2005年3月14日月曜日

ホワイトディと柚子胡椒

なりぽんは陳腐とか平凡を嫌うところがある。
だからホワイトディに定番のスゥイーツ系を贈るのはどうも気に入らなかった。
かすかになんらかの可能性だとか、思いを感じる相手には真剣に考えて贈った時代もあったが、
大半は、所謂義理チョコだ。

そこで一時期、使わせてもらったのが柚子胡椒。
甘いもので一杯の口の中に一撃を加えようという魂胆だった。

東の人間には馴染みの薄い柚子胡椒。
私が初めて柚子胡椒を口にしたのは、15年くらい前だ。
麻布十番にあった飲み屋で、砂肝焼きと一緒に皿に出てきた。
その後も、この店に行くと必ず注文したが、その合性の良さに虜になった。
デパ地下や高級スーパーを物色。
或るスーパーで遂に発見。
それ以来、すっかり我が家の‘常備薬味’となった。

ところで柚子胡椒ってのは何かというと、柚子の皮と青唐辛子をすり合わせた九州独特の薬味だ。
なぜ唐辛子なのに胡椒と呼ぶのかというと、九州では唐辛子のことを胡椒と呼ぶとの説明。

‘じゃあ、胡椒のことはなんて呼ぶんじゃ’と突っ込みたくなる。

胡椒と唐辛子が置いてあるとこで、‘そこのコショー取ってくれ’と言ったら、どうするのだろう。
まあ、いいや。

この柚子胡椒、地元九州ではなんにでも打ち込むらしい。
うどんだけではなくラーメンやパスタにも・・・。
えっ、山葵がわりに刺身にもかよ・・・(>_<)
ステーキには合うかもね。
餃子、おでん、味噌汁・・・・

私は無難に、砂肝やその他焼き鳥、鍋物の豆腐すべて、水炊き、鴨鍋ってとこかな。

青いのが一般的だが、赤い唐辛子をつかったのもあるとのこと。

当地にやってきた頃は、どこにも売ってなく、東京の友人を通して調達していた。
が、最近は幾つかのスーパーで売り始めた。
いよいよ全国区になりつつあるのだろう。

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