2008年4月7日月曜日

松井秀喜2号2ランHRでチーム内‘三冠王’~5番昇格は怪我の功名ではなくヤンキース勝利への光明~

今シーズン最も心地よく試合後のニューヨーク、ニューヨーク♪が耳に響いた

TB相手に2試合‘実力負け’していたヤンキースが今日は2-0で勝利した。

チームの全得点(2得点だが)を叩き出したのは松井秀喜のバットだ。
第2号2ランHRが先制弾かつ決勝弾となった。

今日は ‘松井のアレ’がなければ勝てなかったということになる・・・(^。^)

他に2本のシングルも放って4打数3安打だった。

たった6試合を消化しただけだが、松井秀喜は現在ヤンキース打撃陣で‘三冠王’だ。

HRの2本は単独1位、RBIの4はエロと同点、打率0.350はカブレラに僅かに負けていると思ったが、
カブレラは規定打席に達してない。

この三冠王が昨日までの5試合は7番、8番の下位を打っていた、否、打たされていた。

松井がこの試合5番に‘昇格’したのは指揮官が2日間高熱にうなされた中で
‘正気’に戻ったからではない。

5番を打っていたジオンビが左の鼠蹊部に張りを感じて出場できないからだ。

そんな他律的な事情だったが、松井はその‘昇格初日’に見事に結果を出した。

これで好印象を与えたことは間違いないし、松井の5番定着の可能性が出てきたと
松井シンパの私は簡単に考えてしまうが指揮官ジラルディはどうか。

今日は‘怪我の功名’ぐらいにしか思っていないかもしれない。

冗談じゃない。
まだ3勝しかしていないがそのうちの2勝は松井が‘決めて’いることを承知しているのだろうか。

松井の‘昇格’はヤンキース勝利への‘光明’なのだ。

チームは慎重だがジオンビは自分では大丈夫と言っているらしいから、近いうちに復帰するだろう。

その時に松井を再び‘降格’させるのだろうか。

早々とカノーの6番固定を宣言して自ら選択肢を狭めてしまったのも失敗だろう。

そう言えば昨日の試合、松井の打席の時にYESのマイケル・ケイが面白い話をしていた。
記憶もヒアリングも不完全だがこんな感じだった。


マツイは日本球界では勿論だが、ずっと主軸を打ってきたバッターで、今季8番を打つことに関してジラルディが直接コミュニケーションを取るためにマツイに訊ねたそうだ。
するとマツイは‘別にどこでもノー・プロブレム’と答えた。
でもマツイは日本では‘star’であり‘God’だからやはりプライドを取り戻したいだろう。

第1号はぎりぎりだったために‘ゴ~ン’としか言えなかったマイケル・ケイも
今日は 文句なしの‘セイヤ!’だった。

打のヒーローは松井ひとりだが、王、チェンバレン、リヴェラの完封リレーも見事だった。
特にジョバは最近見慣れてしまってやや不感症になっていたが、
今日の彼は去年のジョバ・ブームの興奮を思い起こさせるものがあった。

YESのヒーロー・インタヴューは何故かポサーダで王とチェンバレンの出来について語っていた。
その映像の背後に、NHKのインタヴューを受ける松井の小さな後ろ姿があった。

大方の予想以上の好発進をしながらも、自ら‘崖っぷち’と言い切る意識があれば慢心することなく、
これからも良いパフォーマンスを見せてくれるだろう。

いやぁ、今日はマジで気分がいいぜ・・・(^。^)

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