Damon DH
Jeter SS
Abreu RF
Rodriguez 3B
Matsui LF
Giambi 1B
Posada C
Cano 2B
Cabrera CF
打順やポジションを無視すれば実によく見なれた9人だ。
しかし実はこの9人が揃い踏みをするのは、今日を含めてたったの3度しかない。
63試合中3試合ということになる。
A-Rodとポサーダの長期離脱を含めた怪我人の影響だが、やっと最強布陣が整った。
このオフェンスで負けたらしょうがないな・・・(^。^)
今日の先発ピッチャーはスターター2度目のチェンバレンだ。
球数制限75前後で臨んだ。
4.1/3をポサーダのパスボールと昨日から打ちまくっているギーエンの2ランHRで3失点。
マウンドを降りるジョバに観客は拍手を送っていたし、YESの解説のパーフェクト男デービッド・コーンも
今日のピッチングを評価していたが、私のような素人目には物足りなさがあった。
ジョバの後を受けて登板したのはDan Giese だ。
Gieseのカタカナ表記は色々あるが、私は自分の耳を信じてダン・ガイスとしておく。
彼は31歳、メジャー経験は2007年にSFで8試合にリリーフ登板しているだけだ。
ジョバ先発転向計画の中でその2番手を務めるロング・リリーバーとして昇格し、
前回は3.2/3を投げて1失点、負け投手になってしまった。
彼は所詮ジョバの‘付属品’扱い、100球投げられるようになったらお役御免になるのかな・・・(-_-;)
そう考えると、妙にこの男を応援したくなった。
この時点でヤンキースは2-3と1点リードされていた。
5回の裏の攻撃の先頭は昨日6-6だったデーモンだ。
今日はそれまでノー・ヒットだったが、ジョバが降りた直後いきなりレフト線にトリプルを放った。
ジョバの先発転向を疑問視しているデーモンの‘言行一致’だな・・・(^。^)
ここで同点に追いつき、6回にジオンビーのソロHRで勝ち越し、
その後もA-Rodの3塁暴走付2ランダブルで加点。
ジョバの後のピッチャーは無失点に抑えて6-3で順当勝ちした。
最近は‘不必要に’劇的な勝ち方しかしてなかったが、こういう安定感のある勝ち方こそが
長いシーズンを戦うには必要なことなのだ。
これで久々に貯金1、ガイスはメジャー初勝利を挙げた。
思いっきり表舞台を歩くジョバの陰で地味な1勝だが、勝ちが近づくとベンチで笑顔を見せ、
勝利が決まってみんなから祝福されている姿は美しかった。
それぞれの人生にそれぞれの一瞬がある・・・(^<^)
今日の最強メンバーが記入されたラインナップカードとリヴェラがクローズしたウイニングボールは
ガイスにとって一生の記念になったに違いない。
個人的にはロング・リリーバーとしてしばらくブルペンに置いていいと思うが・・・(^。^)
決勝HRを打ったジオンビーだが守備でもひとつ見せ場があった。
強烈なライナーを横っ飛びでナイス・キャッチ。
その後は、五輪出場を決めた直後の男子バレーの植田監督のように大の字に倒れた。
ナイス・キャッチと言えばKCのセンター、ガスライトだ。
ポサーダ、カノー、そして松井が彼の‘餌食’になった。
特に松井の打球をダイブして捕球したシーンは何度もVTRで流していた。
同時にガスライトがSTで1塁へ走る途中で野手と交錯し、野手を‘飛び越えて’行くシーンや、
地下駐車場で助走をつけて車を‘空中横断’するシーンが流された。
あの身体能力じゃ諦めるしかないな・・・(-_-;)
明日は4ゲームシリーズの最終戦、明日も順当に勝って
今季最多タイの貯金2(サビシイ)にしようではないか。
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