昨日の記事を書いた後、私は久しぶりにブログ検索をしてみた。
ヤンキースのシーズンが終ったという事で、平日にも拘らず、かなりの人達が取り上げていた。
シリーズ後半での松井に不甲斐無さを感じている人、
一年の労をねぎらい来年に期待する人、
一部のマスコミの松井バッシングに心を痛めている人、
来シーズンどこのユニフォームを着るのか案じている人
様々な人達が思いを語っていた。
そして、およそ半分の人達が、まだ生き残っている井口と田口に期待していた。
‘みんな器用だな、俺にはできない’
そうは言いながらも、私も今日のCWS-LAAを観戦した。
両チームの選手も知っているし、特にコントレラスはヤンキース時代から知っているし、
井口もいるし、試合展開も1点差の接戦だったし・・・。
‘でも、まったく燃えない、つまんない’
やはり昨日の‘終戦’のショックが尾を引いているというか、完全に‘服喪モード’なのだ。
去年、BOSにやられた後もショックだったが、それでも潔くWSは観ていた。
スポーツ観戦が好きなのは、ガチンコ度と潔さに感動するからだ。
試合(競技)中はガチンコで、終了後にはノーサイド、互いの健闘を称え、敗者は勝者を祝福する。
観戦する者も同じだ。
しかし、今日のナリポンはそんな潔さの対極に居た。
このステージで熱い戦いをしていて欲しいチームがステージにいない。
最も観たい選手がフィールドにいない。
‘今シーズンは、深く関わりすぎた分、反動も凄まじい。
酒が好きで、その酒を最愛の女と飲むのが至福の時と感じている男が、
しばらくの間その最愛の女とは逢えなくなった。
代わりに、それなりの女が隣にいるのだが、それが逆に鬱陶しくさえ感じてしまう。
男は別に酒が嫌いになった訳ではない。
私も、午前中メジャーを観戦していた時は、色々な感情が交錯したが、
パリーグのプレイオフは、一野球ファンとして楽しく観戦した。
ところで、ヤンキースの一行が、ニューヨークに戻る‘悲しみのジェット・プレーン’だが、
よせばいいのに、機体に異常が発生して途中でヒューストンに寄り、なんと6時間遅れで到着。
待ち構えていたプレスに応じたのは、多分引退を決めたライターだけだったそうだ。
今、松井は190日間の疲れがドッと出て深い眠りにでもついているのだろうか。
私の勘では、松井は恐らく、残されたゲームを自分で観ることはないと思う。
‘観るもんじゃない、観られるもんだ’
2005年10月12日水曜日
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