2005年10月5日水曜日

ヤンキース先勝、やっぱり野球は‘1回’ツーアウトからだな~ムース好投、カノーは持ち味W爆発~

ヤンキースは地区シリーズの初戦をLAA相手に戦った。
相手ピッチャーは体型をみれば、名前が判ると言われているコロンだ・・・(>_<)
21勝をあげ、サイ・ヤング賞の有力候補だ。

見どころは1回表ヤンキースの攻撃にやってくる。
5球で、ジーター、エー・ロッドが倒れた後、ジオンビがシングルで出塁。
続くシェフも強振して逆方向へのシングル。
1塁ランナーのジオンビは3塁を狙えず、1,2塁。

‘いきなり松井が男になるチャンスだな’

2ストライクと追い込まれるが、ファウルで粘り、2-2からライト前に鋭い当たりを放った。

‘あちゃ~、ジオンビじゃ無理だな’

まあ、当たりが強かったしライトのゲレーロの強肩を考えれば、止むを得ない。

‘2アウトからの3連打で零点か、イヤだな’

そんな予想を見事に‘裏切って’くれたのは6番のカノーだ。
ポサーダの対コロンの成績が冴えないために(19-3)、トーリが決めた打順だ。

カノーの当たりはレフトの頭上を際どく越えるダブルだ。
1塁から激走した松井もホームインして、いきなりの3点先制だ。

‘カノー君、いきなりやってくれたなヽ(^o^)丿’

放送でも注意深く観てないとわからないし、実況も解説も触れてなかったが、
実は松井はホームプレートを踏み損なっていた。

シェフに指摘されて踏みなおしに行き、それを見て球審がセーフのコール。
ベンチに戻った松井が笑っていたのは、その苦笑いだったのだ。

‘ソーシア野球にしてはそれに気付かなかった守備も、らしくないな’

まあ、それだけ2アウト後の4連打3失点でショックを受けていたのであろう。

ヤンキースの先発はムースだ。
他の人のブログや書き込みを読んでいても、ムースの先発を案じている人が多かった。
肘の炎症で3週間休んだ後、最初の登板は6回自責点ゼロの好投、
しかしその5日後には2インニング持たず5失点の大炎上。

‘あの炎上ぶりは強烈だったからな’

実は、この試合に先立って行われた‘靴下対決’で、後半不調のBOSのクレメントが
大炎上していたのも、何となくムースに被らせていた。

ところが今日のムースは立ち上がりから実に良かった。

ビジターチームの投手は、投げる前に味方が得点をしてくれると、
気持ちを楽にマウンドに上がる事が出来る。

ヤンキースは2回にも2アウトからジオンビのダブルで1点加える。

ムースは連打で一度ピンチを作るが、グラウンドルールにも助けられ無失点。
5回には松井の気合のスライディング・キャッチもあり、結局5・2/3を無失点に抑えた。

‘さすが、19Mドル男、決めるところは決めるな’

ライターが抑えた後、4点差に甘えてスターツを起用するが当然のようにHRを打たれる。

‘いまや左のエンブリー、右のスターツだな’

ゴードンは4アウトを奪い9回はリヴェラ。
カノーの持ち味の拙い守備が連続で出て1点を失う。

実質的には‘5つのアウト’を取って試合終了。
終了の瞬間リヴェラが吠えまくっていたが、あれはカノーへの不満も含まれていた?

とにかく、ヤンキースは敵地で初戦を制した。
1番のフィギンズを含め1~3番を12-1に抑えたのが勝因だろう。
初戦を取ったのは大きいが、2002年もエンジェルズ相手に先勝しながら(ホームスタート)
その後3連敗でやられている。

逆に2003年、2004年は初戦を落としながらその後3連勝して勝ち上がっている。

‘要するに決まるまでは何も安心できないってことだね・・・(-_-;)’

CWS-BOSは白が赤のお株を奪うロングボールで大勝した。
松井とヤンキースに同時入団したコントレラスが力を見せていた。

‘あいつ、精神的にも成長したな’

スタンドには彼とそっくりの(^_^.)をした、ファミリーの姿があり、
その中でのスタンディング・オーベイション、なかなかいい光景だった。

‘それにしても、元ヤンキースのピッチャーは他で活躍するなぁ’

ナリポンは昨日書いたマニフェスト通りに、今日の夕食もカッペリーニ。
今日は、明太子であえてきざみ海苔で頂いた。

‘これって極細だから茹で時間が2分もない。今日の1,2回の攻撃と同じだな’

しかし、このカッペリーニ作戦も安心はできない。

ソーシア野球の事だから、明日の先発、台湾出身の王建民を喰ってしまおうと、
選手達に‘焼きビーフン’を強制的に食べさせることぐらい平気でしかねない・・・(>_<)

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