2005年5月23日月曜日

clutch hitter Hideki Matsui の醍醐味~シェイ・スタジアムで新型シェーを披露?~

波動アナリストのナリポン氏が5月15日付けレポートで指摘した、
‘宮里藍と松井秀喜の波動のシンクロ’が、サブウェイシリーズの第3戦で見事に立証され、
全米の関係者が驚嘆している。

一週間前にブッチギリで今季初Vを遂げた宮里藍だが、今度は最終ホールのバーディーで
プレイオフに持ち込み、その1ホール目を見事に制し、2週連続Vを達成した。

一方、松井秀喜は昨日まで7試合連続安打を記録し、一時0.235まで落ち込んだ打率も
0.265と3分も上昇、チームもラスト13試合を11勝2敗という驚異的な勝率で躍進している。

前出のナリポン氏がこう語る。

「今日のゲームは、ほぼ私の想定通りだった。相手のピッチャーはあのドン・ジマー爺を投げ飛ばした‘冷酷武道派’のペドロ、一方、ヤンキース側の先発メンバーは
シェフィールド、ジーター、ポサダが負傷欠場。謂わば、最終日トップに3打差で
スタートした藍ちゃんと同じだった。
実際、ファッキン・A-ロッドが今季7個目のタイムリーエラーをして結局2失点。
その後、3-1になり、重苦しい展開のままゲームが進んだが、私は確信していたね、松井が同点にしてくれることをね。

藍ちゃんが最終ホールでバーディーだったから、9回表に松井が打って同点、
プレイオフで優勝ってことは、延長にもつれ込んだところで再び松井のバッドで
勝ち越し。
まあ、それがベストナリオだったんだが、同点まではまさにビンゴ。
勝ち越しの一打は、バーニーだったが、実際はあの松井の激走とナイスな
スライディングで取ったような1点。
そういう意味では、私のシナリオはバッチリだった。
実は、お恥ずかしい話だが、第5打席の2アウト満塁では、冷静なアナリストとしての心を失い、グランドスラムを打つんじゃないかと、一瞬思っちゃいましたけどね、
ハッハッハ。」


試合後、興奮状態にあるニューヨークのヤンキースファンからは松井のクラッチ振りに賞賛の声が
止まなかった。

ある熱烈なファンは

「ヒデキはサイコだよ、ナンバーはマダマーダだが、クラッチシチュエーションでは、
ナニカヤッテクレル。それにクラベルト、エーロッドはノーユース。
もう試合がキマッテルトキニしかウタナイアルヨ。
一年分のエラーもシテイルシ。
ヒデキは、レフト、センター、ライト、ドコヤッテモジョーズアルヨ。」

と分析していた。

日本各地でも、宮里藍、松井秀喜の活躍に、多くのファンのみならず、
動物までもがスタンディングオベーションをしているのではないか
と思われる珍現象が起きている。

一時、千葉の動物園のレッサーパンダだけが、直立すると珍しがられていたが、ここにきて、
全国の多くのレッサーパンダが起立あるいは歩行することがわかった。
他に、ラッコが起立するとの情報もあり、動物学者がその関連について調査を開始した。


ところで、前出のナリポン氏は今後の見通しを次のように語っている。

「波動分析で、今後気をつけなくてはいけないことがふたつある。
ヤンキースは一時首位から9ゲーム差あったが、今は4.5差になった。
これってどこかと似てはいないか。
そうだ、日本のジャイアンツだ。
最高で10ゲーム差あったが、今は4.5まで縮んでいる。
ただ、この波動のシンクロはどちらが主体なのかははっきりしない。
どちらも、弱小チーム相手に勝ち星を重ねており、今後の展開が読みづらい。

もうひとつは、藍とさくらの関係が、松井とイチローに似ている点だ。
早々に初V決めたさくらが、その後上位に現れなくなってきている。
松井が絶不調のときも、得意の内野安打を確実に稼いでいたイチローが、
最近はマルチもなく、今日は5タコだった。
早計な結論は出せないが、この波動についても注視していかなければならない。」

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