KCのスィープをなんとか免れてフェンウェイに乗り込んだヤンキース。
両チームとも5勝5敗で迎えた初戦はヤンキースが4-1で勝利した。
一言で言えば‘静かな勝利’だった・・・(^。^)
雨が降っていたせいか、93球で完投を果たした王が相変わらず無表情だったせいか、
BOSの打撃陣がヒット2本と文字通り‘音無し’だったせいか・・・。
或いは途中まで副音声のヴォリュームがやけに小さかったせいもあったかもしれない。
今日の主役は勿論CMW(Chien-Ming Wang )だ。
王にしてはやたら外野フライが多いのが目立ったが安定感はあったし、
課題の100球肩を回避する省エネ投球は圧巻だった。
アブレイユが取り損ねたHRがなければ完封、最終的には最後にバントヒットを決めらるが、
ノー・ヒッターも夢ではないピッチングだった。
これで開幕以来の3連勝でERAも1.23と抜群だ。
決勝打を打ったのはジオンビだ。
常連さんのジオンビファンには昨日コメントで指摘したが、ここ7試合ジオンビが出ると負け、
出ないと勝つという‘ジェイソンの呪縛’が有効だった。
そのジオンビは同点の7回表の先頭打者。
打率はちょうど0.05だった筈だが、YESの実況席では打率を上げる意味も含めて
シフトの‘ホール’を狙う3塁線へのバントをしたらどうかと話していた。
‘あわよくばダブルもあるぞ’‘そうだよな~’と盛り上がっていた。
それがHRを放つと‘バントより遙かにマシだった’と反省の御様子・・・(>_<)
結果的には‘ジェイソンの呪縛’は自らのHRで解いたことになった。
他に目立ったのはホセ・モリーナだ。
ポサーダが肩を痛めていることから出場機会が増えているのは事実だが、
この男が現在ア・リーグの‘ミスター・ダブル’なのだ。
今日も2本打って通算6本、足で稼げる筈もないから全部正真正銘のダブルだ。
ポサーダより打力で劣るのがデフォと思われているが、打率も0.346とポサーダの0.250より上、
これは嬉しい‘誤算’だろう。
ホせ・モリーナは体型もいかにも伝統的なキャッチャーだし、顔もどこか癒し系だ。
いつも殺気立っているポサーダより遙かに親しみが持てる。
いまや不動の5番になった松井秀喜、KCのシリーズではイマイチ冴えなかったが、
今日は元気だった。
静かな戦いの中で、両チームの初ヒットとなった当たりは快音を残し、2本目のヒットとなったダブルは
グリーンモンスターを直撃した‘ゴン・ショット’だった。
ラミレスの神業処理がなければ、1塁にいたA-Rodが生還してRBIを稼げたかもしれない。
まあ、RBI争いをしているエロはどうせ自重したかな・・・(-_-;)
2008年4月12日土曜日
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