2005年10月24日月曜日

WSは観ないのか観たくないのか~さすがのグッド・ガイ松井もスネオに?~

私が以前記事で予想したように、やはり松井はもう野球を観ていなかった。

Wシリーズ見ない…ゴジラ“オータムインNY”を満喫

ヤンキース・松井秀喜外野手(31)がワールドシリーズをテレビ観戦しないことを明らかにした。
「おそらく見ないでしょうね。関心がないわけではないのですが…。この時期の
ニューヨークは1年でも最高の季節。“オータム イン ニューヨーク”を楽しみますよ」。
シーズン中は行けなかった評判のレストラン巡りや、クラシックのコンサート鑑賞、
NFLやNHL観戦などを計画。気持ちを新たにして来季に臨むため、ゴジラが心の
リフレッシュをはかる。(サンスポ)


さすがのグッド・ガイ松井もチョッとスネオになってしまったのだろうか。
まるで、会社で一番の美人で狙っていた女性を、他の奴にさらわれてしまった時のような
気分なのだろうか。
そのカップルが結ばれるのを素直に喜ぶ心の余裕などないのだろうか。

或いは、今年の終戦の迎え方は、まさに‘当事者’になってしまった本人としても、
相当応えたのだろうか。

MLBの頂上決戦なのに、私自身も燃えない。
ヤンキース戦ならば夜中の2時だろうと、朝の5時だろうと、
試合が始まると眠さを感じることも無いのに、今日のWSは睡眠十分だったのに、
途中でうつらうつらしてしまった。

どっちが勝っても構わない試合なんて観ていても面白くない。
緊張感が無いから、睡魔にも容易に屈する。

またまたCWS寄りの誤審があった後のグランドスラムにも白けてしまった。

松井のいない、ヤンキースのいないメジャーを観て淋しくなるくらいなら、
完全にニュートラルで観られる、日本のプロ野球の方がまだ面白い。

実際、パ・リーグのプレイオフ、ソフトバンクvsロッテは楽しめた。
日本シリーズは、今までの2試合は一方的過ぎるが、甲子園でどう阪神が巻き返すか・・・。

それにしても、常に前向きで、過去の結果には従順な松井でもこんな感情に襲われるのだろうか。

松井がどんなに自分が不調でも、どんなにチームがアグリーな負け方をしても、
きちんと取材に応じ、謙虚な反省の中、前向きな姿勢を崩さない。

でも、あれは、戦うべき試合が次に控えているからだ。

野球で味わった悔しさや不満は、野球を通して埋めるしかない。
そして、そういうチャンスが、シーズン中には殆どの場合翌日にはやってくる。

我々ファンの心境も同じだ。
惨敗だろうが、信じられない逆転負けだろうが、敗戦の後の傷心を癒すのは、
次の勝ちゲームしかない。

松井にとっても、ファンにとっても‘次の試合’がほぼ半年間無い。
その半年が途轍もなく長く感じる。

しかし、ことしの松井は例年以上に疲弊している。
我々ファンも最後の1ヶ月はくたくただった。

松井もここはひとつ近視眼的にならず、実りある来年のために心身ともに
十分休ませて、秋のニューヨークを堪能して貰いたい。

結婚候補になるような彼女も欲しいところだが、
売名目的の変な女には気をつけてね・・・(-_-;)

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