2005年12月24日土曜日

クリスマスはその時々を投影する‘人生の縮図’~あぁ、50回目はノー・イベント~

今の若いジェネレーションーの人間には信じられないだろうが(ジジクサイ)、我々がガキの頃は、
1年中で、ケーキを食べられる機会というのは、誕生日とクリスマスしか無かった。

我が家は4人家族だったが、誕生日の並びが最悪だった。
11月30日から1月8日の間に全員の誕生日があったのだ。

従って、1年365日のうち、ケーキを食べられる期間がこの40日間に集中していた。

おまけに、両親の誕生日は12月の20日と26日だったのだ。

えっ、1週間に3回?と思いきや、おとなの論理はいつも‘狡猾’だ。

20日の分は‘もうすぐ、クリスマスでしょう’と言われ、
26日の分は‘クリスマスで食べたばかりでしょう’と言われる。

振替休日制度が無い頃、祝日が日曜日と重なると、思いっきり損した気分になったものだが、
この誕生日とクリスマスのケーキも同じように損した気分だった。

祝日はその年によって変わるが、誕生日は不変だから、毎年同じ不幸に襲われていた。

それでも小学校の頃は、一時期、誕生会が流行り、おかげで夏にもケーキを食べられた時は、
感激したものだ。

段々と自我に目覚めると、食い気より関心の対象は異性に向けられるが、
カードやチープなプレゼントを交換する程度で、クリスマスは引き続き家族と過ごしていた。
メイン・ディッシュは鶏のモモだった。

それが、高校卒業後、上京して一人暮らしをすると、状況は一変する。

野郎同士で鍋パーティなんてのもあったが、そのうち誰か女性と過ごすようになっていた。
積極的にホワイト・クリスマスを求めて、スキー場へ行く事も何度かあった。

結婚して、直後にシンガポールに転勤になり、妻が3ヶ月遅れでやってきたのが、
ちょうどクリスマス・イブだった。

確か、今思えば余りにも臭すぎて、ここに披露する勇気も無い言葉を吐いた筈だ・・・(-_-;)

海外で味わうクリスマス、街のイルミネーションは華やかで心が躍ったが、
何しろ常夏の国、気温30度の暑さとクリスマスを結びつけるのには違和感があった。

30代の一時期は‘第二の青春時代’を満喫していた。

有名レストランの予約に奔走し、2日間で、昼、夜あわせて3回のメシを
違う相手と喰ったりした過激な年もあった。

日本のディーラーはクリスマス期間は海外市場が休場だから、ヒマなのだ。

その後、ガキが生まれ、ちっちゃなツリーも飾ったりしたが、
それも彼がサンタがいると信じていた頃の話だ。

私の心臓が冒されてからは、それなりに食材には投資をするが、ずっと家メシだ。

そして、今日・・・50回目のクリスマス・イブ

先ず、朝一番でぶっ飛んだ。
辛坊がやってるウェーク・アップが年末大激論というのをやっていたので見た。

私が無能と決め付けている岩田のほかに、コメンテイターてんこ盛り状態だった。

朝っぱら、ここまで不機嫌になれるのかという、禿げの三宅に驚いていたら、
今日、初めて知った‘化け物’を見て頭が割れそうになった。

川条志嘉という女で先の衆議院選挙で初当選した。

全身が選挙カーの拡声器みたいな感じで、声がでかいだけで、論理も何もありゃしない。
三宅に‘あんた、馬鹿か?’と言われていたが、馬鹿というより、
精神的に病んでいる感じだった。

‘精神科医の香山エリも同席していたけど、一度診てもらったら・・・’

どうせ、タイゾーのように比例区だろうと思ったら、なんと大阪2区じゃないか。

2,3分話しただけで、十二分に‘カミングアウト’していると感じたのだが、
私の感覚がずれているのだろうか。

彼女のような人間を選んだ選挙民が正直理解できない。

それにしても、この前の証人喚問での渡辺‘無能’といい、今日の川条志嘉といい、
なんであんな奴等が議員をやってられるのだろうか。

‘イブの朝一番で、トナカイならぬとんでもない志嘉(シカ)を目にしてしまったな(笑)’

今夜のメニューは?と聞いたら、なんと塾があるので(6~9時)、
食事は3人バラバラになるとのこと。
(冬場は妻が車で送迎するので、彼女は酒を飲むためには塾終了後に食べる。)

だから、クリスマスメニューは明日だそうだ。

いま、こうして過去50回のクリスマスを振り返ってみると、素直にその時、その時の人生が、
縮図のように投影されているような気がする。

病気になってノー・イベントな毎日を送っている私のクリスマスに、
何も劇的なことは起こらないのは当然だ。

いやぁ、待てよ。
今年の生活で大きく変わったとすれば、このブログの存在だ。

そうそう、読者のみなさんメリークリスマスbuta-kun-santa

特に、今日の記事を読んでくれた人にはプレゼントだ、ほれっ!santa-01

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