2005年9月14日水曜日

ヤンキースは鬱憤を晴らす大勝、松井も復活の4打数4安打4打点~それでも1勝は1勝なんだよねぇ~

デヴィル・レイズはホームでやる試合の時、ヤンキースの試合前の練習中にかける音楽を
色々と考えている。

今までは‘money’をテーマに選曲していたらしい。
30球団中、最も総年俸の安いチームが課徴金まで払っている球団相手に
チクチクやっていたのだろう。
練習中にABBAの‘Money,Money,Money’とか聞こえてくるとエー・ロッドのような
高額年俸の選手は気にするとでも思っているのだろうか。

今日、タンパが使った音楽は、Little River Bandの‘Lonesome Loser’だったそうだ。
前回のシリーズで今年の勝ち越しを決めたことを誇りたかったのだろうか。

そんな曲をかけられて発奮したのか。
或いは、西地区のナイターの後の移動を含む前回の休養日と違い、
今回は同地区内での移動で、しっかりと1日休めたのが良かったのか、
今日のヤンキースは1回から爆発した。

ジーター、2番に入ったエー・ロッドの連打の後、前の試合貴重なスミイチHRを打った
ジオンビが、いきなりの3ランHR。

‘よっしゃー、いまだに確変中だな’

4番にDHで戻ってきたシェフが2塁打と思われる当たりを、足をかばってシングル。

‘おいおい、こりゃあ全然走れないぞ’

ゲッツーが恐いなと思っていたら、松井がすかさずボテボテのセカンドゴロ。
と思いきや、これが実はキャッチャーの打撃妨害だった。
あとで、現地実況を聞くと‘余りの絶好球なので打たれる前に捕りにいった’と笑っていた。

松井のつなぎもあって、先発のウェクター投手は7人に投げて、アウトをひとつも取れずに降板。

‘こりゃ23球しか投げてないのにクタクターだなヽ(´o`; ’

結局ヤンキースは10人攻撃で、5得点。

しかーーーーーーーーーし、その裏、先発のライトが2失点で、何となく嫌な予感。

ただ今日のヤンキースは容赦なかったった。
2回表には、ヒットと2四球でノーアウト満塁を作り、バッターは松井。
フル・カウントから、左中間へ(本来なら走者一掃の)ダブル。

‘いやぁ、久々だな~~、この快音、このクラッチバッティング、やっぱいいなぁ~~’

途中クロスビーのあわやグランドスラムがあった。
もし、あそこでクロスビーが打っていたら、2回にして先発全員安打と言う凄まじい事になっていた。

結局ヤンキースは10人攻撃で、5得点。

‘おいおい、今日は45点ペースだなヾ(@~▽~@)ノ’

6回に再び、ボンバーズが働き、7得点。
本日、なんと3度目の打者一巡だ。

松井は4打数4安打、打点4、久々にみる大爆発だった。

20連戦の初戦、試合が決まったところで、先発メンバーはカノー、クロスビーを残し
全員交替した。

先発全員安打の20安打、でも、長打はジオンビのHRと松井のダブルだけ。
途中出場の7人には1本のヒットも生まれなかった。

流石に試合が決していたので、BS1も試合途中でマリナーズ戦へシフトした。

ヤンキース戦完全ライヴ視聴を目指すナリポンは慌てて、MLB.tvをヤンキース戦へ。

9回裏、1アウト1塁で、ライトフライなのにランナーがアウトカウントを間違えてだダブルプレイ。
得点差を象徴するような、しまらない終り方だった。

これでヤンキースはやっと6勝目。
その6試合の得失点は、72-30だ、なんと勝ち試合の平均得点は12点。

今日いくら点数を取ろうが、明日1点でも多く取られたら負けは負けだ。

あの松井でさえ‘神頼み’と言いたくなる他チームは・・・

BOSはTORに大敗。
昨日も、惜しかったのだがBOSはTORを苦手にしている。
今季4勝9敗と5つの負け越しなのだ。
明日を含め、あと5試合残している。

ワイルドカード絡みでは、CLEとOAKが直接対決。
OAKに勝ってもらって、首位タイに並んで欲しかったがこっちはCLEが逆転勝ち。

想定外の展開が、SEAとLAAだ。
昨日はSEAが大勝した。
今日は1-1の渋い展開で、9回の攻防。
LAAはノー・アウト満塁を作るが、ゲッツーを喰らい零点。

その裏、SEAがノー・アウト1,3塁を作ると、策士ソーシア監督は、センターを内野にもってきた。

すると、見事に作戦的中。
4-8-3のダブルプレイ。

ああいう守備を見たことは何度かあるが、上手く機能したのは初めてみたような気がする。

ところが、そこが勝負の面白いところ。
格上不調のベルトレを敬遠し、次のドッブスと勝負するが、センター前ヒットを打たれ
サヨナラ負けを喰らう。

さあ、神頼みは我々ファンにまかせて、先ずは一戦必勝だ!

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