2005年5月3日火曜日

モデム過労死~恐怖症から依存症へ~

昨夜というか正確には、今日の午前1時ごろサーバーエラーになってネットが出来なくなった。
3台あるパソコンで試すも全滅。
で、超久しぶりにダイヤル・アップでフリープロバイダーを使ってみた。
懐かしいモデム音が響き、接続は成功した。

すると、犯人はナリポン本来の通信環境であるケーブルに違いない。
幸いにも昨年の4月から24時間電話サポート体制になっている。
早速電話すると、障害は起きてないし、他からの報告も無いという。
で、話している内に、結局モデムのステータスランプから判断して、
モデムそのものが逝ってしまったらしいとの結論。
確かに、これだけ常時接続されているモデムも中々ないかも知れない。
マスプロ製モデム、享年1歳9ヶ月、死因:過労。

「交換しに伺います」の声に「できるだけ早くお願いします。仕事上でも困るので・・・」
‘仕事上’は当然ながら大嘘(ワルイ奴)だが、相手になるべく速やかに来てもらうための方便。

で、ヤンキースの試合も朝からだし、そのまま寝れば済むはずなのに何となく落ち着かない。
ネットができない事でなんか苛立つのだ。
どうしても、緊急に必要なことなんて無いのにだ。
メールだって、送信者が‘北京餃子’なのを誰か個人の女の子と間違えてしまうほど(笑)
個人的なものは少なく、ショップや懸賞がらみ、その他メルマガなのにだ。

寝たきりではないが、基本的にはベッドの上で一日を過ごす事が日常化し数年に及ぶ。
その間にすっかり‘パソコン依存症’になってしまった。

長いディーラー人生の癖で、常に情報ベンダーが目の前にあることが沁みついていた。
月何十万もするベンダーの替わりに、インターネットのおかげでほぼ無料で情報が手に入る。
おまけにこうやって地方に身を置いていても、なんらハンディキャップにはならない。

加えて、今年から始めたこのブログが依存症の度合いを確実に‘深刻’なものにした。
アクセスの伸びや、新しい書き込みをチェックしたい誘惑に駆られる。
それが出来ないだけで何か‘一大事’なのだ。

半日遅れようが、一日遅れようが、なんらフェイタルではないことが、
致命的な事に感じてしまうのだ。

新しいモデムは朝の8時過ぎに届いた。
同じメーカーのひとつ新しい型番で見た目もクール、手際よく交換してくれた。

接続を確認し、速度チェックをする。
ベスト・エフォトで20Mだがあっさりと18M出た。

その瞬間、途轍もない安堵感が走った。
まるで、呼吸困難の中、酸素ボンベを与えられた感じ。

作業報告書にサインを求められた時、主客逆転して丁重にお礼を言う私に、
担当者は面食らった様子だった。

思えば、6、7年前は、寧ろパソコンがらみの作業はすべて会社の女の子に任せる
‘パソコン恐怖症’のオヤジだったのが、変われば変わるもんだ。

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