、英語だと
“top”と“bottom”だもんな。
やっぱ‘裏’のイメージは低いのかな~。
でも‘裏日本’出身と言えば世界レベルの‘グッド・ガイ松井秀喜’がいる。
‘表日本’出身なんて‘イチロー’位しかいないだろ。
(←また、そっちの話しに持っていくのかよ)
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