今日は、2日前にやった‘一応念のため’の胸部CT検査の結果が出る日だった。
別に昨夜心配で寝られないとかという事は無かったが、
病院でMDプレイヤーでジャニス・イアンを聴きながら、自分の順番を待っている時には、
段々と緊張していった。
ついに自分の名前が呼ばれ、いつもの11番の部屋へ。
病院によくある、私には小さすぎる丸い回転椅子に座るや否や、医者が
‘胸は全然問題ありませんでした’
かつて父親の担当医から散々説明を受けたCTの写真ではなく、
今は医者がマウスをクリックすると私の上半身の断面が画像としてPC上に次々と映し出される。
見て変な感じに見えたのは、心臓の冠動脈に埋め込んであるステントという金属片だった。
‘全然問題無しですか~、あの黒い影はなんだったのでしょうかね’
‘さあ、撮るときの体の姿勢かな、何れにしてもCTでこれだったら全く問題無しです’
自分が検査を受けた時、つまりはブログで記事にした時のイメージでは
‘軽くヤヴァイ’程度かなと思っていた。
それが‘全然問題なし’と言われると、逆に立場が無い感じだ。
コメントを書いて明らかに心配してくれた3人の人達、
他にも記事を読んで一瞬でも気にかけてくれた方々がいたとしたら心からお礼を言いたい。
10数年以内に私が逝くと、巨額の生命保険金を手中にすることが出来る妻には
‘残念ながら、なんともなかったよ’
以前は‘なに言ってるの’とか言っていたのに、
最近はマジで残念そうな表情をするのが気になる・・・(-_-;)
やや拍子抜けした感じだったが、病院から家に戻ると
あっという間に眠りに落ちて2時間程寝てしまった。
なんだかんだ言っても安堵したのだろうか。
財布を無くさなければ、見つけても嬉しくもなんともない。
そこに財布があることに何の感激もない。
今回の私も、レントゲンで怪しい部分が見つからなければ、
CTもやらなかったし、その結果に喜ぶこともなかった。
‘まあ、そうやって一見フラットなコースも山あり谷ありにするのが人生なんだよね’
(ナニマトメニハイッテイルノ)
ところで、今日の晩飯だが・・・
鯛をヴェトナムの塩だけでスティームする一品があったが、
妻が買い物に行ったのは、結果を知る前だぞ。
もし、検査結果がバッドニューズだったらどうしていたんだろう。
‘えっ、それはそれでめでタイ?’
う~む、やっぱり鬼嫁が狙っているのは・・・(―_―)!!
2005年10月27日木曜日
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