監督も唖然とした前夜の惨敗から一転、ヤンキースはパイレーツに10-0で大勝した。
素直に主役は‘5度目の正直’で先発初勝利を挙げたジョバ・チェンバレンだろう。
‘5度目の正直’と書いたが、そもそも今までの4回は厳格すぎる球数制限があった。
今日のジョバ・ルールは文字通り試合の上で‘Joba rules.’を実現することだけだ。
7イニングをきっちり投げ終えていれば美しかったが、
今は敵に回ったミンケイビッチの邪魔に合い、62/3で降板。
球数は114、被安打6も無失点の内容に文句をつける人はいないだろう。
デビュー以来常にスポットライトを浴び‘ジョバ・ルール’と称して色々な制限を受けてきた。
時には‘fist pump’(ガッツポーズ)までやり過ぎだと批判されてきた男が、
今日は純粋にマウンドの上で、自分の実力を遺憾なく発揮することに専念すればいいだけだった。
相手チームの実力がどの程度のものかは正直実感が湧かない部分はある。
‘海の物とも山の物とも知れず’かというと、そこはパイレーツだから‘海の物’だよね・・・(^。^)
ただ、今日の好投は次回以降に夢を持たせるものと考えていいだろう。
今日はピンチらしいピンチも無かったから‘fist pump’の必要もなかった。
今後、完投勝ち、完封勝ち、或いはノー・ヒッターの時は遠慮なくやればいいし、
大ピンチを切り抜けた時は好きにやればいい。
かもめはかもめ、ジョバはジョバなのだ・・・(^_^)
ただ1イニングを全力勝負するセットアッパーやクローザーと違い、
スターターはそこまでの場面は少ないかもしれない。
そう言えば、前回のジョバ登板時に、マイケル・ケイが
‘全米オープンのタイガー・ウッズのガッツポーズは称賛されるのに、
ジョバにはケチをつけるのはおかしくないか’
と疑問を投げかけた。
これには普段、超が付くほど素直で温厚なフラハティも
‘あっちは全米オープンのあのシーンだよ、比較にならない’と一蹴した。
ジョバがパーフェクトを達成したらあのタイガー並みのガッツポーズが見られるかも・・・(^。^)
2008年6月26日木曜日
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