2005年3月2日水曜日




ことごとく、扉が閉まっていた
2月が
終わること自体が
ひとつの大きな扉を開ける

ノブの無い扉の前で
立ちすくみ
『力』というディメンションが
およそ無意味な2月が去って

春の光に浴していれば
全てが『可能』の二文字に
連なる
クリアーな3月が到来した

それが扉であるか否かさえも分らず
彷徨を続けた僕が
その僕がだ!

今や、はっきりと扉と分るその前に立つだけで
何の音もたてずに
僕を招き入れてくれるのだ

もう『努力』という二文字に
冷たい笑いを浮かべる

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