今日のCLEの先発もレフティだが、ヤンキースのバッターとは対戦したことがない。
ジラルディは2試合連続で欠場していた松井を6番レフトで先発出場させた。
松井は最初の2打席は内野ゴロに倒れたが、第3打席は同点に追いついた後の
1アウト2,3塁で回ってきた。
‘Man on 3rd, <2 out’では世界最強の松井の登場だ・・・(^。^)
そして今日もあっさりと勝ち越しとなる1塁ゴロを決めた。
どうすれば3塁ランナーを生還させることができるか、最も確率の高い方法を考え、
それを実行しているのだろう。
打った瞬間の顔は条件反射的に‘シマッタ’だが腹の中では‘ヤッタ’といった感じだ。
松井だと実に簡単に見える‘最低限の仕事’だが他の選手だとかなり苦労している。
このシリーズだけでも第2戦の同点で迎えた9回1アウト1.3塁の絶好のチャンス、
ジーターがゲッツーに倒れ、その裏サヨナラ負けを食らう。
あそこで普通に1点入れていれば、リヴェラ投入で勝てた可能性が高かった。
もともと不得意なA-Rodも昨日は1アウト3塁で三振、
今日も初回1アウト1,3塁のチャンスでポップフライと‘本領発揮’だ。
最後はバットに当てずに自らの身体に当てて‘仕事’をする・・・(>_<)
そのせいかどうかはわからないが、痛めていた太腿を悪化させ途中で退き、明日の出場は難しいらしい。
松井は貴重な決勝の打点は稼いだがそのまま終わると3タコになり、連続ヒットの記録も途切れる。
ここでしぶといのが今年の松井でタコ試合が極端に少ない。
漠然と4打席目はヒットを打ちそうな予感があったが、8回2アウトランナー1塁で打ってくれた。
2ストライクと追い込まれた中での3球目、快音を残し見事なラインドライブを描いて右中間へ。
ライトが追い付く間もない速い打球で、俊足デーモンが1塁から楽々とホームイン。
スタンディング・ダブルで打点1、これまた貴重なインシュアランス・ランを叩き出した。
松井はベース上でベンチ方向を見詰めながら口元を引き締め納得した様子で大きく頷いた。
‘ヒデキさん、かっこいい~’
新妻がこの試合を観ていたらそう思ったに違いないが、ファンとしても今日の活躍は溜飲が下がる。
絶対勝ち越したい場面での確実な1打点、そして長打を打たなければ点にならない場面での1打点。
状況に応じた味のある1打点*2だ・・・(^。^)
ところでジラルディは今日の試合を通じてMattyの評価を上げただろうか。
まさか自分の起用方法を自画自賛しているだけなんてことはないだろうな。
オマエは黙って毎日マツイの名前をオーダーの真ん中あたりに書いてればいいんだよ・・・<`ヘ´>
松井ファンのそんな声が聞こえてきそうだ・・・(^。^)
正直、私も同じ感じだが、ここで図に乗り過ぎると思わぬ‘逆襲’に合う可能性もあるので
ほどほどにしている。
2008年4月29日火曜日
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