2005年6月29日水曜日

ヤンキース敗れて、流石の松井もややキレた?~トレード要員の話も浮上?~

ジーターが言っていた。‘2連勝していても、強いヤンキースが戻ったとは思わない。’
当たり前だ。逆に、そんなコメントが出ることこそが信じられない。

最近のヤンキースは、ちょっとした‘幸運’で勝利し、‘実力’で負けているような気がする。

サヨナラ勝ちも、逆転勝ちも要らない。

普通に、先制して、中押しして、ダメ押しして、先発投手が7回まで限られた失点に留め、
セットアッパーが8回を凌ぎ、9回はストッパーが抑える。
そんな‘王道の勝利’が全然できていない。

日本のマスコミも、私の神経を逆なでする。

‘ゴジラが爆発、ホームランを含む3安打、サイクルヒットは惜しくも逃す’

興奮して、記事を読む連中は、或いはそういう浮かれた記事を平気で書く記者は
インタヴューを受けている松井の表情の‘機微’なんてまるで理解してないのだろう。

今日の松井は、明らかに不機嫌で、珍しく苛立ちさえ見せていた。

そりゃそうだろう、自分は4打数3安打打点2、勝利に貢献できることはやりつくした
自負があるに違いない。
それが、拙攻あり、拙守ありで追いつかれ、最後はサヨナラ負け。

今日の試合、スタンドにはあの鉄人リプケンの姿があった。
‘現役の鉄人’松井としても、自分の活躍を見てもらって誇らしく思ったに違いない。
ただ、そんな気分もチームの敗戦で吹っ飛んでしまっただろう。

一時は逆転して勝利をものしたかに思われた、ボストンが最後に再逆転され敗れた。
一瞬、ヨカッタと思ったが、だからこそ今日のヤンキースの負け方が惜しまれた。


松井のトレード話もマスコミを賑わし始めた。

低迷ヤンキースに“松井秀トレード要員”の声


 えっ!松井がトレード要員?現地28日付のニューヨーク・タイムズ紙が迷走するヤンキースに関し、仰天記事を掲載した。来季以降を見据え、今季限りでFAとなる松井秀喜外野手(30)をトレードで放出し、若返りを図るべきという意見が球団内に渦巻いているというもの。スタインブレナー・オーナーは27日に怒りの声明を発表しており、このまま低迷が続くようだと200億円軍団の“解体”という強行手段に踏み切るかもしれない。

 7月31日のトレード期限まで間もなく1カ月。この時期はさまざまな噂が飛び交うが、権威あるニューヨーク・タイムズ紙が仰天記事を掲載した。「松井、ポサダ、ゴードンをトレードで放出する選択肢もある。彼らを使えば、見返りに若くて才能がある選手を獲得できる」と伝えたのだ。(スポニチ)


The team could offer players like Jorge Posada, Hideki Matsui and Tom Gordon in potential trades.
Those players are still productive and could represent the Yankees' best chance to acquire young, impact players who could help the team in years to come. Matsui and Gordon can be free agents this winter.
(NY Times)


センターの補強が必要だとしているのに、7月末までに松井を放出するとは考えられない。
ただ、シーズン終了後は、F.A.の松井がトレード要員になる可能性は否定できない。

松井本人はヤンキースでの再契約を望んでいるが、もし出されるようなことがあったら
是非、ボストンにでも移って、

The Curse of Godzilla (ゴジラの呪い)伝説でも作りましょうか。

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