2005年12月22日木曜日

白夜のやうな人生

白夜のやうな人生


暗い
夕方の5時ともなれば
真っ暗だ

今日は夜が最も長い
闇の深い一日だ

摂理に従い
まるで何かの意図を持って
当然のように
昼と夜の配分を変える四つの季節

生きていると言う
激しい実感
生きて行かなければならないと言う
微かな焦燥
生きて行けるのかと言う
漠たる不安

だからと言って白夜のやうな人生が
果たして望むべく最善だろうか
陰画と陽画があってこそ
真に光沢に満ちた人生が…
可能になる

或いは
そう信じることによって
この暗い時を忍従しているのだ

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